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2008年12月29日 (月)

新居訪問

12月29日

年の瀬も迫った今日、新居に引越ししたばかりの友人Aちゃんのお宅にお邪魔してきました。
Aちゃんはこのブログにも何度か登場したことがある友人。
幼児期に同じ社宅に住んでおり、私が小学校一年の終わりに関西に引越しするまで、姉妹の様に育った一歳年下の幼馴染です。
二人とも一人っ子で、親同士が仲良く、毎日のようにお互いの家に行き来し、毎週のようにお泊りをし、本当に姉妹の様に育ちました。

兄弟が居ない私たちに、姉妹の様に育って欲しいと言う親心だったのか、時には育児の息抜きをするための預け合いをしていたのか分かりませんが、幼児期の思い出を沢山共有しあうお友達です。
私が関西に引越ししてからもしばらくは、お付き合いが続きましたが、10代の後半からはお互い忙しくなり、疎遠になっていました。
時々、どうしているかな・・・・と思っていたAちゃんと再会したのは、2004年のプランタン銀座での展示会。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せた彼女と、そのお母さんの三人が突然現れたのでした。



うれしいソプライズから四年。我が家にも娘が生まれ、私が日本に帰っているときは、子連れで良く会うようになりました。
うちの娘とAちゃんの娘のMちゃんは、1歳半違い。
ちょっと前までは、中々仲良く遊ぶことが出来ませんでしたが、今日は大人が関わらなくても、子供同士楽しく遊んでいました。
Mちゃんは3歳9ヶ月、娘は2歳4ヶ月。
この年齢の一歳半の違いは大きいですが、大きくなるに連れて気にならなくなるはず。
私たちの母親同士、私とAちゃん、子供たちの三代にわたっての長いお付き合いになると素敵だなあと思いました。



さてさて、話に子供たちの世話に忙しく、せっかくの新居の写真を撮るのを忘れましたが、
3年前から土地を探し始め、本当に細かいところまで拘って建てた注文住宅です。
お家の隅々まで、こんな風に暮らしたい、と言うイメージが感じられる素敵なお家でした。



広々とした子供部屋。
将来は二部屋に分ける予定だそうですが、今は広いキッズルームとして使っています。
私が子供だったら、夢見たいなお部屋だなあ・・・
と思いました。
場所見知りをする娘も、無垢のフローリングや南からの日差しが気持ち良かったのか、心からリラックスして遊んでいました。
私も頑張って、建売ではなく注文住宅を建てよう!と思いました。
でも、マラケシュで注文住宅って、本当に一から十まで決めなくてはならなくて大変そうですが・・・・

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

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2008年12月27日 (土)

一緒にお料理

一緒にお料理

娘はおままごとが大好き。

私がキッチンに立つと、近くにおいてある木製のキッチンセットでお料理をして遊んでいた。

ちょっと前から、自分で踏み台を持ってきて、私の隣に立ち、手元を覗くようになった。

一々「ママ、それは何?」「包丁」「これは何?」「赤ピーマン」と言う風に聞いてくる。

何となく触ってみたそうだったので、きゅうりと小さな包丁を持たせてみた。

「お手手はネコの手にしてね。危ないからゆっくりだよ。」

と言い、私の手も添えてやって、きゅうりを半分に切らせてやると、物凄くうれしかった様で、「ママ、きゅうり切ったの。これ、**チャンが切ったの。」

と非常に満足している。

他の食材も切りたがったので、「これは難しいかもね。」と言いながら、やらせてみると、やはり固かった様で、「これはママお願い。」と言って諦める。

床や服をびしょびしょにしながら、一生懸命洗い物をしてみたり。

普段は仕事で忙しくて、のんびり付き合っている暇は無いけれど、時々一緒に(と言っても本当に真似事だけれど)お料理をするのが楽しい。

あと、3年もすると、もうちょっと本格的なお手伝いが出来るようになるかしら。

楽しみです。

ディアモロッコ/宮本 薫

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2008年12月26日 (金)

