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2008年2月29日 (金)

建設中のマンション

建築中のマンション

壁は素焼きの軽量レンガです。
ちょっとぶつけただけでパリンと割れます。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年2月27日 (水)

お手伝い



お手伝い大好き。
一歳六ヶ月の娘は、周りの大人がすることの一つ一つを真似したがります。
今日はエプロンを巻いてお手伝い。



ほら、様になっているでしょう。



「あ!」
と言う驚いた顔をすることも大好き。
随分表情が豊かになりました。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年2月26日 (火)

カフェでランチ



カフェでランチ。(カフェ・フラム)

今日は夫がラバトに出張で留守だったので、ディアモロッコのスタッフとカフェでランチをしました。
このカフェ、新しいマンションの近所のお洒落カフェなのですが、ご飯がおいしいのです。
最近のマラケシュのカフェでは、どこでも軽い食事がとれますが、値段の割りにお味が・・・というところが多く、家で作ったほうがよっぽど美味しく、雰囲気を楽しむために行くということが多いのですが、ここはちゃんと美味しいのです。
パスタはちゃんとアルデンテだし、サーモンのリゾットはお家では作れない味です。

お値段もそれなりで、パスタ&リゾット類は70DH前後。サラダが50DH前後。デザートが50~70DH前後。




食後、「カプチーノ」をお願いしたら、物凄いドリンクが出てきました。かなり濃いコーヒーの上に生クリームがてんこ盛り。
日本でもモロッコでも・・・「カプチーノ」と言う名前で出てくるドリンクは千差万別で面白いですね。

*お洒落カフェ:一昔前までモロッコにはおじさんカフェしかありませんでした。おじさんカフェとは、コーヒー一杯50~70円くらいで、飾り気が無く、お客は男性ばかり。
女性はちょっと入りにくいようなカフェのこと。対する「お洒落カフェ」は、コーヒー一杯200円~500円くらいで、割と座り心地の良い椅子があり、インテリアも女性的、モロッコ人女性のグループや外国人もちらほら居るようなカフェのことです。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年2月23日 (土)

ザラ

ZARA

先日、マラケシュにザラがオープンしました。
随分前から大きな看板を出して工事中だったのが突然オープンしたので、居候のラミアと娘を連れて日曜日の夕方見に行ってきました。
中に入ると、バーゲンの初日かと思うくらいの物凄い人。
結構規模が大きく、一階、二階はレディース、三階はメンズ&キッズ。
お隣にはザラホームと言うインテリア雑貨店。
日本では特に興味が無いブランドですが、ここはマラケシュ。
普通のブランドが普通にあると言うことがとてもありがたいのです。
例えばシンプルなカットソーとか、シンプルなカトラリーとか、子供用の下着セットとか。

レディースのフロアは物凄い人だったので、洋服は買いませんでしたが、娘用の花柄のワンピースやバーバパパのプラスチックのお皿、エプロン、カップなどを買いました。
買い物を終えて外に出ると、ばったりディアモロッコの日本人スタッフたちと会いました。
彼女たちもオープンの噂を聞きつけてチェックしに来たそう。
まったく、マラケシュ中の外国人が集まっているのではないかと言う賑わいでした。

気になるお値段は、ヨーロッパのユーロ価格をそのままモロッコのディラハムに換算しただけ。
娘用ワンピースが250dh、カットソーが50dh、エプロンが70dhとかそんな感じでした。
女性用の洋服は、安いものは100dh、200dh程度でしたが、ちょっとよさそうなワンピースなど1000dh以上して、モロッコの物価を考えると結構良いお値段でした。
お店の人は結構綺麗な人が揃っていました。

最近のマラケシュでは、新しいお店が続々とオープンしていますが、皆オープン時は品揃えが豊富でも、あっという間に売切れてしまったりするので、皆大量買いしていました。

一昔前と比べると、マラケシュにも随分お店が増えました。
モロッコの物価と言うと、日本よりずっと安いと言うイメージがあると思いますが、最近続々とオープンしている新しいショップは、価格帯としてはザラ、ギャップ、イケアと同レベル。
モロッコは関税が高いので、日本よりもずっと高い場合もあります。
昔はお店も商品も無かったので、生活に掛かる費用は日本の1/5~1/10と言う感じでしたが、最近はお店も商品も揃って来ました。
無ければ無いで済ませられるものですが、日本やヨーロッパと同じ水準のものが目の前にあるとやはり欲しくなってしまいます。
困ったものですね。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年2月22日 (金)

