◆ケミセットでラグの買い付け
温泉を出て、ホカホカの四人。
とりあえず坂の上のレストラン・カフェに戻りミントティを頂く。
目の前に座っている夫とバブーシュ屋さんの顔がツルツルなのが可笑しい。
「何だろう。なんだかものすごく疲れた気がする。」
と夫。
・・・・温泉は入ったから当たり前じゃない(笑)と思いつつも、日本で温泉に入ったときもそうだったでしょ?と説明すると驚いている。
熱いお湯に入る習慣が無いので意外だったらしい。
これからマラケシュまで500キロくらい運転するのに大丈夫かな。
フェズの近くでバブーシュ屋さんとは別れて、私達は高速に乗ってケミセットを目指す。
ケミセットはラバトとメクネスの間にあるベルベルの町。
観光的には見るべきものは無いが、この周辺は昔からベルベルの村が多く、Zemmourラグ&カーペットの本拠地として有名。
ケミセットと言う町の名前はアラビア語の「ハミース」(木曜日)と言う言葉から来ており、毎週木曜日に大きな市が開かれる。
この市では生活必需品、食べ物のほか、ラグも商われる。
近辺から集まったラグ&カーペットを目当てに外国人のバイヤーも来る大掛かりな市で、非常に面白い。
ただ、ラグ自体は市の日ではなくても卸問屋が集まっている建物があるのでそこに行けば購入可能。
毎年取引している問屋さんへ。
まず、お茶が振舞われる。
ミントとシバのどちらが良い?
ときかれたので、シバをリクエスト。
シバはかなり薬草臭いけれど慣れると癖になる味。
この建物には余り電灯が無いので、明るいうちに選ばなくてはならない。
早速色々広げてもらう。
この間来たときは余りいいものが無くてがっかりだったけれど、今回は古くて魅力的なものがたくさんある。
どんどん選んで50枚位を広いところで見せてもらう。
個性的で面白いけれど色使いが激しすぎるもの、修復不可能な傷みがあるものなどを避けていき、残ったのは30枚位を購入。
もちろん車には乗り切らないので、送ってもらう約束をし、現金で支払い。(こう言うところでは小切手は通用しない。)
今回購入したような、村からそのまま出てきた様なラグ&カーペットは、マラケシュに持ち帰り、ラグ専門の修復職人さんに見てもらい、修復し、クリーニングしてもらわなくてはならない。
職人さんから帰ってこないと、どのような状態になるかは分からない。
修復で失敗するかもしれないし、洗って綺麗にしすぎて味がなくなってしまうものもある。
その後撮影をして、計測してアップ。
古いものばかり一気に出してもなんなので、少しずつゆっくり直してもらって、少しずつアップしていこうと思う。
今日のケミセットもこの間のアズルーも、今回の仕入れは非常に収穫が大きかった。
ケミセットを出たのは6時過ぎ。
真っ暗な道を走る。
ラバト→カサブランカ→マラケシュ。
カサブランカからマラケシュに行く途中、SETTATと言う町までは高速が通っているけれど、その後は一般道。
片側一車線しかない道で、民営バスが危険な抜かし合いをしている。
ぜんぜんスピードの出ないバスなのに対向車線にはみ出して追い抜き、こちらの車線に戻った瞬間に対向車が来たりしてひやひやする。
一台は古い車で無理のある走り方をしているので傾いている。
端から見ているとものすごく危なっかしく見えるけれど、運転している人、乗っている人々には分からないのだろうか。
凄い勢いで飛ばしていくのであっという間に見えなくなった。
深夜マラケシュ到着。
今日の買い付け、デジカメのバッテリーが切れてしまったので、写真はありません。
NICON D70 付属バッテリー。高画質Lサイズの写真を500枚くらい撮影。丸5日持ちました。
昔のデジカメと異なりかなり持ちます。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/143894/7070332
この記事へのトラックバック一覧です: ◆ケミセットでラグの買い付け:
コメント