モロッコの原毛とフェルト


12月26日。
モロッコから届けてもらったばかりの原毛を持って小田急線で玉川学園前へ。
フェルトの作家さん、みよしまさこさんのご自宅兼アトリエにお邪魔した。

みよしさんの作品に出会ったのは、数週間前の松屋銀座。
期間限定でディアモロッコの商品を扱って頂いてのを見に行ったついでに、「最近寒いから湯たんぽを買おう」と思って他の売り場を見ていたときに、「フェルト店」が目に入った。
あ、なんかシンプルで綺麗な色のものが沢山ある。
ちょっと見てみよう。
と思って展にお邪魔したのが出会いだった。

フェルトと言うと、ファンシーな可愛らしいものが多い中で、そこに展示されていたのは、潔いほどに実用的な、シンプルなフェルトの数々。
素敵な色のフェルトのバブーシュが目に留まり、普段使いの室内履きにはちょっと高いかな?と一瞬思ったのだけれど、色があまりにも好みだったので、ちょっと早めの自分へのクリスマスプレゼントとすることにする。
他にも、触り心地の良さそうな、丸い鍋敷きが目に留まり、そちらも頂いた。

使い始めてしばらく経つけれど、我が家と私の足にしっかり馴染んでいる。



ちょっと前に、モロッコから届けてもらった原毛。
うちの事務所のスタッフたちが「宮本さん、何だか埃の塊みたいなのがモロッコから届いたんですが、何ですかこれ?あけると匂いますよ。気をつけて下さい。」
と言って出してきてくれたのがこれ。
確かに、ビニールをあけるとムッとする。
埃とか、細かい毛とか、砂?とか色々なものがでてくる感じ。

色はナチュラルなそのままの色で中々綺麗なのだけれど、洗い作業が全く足りない感じだ。
先日、吉祥寺で触った原毛とは全然違う。

これをみよしさんにお渡しするのはどうかな・・・
と思ったけれど、作る人であれば見たいだろうと思い、「本当に汚いので・・・」と前置きしつつお見せする。
すると、「もっと凄いのかと思っていました。これくらい全然大丈夫ですよ。油はまだたっぷり残っている原毛ですが、綺麗に作れると思います。
お話しながら、サンプルのコースター作ってみましょうか。」

生き生きとした雰囲気で、早速原毛をさわりはじめるみよしさん。
私はお茶を頂きながら、見学する。
作る人の、「これは面白い!」とか「素敵!」とか思ったときの夢中な雰囲気やオーラが私にも伝わってきて、
『随分汚い原毛だな・・・』
と思っていた素材が、急に素敵なものに見え出すから不思議だ。



丁寧に細かく分けて居ると、砂とか得体の知れない汚れが色々でてくる。
それを丁寧に分けつつ、ちょっと色の違う塊などもわざとミックスして、作業を進めるみよしさん。







ニュージーランドの羊は、ウールを取る目的のために育てられている、いわば体が畑のような羊。
だから柔らかいウールが取れる。と言うお話を伺って、そういえばモロッコの羊は、食肉用の羊。
でも、動物を一頭屠ったら、使えるところは全て使うのがモロッコ流で、お肉は食べ物として、皮は革として、毛はカーペットやフェルトに使うんです。
酪農の規模も、とても小さくて、モロッコでは小規模な農家が、それぞれ5頭とか、10頭とかそういう単位で飼っているんです。
と言う話をする。
そういう羊の毛だったら、染めてあるものよりも、そのままの方が面白いですね。

楽しい話をしながら手はどんどん動いて、





あっという間にコースターの形になっていく。



簡単なコースターであっても、丁寧に丁寧に、気持ちをこめて形にして行く。
ワンシーズン使ったらすぐにボロボロになってしまったり、飽きたりするものは作りたくない。
せっかく羊から頂いた毛を使うのだから、長く、心地よく使えるものを作りたい。
と言う言葉に、深く深く納得する。
手をかけて気持ちをかけてあげると、「これ、どうしたら良いんだろう?」と言う状態だった原毛が、綺麗に整っていく。



出来上がり。
みよしさんのいつもの作品に比べると多少固い仕上がり。
プリミティブな素材の魅力がある。
この素材で、室内履きやコースター、色々作ってみたいですね。
とイメージがどんどん膨らむ。