24歳

24歳

我が家には今、二人の24歳の女の子が居る。
一人はお手伝いさんのサイーダ。
もう一人は居候中の夫の親友の娘ちゃん。
モロッコでは、お客さんが突然やってきて、しばらく滞在していくと言うことは珍しくないけれど、うちの場合、主婦の私が外国人だし、突然食事にやってくるお客さんは居ても、泊りがけで突然やって来る人と言うのは非常に少ない。

二週間前の日曜日の朝に突然やってきた彼女。
家族ぐるみの付き合いがあり、弟がうちの会社で働いている。
弟は、他の男性スタッフと共同生活しているので、彼女が泊まるのはもちろん我が家。

モロッコの女の子は、一人で出かけたりしないし、弟は仕事をしているので、滞在中は私がそれなりに遊んであげなくてはならない。
買い物に連れて行ったり、ハンマムに連れて行ったり、フナ広場にお茶を飲みに行ったり、色々。
基本的にこういうお客さんは、ホストに全て接待してもらうつもりでやってくる。
なんとなくマラケシュにはフナ広場があって、何とかと言う店があって・・・と言う情報は持っているけれど、ガイドブックも持っていないし、どこに行きたいという希望を言うことも少ない。
毎日どこに行くか、何を食べるか、全てホスト側が企画してあげなくてはならない。
もちろん出費も100%ホストもちが当たり前。

モロッコでは、家庭は女性の領域、男性は食事の時間以外は出かけていることが多いので、男性のお客さんの場合は、殆ど家に居ない。
その一方で、女性のお客さんの場合は、男性である私の夫と二人で出かけるわけにも行かないので、私と一日中過ごすことになる。

普通お客さんは滞在期間を決めずにやってくる。
いつまで居るの?と言う質問はご法度。
「いつまで居るの?」=「早く帰って欲しい」と言う意味に取られてしまうからだ。

それから田舎のモロッコ人には「女が仕事を持っている」ことに対する理解が無い。
私は家で仕事をしていることが多いので、何で昼間家事をせずにずっと座ってパソコンに向かっているのかとか、一々説明しなくてはならなかったりする。


という訳で、来てくれて嬉しいけれど、最近仕事忙しいし、泊りがけのお客さんは困ったなあ・・・
などと内心思いながらの共同生活が始まった。

一緒に暮らしてみるとなんだか楽しい。

「え~料理は苦手なの!」と言う彼女と一緒に料理を作ったり、出来たばかりのザラに出かけて品定めをしたり。
キッチンで同じ年のサイーダとおしゃべりをしている様子もなんだか楽しそう。
何でもない事で彼女たちが笑うと、訳も無く娘もアハハハと笑う。

普段、マラケシュで付き合っている友達は、落ち着いた30過ぎのママが多く、食事をしたりお茶をしたりするときの話題は夫の事と子供の話が殆ど。
20代の彼女の話題は、求婚者(と言う古い言い方がぴったりな相手)との話を進めるかどうか、と「スターアカデミー」と言う大好きなテレビ番組のこと。
大学卒業した手の頃なんてそんな感じだったよなあ・・・
となんだか懐かしい。

娘のことが大好きで、夜は一緒に寝てくれるので私は久しぶりに熟睡出来る。
先日など、2年振りに夜遊びしてしまった。

たぶん後一週間くらいで帰ってしまうので、時間が許す限り色々なところに連れて行ってあげたいなあと思う。
また夏にでも遊びに来て欲しいけれど、このまま婚約したり結婚したりしたら、今の自由は無くなるだろう。
私にとっては突然やってきた居候だけれど、結婚前の彼女にとっては貴重な春休みなのかもしれない。

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2008年2月18日 (月)

ウーリカ日帰り旅行



夫の友人の娘さんが現在我が家に居候中なので、一緒にウーリカに行ってきました。
平日は仕事で忙しいので遠出は出来ません。
せっかくの日曜日、朝起きるとあいにくのお天気。珍しくまとまった雨が降ったらしく、お空はグレー、道は濡れています。
ウーリカは渓谷。
大雨が降ると増水して危ないこともあります。
昼近くなり晴れてきたので、様子を見ながら出かけることにしました。



もう、何年も前からウーリカに来るとお世話になっているカフェレストランへ。
カフェと言っても、良く手入れされたベルベル風の庭にプラスチックやアイアンのテーブルと椅子があるだけ、
メニューは、お野菜のタジン(一種類)、サラダ、パン、ミントティのみと言う超シンプルカフェなのですが、カフェのおじいちゃんが素敵で、新しいマンションや車で一杯のマラケシュ暮らしに疲れると行きたくなる場所です。





毎年この時期になると楽しみなのが、お庭のカラー。
一番好きなお花です。



しっとりとしたウーリカの気候に良く合うのか、生き生きと育っています。
こういう花を見ると、植木鉢もよいけれど、やっぱり緑一杯の中で直植えされている花は素敵だなあと思います。





今日のランチ。
別にどうって言うことの無いジャガイモとにんじんとトマトとお肉のタジンなのですが、ここで頂くととてもおいしいのです。


娘も気持ちいいらしく、あちらこちら走り回っています。








マラケシュに帰ってくる道中、葱を山ほど積んだトラックのおじさんに一束分けてもらいました。
一束と言っても卸売り用の一束なので巨大です。
でも、こんなに(推定20キロくらい?)買って20dh(300円)。
採り立て泥付きで、ピリッとした匂いがします。



四分の一くらい自宅用に残して、あとはお手伝いさんの家やスタッフに上げました。
当分、葱一杯のハリラや葱とお肉の入ったパンなどが楽しめそうです。

ディアモロッコ/宮本 薫

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2008年2月14日 (木)

引越ししました



色々見た結果、決めたのがこのマンションです。
ギリーズの外れにある190平米。
ここまで広くなくても良かったのですが、大きなバルコニーが三つあること、大きなキッチンがあること、内装の色合いが上品なこと、閑静で治安が良い地域であることなどから決めました。今までの住まいは暗く、明るくて気持ちが良いところを求めていたので、希望にぴったりな物件でした。



引越しは毎週末に少しずつ、3週間かけて少しずつ運びました。
最初は普段の生活であまり使っていないもの。
残りほぼ全部。
三回目は壁に備え付けのテレビやアンテナなど業者の作業が必要なもの。

思ったよりも荷物が一杯で山のようなダンボールでしたが、普段は事務所で働いているお手伝いさんや、男のスタッフに手伝いに来てもらったので、あっという間に片付きました。





一番奥のサロンにサロンモロカンを並べます。
このコーナーは純モロッコ風に。モロッコ風のカーペット、モロッコ風のカーテンを入れる予定です。



玄関脇のコーナー。
モロッコ風でかわいいです。
早速アイリスを買ってきて活けました。



手前のサロンには巨大な窓があるので、家の外と中が繋がりあったような気持ち良い空間を作りたいと思います。
バルコニーには低めのアイアンチェア&モザイクテーブルを置きました。



左手奥に置いているのはアイアンのシシカバブ焼き台。
良く屋台などで使われているものです。
何年か前にメディナを歩いていたら、かんかんトントン作っているおじさんが居て、譲ってもらいました。
お天気が良い日に、フィレ肉をスパイスで漬け込んだものやお野菜を焼いて食べます。



大体片付いたので、週末にピピニエに行ってきました。
マラケシュ郊外にある農家のお花屋さんです。
まだ、ちょっとじきが早いのか草花はパンジー、ペチュニア位しか出ていませんでした。
素敵な枝振りのオリーブがあったので買って帰りました。
高さ3メートルほどあるオリーブ。日本なら何万円もしそうですが、ここではたったの1,000円です。