素材感の違いはあるものの、きちんと素敵なものに仕上がっている。
モロッコで見かけるフェルト物とは全然違う。
・・・・あの素材も、丁寧に丁寧に仕上げれば、こんなに素敵になるんだ。
驚きだった。
そう言えば革だって、「皮」のときは結構凄い状態のものを、丁寧になめして、丁寧に作っていくと素敵なバブーシュになる。
天然素材なんだから、最初は自然に近いのは当たり前なんだ。
それを丁寧に人の手でモノにしていくんだなあ・・・と当たり前のことを再確認。
2009年の秋冬に間に合うように、フェルトを何かの形にしたいと思っていたけれど、フェルトだけじゃなくて、綺麗なウールを作るところからはじめれば、色々な可能性があることに気づく。





今日、みよしさんとお会いして、色々お話して、天然の素材に丁寧な気持ちと手をかけて、暮らしに役立つものを作るって、素敵なことだなあ、と改めて思った。

動物からもらった天然素材を使って、お客さんの暮らしを豊かにさせて頂く「モノ」を作っている、と言う原点を常に忘れずに
ぶれないように仕事をしていきたいと思った。
年の瀬に、素敵な出会い。


来年は、ディアモロッコとみよしさんで、モロッコのフェルトを素敵な形にして行きたい、と言うお話になりました。
どういう形で、どんなモノをお届けできるかは、まだ分かりませんが、素敵な形にしてお届けしたいなあと思います。

(今から予告するには早いかもしれませんが、来年中には。2009春夏には、こちらも時間をかけて進めてきた子供服が少しだけですがお目見え予定です。お楽しみに。)

みよしさんはご自宅で教室をされています。
http://miyoma.exblog.jp/

私が前回お邪魔した、吉祥寺のフェルトのお教室はこちら。
http://www.ananda.jp/

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

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2008年12月25日 (木)

勝手な親心

勝手な親心

休みの前の日に、ちょっと体調を崩したと父に連絡をしたところ、娘を一泊預かってくれることになった。

体調を崩したと言っても寝込む程ではなかったので、何とかなったのだけれど、休みの日、2歳の娘と二人で一日出かけないわけには行かないし、退屈して大変だろう。

ありがたく預かってもらうことにした。

当日午前中、迎えに来た父に娘を預けると、何だか急に家が静かになった気がする。

とりあえず心行くまで寝ることにする。

ソファでうとうとしているうちに本格的に眠ってしまい、起きたら既に薄暗くなっていた。

着替えて買い物にでも行こうかと思ったけれど、せっかくの休息日なので、今日は家から一歩も出ないことにする。

暖かいお茶と読みたいと思っていた本を用意して、ソファでのんびり読書をする。

そういえば、こんな風に一日自由に過ごすなんて久しぶりだ。

独身のときは当たり前だと思っていた、お家で過ごす休日。

好きな時間に起きて、好きな時間に食べて、好きな様に過ごす。

何だか懐かしい。

今日は着替えずに一日ゴロゴロしよう。

本を一冊読み終わって、寝室に行くと、娘のぬいぐるみが落ちていた。

何だか急に、娘の不在を感じて寂しくなってしまった。

普段も娘は託児所に預けているので、昼間は不在だ。

でも、夜は必ず一緒に過ごす。

お迎えに行き、帰宅し、ご飯を食べて、一緒にお風呂に入り、歯を磨き、DVDを一本見ながら、娘のお人形やぬいぐるみを寝かしつけ、自分も眠くなってくると、「ママ、ネンネしようよ。」と言ってきて、一緒に寝かしつける。その行動一つ一つを一緒にすることを期待されているから、一々期待にこたえなくてはならない。

娘が居ないと静かだし、好きな様に時間を使えるし、家も散らからないし、本当に楽なんだけれど、

でもかなり寂しい。家族に期待され、喜んでもらうって、素敵なことだなあと感じた一日でした。

ちなみに今日読んだのは、「深夜特急ノート」。昔々、深夜特急を読んでワクワクしながら旅にでたなあ・・・と懐かしく思いました。

ディアモロッコ/宮本 薫

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2008年12月24日 (水)

フェルト

フェルトのお教室

最近フェルトに縁があります。

冬になるとよく見かけるフェルトの室内履きやバッグ。

羊の数が人口の三倍も居るというモロッコでも、作られており、以前少しだけ扱ったことがあります。

が、厚みとか、質感とか色々なものが何となく気に入らなくて、取り扱いをやめました。

今年は真冬も日本に居たので、色々なインテリアショップ、セレクトショップを覗く度に、こんな柔らかくて繊細な色のフェルトがモロッコで作れたらいいなあ・・・と思っていました。

12月初旬のある日、ディアモロッコのカタログデザインをお願いしているデザイナーのMさんと六本木で打ち合わせをしました。

色々楽しくお話している間、ずっと気になっていたのがお洒落な彼女が履いていた靴。

・・どう見ても内履きのフェルトの靴?見たいなのです。

思い切って、「靴面白いですね。」とお伺いしてみると、きちんとした靴底が付いている外履きのフェルトの靴。凄く暖かいのだそうです。

「フェルト、良いですね。モロッコでもフェルト素材はあるのですが、仕上げが今一で・・・」

とお話してみたところ、

「そうですか~それは残念ですね。でも、フェルトって凄く簡単なんですよ。一時はまって自分でもやっていたんです。」

「道具とか特に要らないですし。」

(・・・・どう簡単なのだろう?)

その話をするまで、フェルトがどんな風に作られるのか、全然分かっていませんでした。

彼女と別れた後、早速「フェルト入門」系の本を買って読んでみたところ、何だか私にでも出来そうです。

もちろん、販売する商品を自分で作るわけではないのですが。

何となく、フェルトに対する興味がアップしていたある日、ある百貨店で、たまたまフェルトの個展をやっていました。

個人的に物凄く好みの色のフェルト製バブーシュを発見。

私が他社?製の室内履きを履くってどうなんだろう・・・・と思いつつ、綺麗な赤紫のフェルトに惹かれて、売り場に居た方とお話をしたところ、百貨店の方ではなく、作家さんご自身でした。

実は、モロッコでこういう会社をしていて、いつか自社で綺麗なフェルトを作れると楽しいなあ・・・と漠然と思っているんです。と言うお話をさせて頂いたところ、今度アトリエに呼んでいただける事に。

何だか色々なことが繋がっていて素敵です。

これは、やっぱりモロッコで素敵なフェルトを作るようにと言うことなのかしら。

と思いつつ、帰宅。

アトリエにお邪魔するのに、フェルトって何ぞやト言うことが全く分からないというのも失礼なので、本を片手に作ってみようかな~と思い、オンラインショップで原毛を買おうと思い色々見ていると、吉祥寺にお教室があります。

自分で一からやるよりも、とっつきやすそうです。

と言うことでその場で電話をし、二時間のお教室を予約しました。

当日。

何だか朝から忙しく、一時からのお教室に遅れないように、吉祥寺の駅からお店まで急ぎます。

住所と地図を頼りに10分ほど歩くと、目指すお店が見えました。

格子状の木の窓からさんさんと差し込む日差しの中に所狭しと並べられているのは、様々な色の原毛。

思わず写真を撮りたくなるような、素敵な素敵なお店です。

先生が前に立ち、同じレベルの生徒が一斉に指定されたものを作るのかな?と思っていたのですが、ここはもっと自由で、それぞれの生徒(?)が好きなものに挑戦できます。

私が行ったときは、初めてフェルト作りに挑戦する人が、私ともう一人、紡ぎに挑戦中の方が一人、朝からちょっと大きめの作品に挑戦中の方が一人、の合計4名でした。

お店の方お二人が先生で、時々お客さんの相手をしながら丁寧に教えて下さいます。

「好きな色のものを、好きな形で、好きなだけ作って良い。」

と言う自由さに、はじめは戸惑いましたが、せっかくなので、娘が大好きなピンク系でバッグを作ってみることにしました。

濃いピンクと薄いピンクの原毛を使います。

そういえば、紡いでいないウールに触ることも殆どはじめて。

(洗う前の、カットしたてのウールに触ったことはありますが。)