モロッコで暮らし始めた頃に買ったアイアンの棚。
前の家ではまったく目立たない場所にあり、タオル置き場になっていました。
今度の家では、グリーンを沢山置いているコーナーに置いて見ました。
とても似合っています。
家具やインテリア小物と言うのは、置くべきところに置いてあげるととても素敵になりますが、
きちんと扱ってやらないとまったく魅力が引き出されないものだなあ・・・と思います。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年2月12日 (火)

引越ししました~物件2

物件2:

マラケシュプラザと言うショッピングセンターの上にあるマンションです。
今、マラケシュで一番有名なマンションと言えばここで、分かりやすい高級物件です。
が、投機目的で購入した人が多かったようで、結構賃貸に出ていました。

モロッコでもここまで綺麗な仕上げが出来るのか・・・と感心させられるような仕上げや、一階にカフェやレストランが並び、向かいに大きな公園があると言う立地は魅力的でしたが、
外国人仕様の間取り(オープンキッチン、小さめのサロンなど)が使いにくいこと、あまりにも目立つ商業施設に暮らすことへの懸念があり取りやめました。



玄関を入ると、正面にキッチン、左手に寝室が二つ、右手にサロンがあります。
オープンキッチンの窓には、控えめながらモロッコらしい模様が施されています。
エントランスからサロンへの入り口もモロッコ的な形のアーチ。




写真には入っていませんが、右手に窓があり、手前はサロンと繋がっているカウンターです。
細部まできちんと作られていて、明るく気持ちが良いキッチンでした。
お手伝いさんなどをおかずに、自分で家族分だけ料理をするのであれば理想的でした。
ただ、うちはお手伝いさんが居て、お客さんがわーっと来たりするので、オープンキッチンだとちょっと困ります。




ヨーロピアンによると思われる、控えめで上品な内装は中々素敵でした。モロッコの伝統工芸が生かされています。
エントランスの床はモザイクタイル。壁はタドラクト。マンション全体に使われている木は、アメリカンブラックチェリー系の綺麗な色で、全体の雰囲気とよく似合っています。



サロン。
日本の感覚では広々して見えますが、モロッコの感覚ではちょっと狭く感じました。
5×5くらいのほぼ正方形で、左側奥にバルコニーがあります。
清潔感があって素敵なサロンですが、正方形と言うのは家具の配置を考えると中々難しい間取りです。
洋風にソファセットとダイニングを置くには中途半端だし、モロッコ風にサロンモロカン(壁際をソファで埋め尽くす)にしても、キッチンのカウンターやバルコニーがあるので中途半端です。

窓は全てフレンチ窓で、二重ガラス。
モロッコの窓は素敵なデザインでも、きちんと閉まらなかったり、立て付けが悪いことが多いのですが、ここの窓は気持ちよくキュッと閉まりました。



サロンのバルコニーからの眺め。
一階商業施設前の噴水や緑が綺麗に見えます。



個室。
広さは8畳無いくらい。
モロッコのマンションの主寝室としては中途半端な間取りです。
その上、お部屋の形が台形でした。
誰がこの間取りを考えたのか・・・と思いますが、素材や仕上げなどは素敵なマンションでしたが、120平米と言う実際のサイズよりも随分こじんまりして見えた物件でした。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年2月11日 (月)

引越ししました~物件1

物件1:

イベルナージュ地域にある販売用新築物件。
素敵だから見るだけ見たら?と言われて見に行ってきました。
120平米、2LDK。カップル又は核家族向け物件で総戸数15。数ヵ月後に入居開始予定、私が見に行ったときは既に70%が埋まっていました。
モロッコの物件としてはそれほど大きなマンションではありませんが、とにかく端から端まで趣味が良く、素敵なマンションでした。

玄関を入ると円形のエントランスがあります。
エントランスの右側はお客様ようスペースで、客用トイレ、サロン、キッチンがあります。
エントランスの左側はプライベートスペースで、バスルーム&クローゼットつき個室が二部屋あります。