ここのウールは本当にふわふわで、フェルトにするのが勿体無いくらい手触りが良く、触っていると気持ちがよくなってきます。

好きな色を作りたい場合は、原毛と原毛を好きな様にミックスしたり、フェルト化する前に重ねて、下から出てくる偶然の色を楽しんだり、色々なことが出来るそうです。

作る工程も、本当に自由で、好きな形にして、縮みすぎたらぎゅっと引っ張って伸ばして、伸びすぎたらまた擦って縮めて、結構適当でも、それなりに形になります。

フェルト化というものがどういうことなのか、分かればよいと思って伺ったのですが、ちょっとはまってしまいそうでした。

ディアモロッコ 宮本 薫

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2008年12月18日 (木)

上野動物園再び



お食事の後は、公園内を歩いて動物園へ。
私たち夫婦は本当にワンパターンで、どこかが気に入ると毎週末のように通ってしまう。
モロッコでは、週末と言えばウーリカや農場ばかりだし、日本では動物園や水族館ばかり。

外食でも、一度気に入ると同じ店ばかり通ってしまう。
元々そういうところがあったのが、娘と一緒に出かけるようになり、よりひどくなったのかもしれない。
(子連れで入れるかな~退屈しないかな~)と悩むよりも、子連れOKのなじみのお店のほうが安心だと思ってしまう。



さてさて、飽きもせず、やってきた上野公園。
ポカポカ陽気の本日は、金曜日。
いつもの土日に比べると程よく人が少なく歩きやすい。
娘&夫が大好きな大道芸人は何組か居て、気ままに見て回る。

まずは、風船で色々なものを作ってくれるおじさんに、ピンクと緑のお花を作ってもらった。
「幾ら上げれば良い?」と聞かれたので、「100円か200円位?」と言ったところ、500円玉を一枚入れて喜ばれていた。
ちょっと多いと思うけれど、彼の感覚は良くわからない。

のぼりに「ヘブンアーチスト」と書かれているのを見て、「どうして『ヘブン』なのか?」と不思議そうに聞いてきた。
確かに、ムスリムから見るとよく分からないネーミングだなあと思う。



ペルー音楽を少し聴いてから動物園に入園しようとしたところ、娘がミニ遊園地を目ざとく発見。
「ママ、ワタシこれ乗りたい。乗りたいの。」
と主張する。

小さい子向けの遊具が詰め込まれた小さな遊園地。
娘はここが大好きだ。



緊張した面持ちで空とぶダンボ?に乗って満足したので、動物園へ。




土日は混んでいてゆっくり見られないトラ、ライオンなどの人気の動物たちの前も空いている。
娘は、小型犬と道ですれ違うと泣いて嫌がるのに、檻に入っているトラは平気だ。
退屈そうにうろうろするトラ。
このトラは動物園で産まれた子なのかな・・・。



娘が大好きなペンギン。
「ママ、ペンギンさん!」と言ってはしゃいでいる姿を見るとちょっと不思議になる。
娘の世界では、動物園や水族館で見た本物のペンギンと、アニメやキャラクターの可愛らしいペンギンが居るわけだけれど、
どういう風に結びついているのだろう。キャラクター的なもの、絵に描かれたものにしても、写実的なものもあれば、擬人化されているものもあり、可愛らしいものもありそれぞれ全然違う。私が適当に、「トラさんはおっきいネコさんかな~」なんて言うと、「ママ、違うよ。トラさんはおっきいネコさんじゃないよ!」と言ったり、「ママこれ何?」攻撃に疲れて、良く見ずに馬の絵を「犬さん」と言ったりすると、猛然と抗議してくる。





動物園で、一番面白いのはやっぱり猿。
行動が面白くて飽きない。



寒い季節なのに、子猿が沢山居た。
母猿らしき猿と子猿の行動を見ていると、過保護にならない程度に、それなりに子猿のことを見守って手を貸してやっている。
人間の親子もこれくらいの距離感が良いのかなあと思う。