主寝室。
張り出すように作られた窓は、ファーストクオリティのシダーウッド製。日本で言えばヒノキで窓を作るようなものでしょうか。
素晴らしい香りが立ち込めていました。床は大理石、壁はタドラクト。




二つ目の寝室。
このマンションがある「イベルナージュ」地域は、マラケシュのど真ん中にありながら、古い緑が豊かなことで知られています。
東京で言えば、例えば赤坂御所の中にマンションが建っているような、そんなイメージです。

水周りもとても素敵でした。
蛇口などは全てグローエ製。二つあるお風呂の一方は御影石、もう一方は黒曜石で作られていました。

賃貸物件だったら、是非暮らしてみたいなと思う素敵なマンションでした。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年2月10日 (日)

引越ししました~マラケシュマンション事情

引越ししました

12月にモロッコに帰国して以来、引越し先を探していましたが、良い物件が見つかったので二週間前に引越ししました。
こちらの生活では人手が多いので、引越し用のパッキング、荷運び、開封は日本の引越しに比べると楽で、引越し後三日くらいで全ての荷物を解いてしまいました。

今までのマンションは、ギリーズの大通り沿いの2LDK。
一階にカフェがあり、どこに行くにも近い便利な立地が魅力でしたが、同じマンション内に入っているのは事務所や店舗ばかり、車の音と排気ガスがひどく、日当たりが悪く、子育てをするにはどうかと思われるマンションでした。

本当は、そろそろ家を借りるのではなく買いたいのですが、マラケシュの地価はどんどんどんどん上がるばかり。
外国人が暮らしやすい地域(タルガ、イベルナージュ、ギリーズなど)では、一軒家で4000万から一億円、マンションでも、3000万~5000万円程度が最近の相場です。
モロッコの場合、金利が高いことや諸事情で、マンションにしろ、一軒家にしろ、最低でも全額の半分以上はキャッシュで用意する必要があります。
私たちが暮らしたいと思う物件にはまだまだ手が届きません。

と言うことで、賃貸で家を探すことにしました。
条件は下記の通り。

家賃10,000DH前後
150平米以上
治安が良い地域、建物のセキュリティ
新築又は築浅
日当たりが良いこと
バスタブつき
出来れば暖炉が付いていること
全体の雰囲気が明るく、子供がのびのび出来そうな雰囲気があること
近くに感じの良いカフェがあること


色々な物件を見ました。
モロッコで賃貸物件を探される方もいらっしゃると思いますので、最新事情をまとめておきます。


◆マラケシュの不動産探し方~不動産屋さん◆

以前は、家探しをするときは人伝手で探すことが多かったのですが、最近のマラケシュでは雨後のたけのこのように不動産屋さんが増えてきて居ます。殆どの不動産屋さんで、英語対応可能スタッフが居ました。メールでも連絡が取れるところが増えていますが、相手も忙しいので、電話の方が積極的に動いてくれます。
賃貸物件が成約した場合の不動産屋さんの取り分は賃料の一ヶ月です。
賃料の交渉、前家賃の交渉などしてくれます。
10%から20%位は交渉の余地があるようです。まったく同じビル内にある物件でも、大家さんによって賃料のつけ方がまったく異なります。
不動産成約時に支払う経費は普通、前家賃2ヵ月、当月の家賃1か月、不動産屋さんコミッション1ヶ月の合計4ヶ月分です。

◆マラケシュマンションの探し方~門番◆

アラビア語やフランス語がある程度出来る場合は、不動産屋さんを通さなくても物件探しは出来ます。
車やタクシーで町を流して、よさそうなマンションを見つけたら、門番に聞くと、空き物件がある場合は案内してくれます。お礼は20DH程度で十分です。(成約した場合はもちろんもう少しお礼を包みます。)
大型物件の場合は、一階に販売事務所があることもあり、賃貸物件情報も教えてもらえます。