最近の娘は、危ないところと危なくないところの区別が大分できるようになってきた。
車が通らない、こういう場所では多少親から離れて歩いていく。
で、少し離れすぎたかな、と思うと走って戻ってきて、私に抱きつく。
親の方も、ちょっと前までは少し離れると不安だったのが、ある程度自由にさせられるようになってきた。






美しい冬の日差しと共に飛び込んできたのはフラミンゴ。
動物園であっても、背景の緑とピンク色の美しさに目を奪われる。
フラミンゴはモロッコにもやってくる。
大雨が降って砂漠に湖が出来ると、何処からとも無く飛んでくるらしい。
私は残念ながら野生のフラミンゴには逢ったことが無いけれど、砂漠のフラミンゴ、美しいだろうなあ。
一度見てみたい。



カバ。
背景の模様も、カバの肌っぽい。



アニマル柄はあまり好きじゃない。
生き物のシマウマなどは本当に美しいと思うけれど、柄やプリントにした瞬間に、生命力が無くなって魅力が失せる気がする。
でも、冬の暖かい光を浴びて輝いているシマウマは本当に綺麗。

ちょっと自分の世界に入っていると、すかさず娘が「ママ~あれは何?」「お馬さんよ。」「お馬さん違うよ。シマウマさんだよ。」

楽しい動物園の半日でした。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年12月17日 (水)

上野・韻松亭

上野・韻松亭




夫がモロッコに帰る前の日、金曜日。家族で上野に行ってきました。
子連れなので、動物園内でチキンでも食べれば良いかなと思っていましたが、和食が良いと言う夫のリクエストで韻松亭へ。
ここは、娘を妊娠中に年上の知人に招待して頂き、湯葉懐石を頂いて以来のお気に入り。
時々お茶に来ていましたが、子連れで食事は始めてです。
気軽な御茶屋さん風の場所でお弁当をいただくことにしました。



三段重ねのお弁当。
上品な味付け、美しい盛り付けで、幸せな気分です。
ご飯もお変わりしたいくらい美味しいお米でした。








一足先にお正月気分を味わえるような、美しく美味しいお料理でしたが、夫の「和食」とはちょっと違ったようで、
殆ど私が二人分頂いてしまいました。(笑)

夫が好む和食は、
築地のお鮨。(でも、一人一万円とかの高級店ではなく、スシザンマイの個室がお気に入り。)
美味しい居酒屋の焼き魚、お刺身、お豆腐、味噌汁などの家庭料理風の気軽なもの。

観察していると、しっかりと魚などの出汁が利いた味噌汁などが好きな様子です。
モロッコ人は、普段の生活で良いものを食べているので舌が肥えているなあと思います。
(良いものと言うのは特に高いものと言うわけではなく、近場で取れた新鮮な素材を使って丁寧にお料理したものと言う意味です。)

チョコチョコ何だかよくわからないものが並んでいる、目で見て楽しむ系のお料理では無かったようです。
日本人でも、こういうお料理は女性向けなのかもしれませんね。



2歳の娘にもちょっと難しかったようで、卵焼きとご飯ばかり食べていました。
娘用に持ってきていただいたお皿とスプーンも素敵です。
でも、他のレストランでは、娘用に出てくるのはキャラクター物のお椀+スプーンフォークのセットなので、「これは**ちゃんのじゃないよ?」
と言う戸惑いがあったようでした。





ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年12月16日 (火)

クリスマスツリー



13日に家族三人でモロッコに移動する予定だったのですが、やむをえない事情により、私と娘だけしばらく日本に残ることになりました。
モロッコでするべきことが山積みで、頭が痛いです。
モロッコのスタッフに連日様々なサンプル作成をお願いしていますが、本当は、現場で手取り足取りするのが一番なので・・・・

まあ、帰国を延ばすことが決まってしまったので、色々考えても仕方が無いので出来るだけのことをするしか仕方がありません。
さてさて、最低でも後一ヶ月は日本に居る事になったので、早速お買い物をしました。
買ったものは、クリスマスツリーとカセットコンロと鍋。
物凄い組み合わせですが、どれも日本の12月には欠かせないものです。