◆相場◆

マラケシュの不動産相場は地域によりかなり異なります。
高い順にイベルナージュ>ギリーズ>ビクトルユーゴー、マジョレル>ダウディエット・・・・


2万DH以上:超高級物件。イベルナージュ地域では珍しくない。マンションの場合150平米以上、モロッコでは珍しいカードキーが付いていたりする。水周りなどもドイツ製有名メーカー品が使われていたり、細部にわたるまで高級志向。暖炉が付いているのは当たり前で、家の中に泉水があったり、小さなプライベートプールが付いていたりする。
一軒家の場合、これくらい出すと、タルガ地域などの大型一軒家を丸々レンタルできる。敷地は500~600平米程度、地下一階、地上二階建て。

1万~2万DH:ファミリー向け高級物件の相場はこれくらい。地域により100から200平米程度。壁はタドラクト、床は大理石、セントラルヒーティング付きがお約束だが、マンション全体のクオリティや雰囲気、高級感などは物件によってバラバラ。2万DH近い物件になると、寝室にジャグジーが付いていたり、昼寝スペース付きのパティオが付いていたり、ラグジュアリーな雰囲気になる。ちょっと古めの大型一軒家や小さめの新築一軒家もこれくらい。


5,000~1万DH:不動産屋さんで一番良く動いている価格帯。こぎれいなファミリー向け新築物件70~100平米程度。壁は最近の流行でタドラクトのところが多い。床はタイル。
高級志向ではないが、こぎれいで使いやすそうなキッチンや水周り。エレベーターあり。


5,000DH以下:
築10年以上、エレベーター無し物件、一軒家のフロア貸しなど。
この価格帯になると、外国人向け不動産屋さんのWEBサイトなどには広告が出てこないので、地元の小さな不動産屋さんに紹介してもらったり、人づてで探すことになる。
マンション自体が古い場合が多いので、管理人がいてもきちんと仕事をしていなかったり、落書きがあったり、ごみが散乱していたり、洗濯物を盗まれたり・・・などの様々なトラブルが多くなる価格帯。当たりはずれが大きい。


◆二重価格

少し前まではモロッコの不動産は二重・三重価格があり、日本人だと1万DHの物件が、フランス人だと8千DH、モロッコ人だと6千と言うようなことが横行して居たが、最近はあまりそういう話を聞かない。
知り合いの不動産屋さんに聞いたところ、昔は確かにそういうことがあったけれど、最近はインターネットの普及と共に情報量も増えているし、大体取引の数が多く忙しくて、そんなことをしている暇は無いのだそう。


◆マンションの選び方◆

*管理人

管理人の人柄、雰囲気によって随分暮らし心地が変わって来る。
管理人の業務は、基本的にはドアマン的なこと、マンション全体のお知らせの配布、共用部分の清掃手配などだが、人によっては簡単な買い物に行ってくれたり、
マンションの前での洗車を見てくれていたり、車庫入れしてくれたり、ガス交換をしてくれたり、電気系統の修理などをしてくれたり、プラスアルファの業務を行ってくれる。
管理人と良い関係が築けると、とても暮らしやすくなる。物件が良くても管理人の雰囲気が悪い場合は避けたほうが良い。


*駐車場

車庫入れが面倒なのでマンションの前に路上駐車することが多い。
きちんと見てくれる人が居るのか、スペースはあるのか、料金はいくらなのか?など要確認。

*エレベーター

物件を見に行ったら、エレベーターのブランド名を調べましょう。
モロッコで今一番はやっているのは、日本では悪名高いシンドラー社製のエレベーター。
昔から良く見かけるのはOTIS。

最近は、中国製らしきノンブランドのエレベーターを使っている物件もあるが、こういう物件はエレベーター以外にも見えないところでお金を使っていない可能性が高いので止めた方が無難。エレベーターにトラブルが多い物件では、断水や停電など、共用インフラで問題が多発する。


*他住人

モロッコでは、常識は人によってかなり異なる。
自分と同じような常識を持っている人々が暮らしている物件を選ぶことが重要。
マンションによっては毎晩夜遅くまで大音響の音楽でパーティが行われているところもあれば、連れ込み宿代わりになっているところもあったりする。
その一方で景観を守るためにベランダへの洗濯物干しが禁止されている物件もあり、一軒一軒随分異なる。


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