帰国を延ばすことが決まった日に、ショップの視察のため玉川高島屋に行きました。
元々、もっと普通のグリーンのツリーを買う予定だったのですが、時期が悪く売れ残りっぽい雰囲気のものしかありません。
大体、クリスマス以外の期間、しまっておく場所も無いので、小さなツリー型の飾りにしようかとも思いましたが、せっかくならピカピカの電飾を付けたい。
どうしようかな~と思っていたところに、素敵なアイアンのツリーを見つけました。
組み立て式なので使わない季節はしまって置けるし、シンプルな飾りを少しずつ増やしていくと楽しそうです。
アクセサリーの撮影にも使えるかな・・・と言う下心もあり、これに決めました。

翌日届いたツリーを組み立てて、電飾をつけてやると、娘は大喜びです。


もう一つの大きなお買い物は、「土鍋」と「カセットコンロ」。
今まで真冬に日本に居ると言うことが無かったので、我が家には無かったのですが、12月~1月には欠かせません。
突然欲しくなり、ミッドタウンの気取ったスーパーには無いかな・・・と思いつつ見に行ったら、売っていました。
夫も今年の冬、実家で初めて鍋を食べたのですが、かなり気に入っていました。
残念ながら、彼は帰国したので、我が家での鍋は一回だけでしたが、子連れのお友達を呼んだときなど活躍してくれそうです。

「もうすぐモロッコだから」と思って控えていたお買い物熱が爆発してしまいそうです。
ロングブーツ・・・お気に入りのものはモロッコにあります。
ロングブーツ無しで一冬過ごすのは辛そう・・・
コート・・・厚手の真冬用はモロッコにあるし、と思って今年の冬はコートを買っていません。

モロッコでは昨シーズンもので十分なので、新しいものは娘にだけ買い、私は買わずに我慢していましたが・・・・・
12月の中旬に冬物のお買い物なんて・・・。セールを待つべきでしょうか。


ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年12月14日 (日)

二歳三ヶ月

2歳3ヵ月

娘はとにかく口が達者で、ずーっと口が動いています。
心に浮かんだことを実況中継の様に全て口に出しているのではないかと思います。

「***チャンのアンパンマンのお電話どこ?まま探して?あった?無い?**チャンのお電話欲しいな~どこ?無いの?」(顔が曇ってくる)
「ちょっとまって。ママ探してあげるから。」
「あ。ママちゃんのお電話あったね~ママ良いね~良かったね~」
(ゴツ!足をぶつけた音)
「うえ~ん、痛い~。ごっつんした~」
「どうしたの?」
「ごっつんした~」
「いたいいたいね~イタイイタイとんで行けしてあげるからね~」
「ママ~早くして~痛いよ~**ちゃんの足可愛そうだよ~イタイイタイよ~」
「ちょっとまってね」
(突然一人芝居風に)「**チャン強い子だからエンエンしない!もう大丈夫なの!エンエンしないの。ママ、見てみて。**チャンエンエンしなかったよ。えらいね~」
「そうね~偉いわね~もう大丈夫なの?」
「大丈夫。**ちゃん、足ゴッチンしたの。でももう大丈夫だから!**ちゃん良い子だからもうエンエンしないの。**ちゃんとーっても良い子なの。」

と、こんな風な会話が起きている間は延々と続きます。

一人遊びをしているときも、お人形を相手に、託児所の先生になったつもりなのか、
「メルちゃん、ちゃんと食べましょうね~ミルクが良いの?あ、メルちゃん、お家にクックで入っちゃ駄目でしょ~ネンネしましょうね~。あ、おすわりしますか?今はネンネの時間だから静かに!静かにしないと駄目でしょ~ピカピカナイナイしましょうね~。はい、ネンネ~。あ、おっきしたの。まだミミちゃんネンネしているから静かに!おはなししちゃ駄目ですよ。」

本当によく話します。
音をコピーすること自体が楽しいようで、私と夫が英語で話していると、「No Probrem」とか、簡単な言い回しだけ抜き取ってまねしています。
英語は日本語とは異なる言語だと言うことが分かっているようで、託児所の英語の時間に習ってきたらしい言葉で、「
きいてきいて!~ママ!ハウ アア~ユウ!だよ!**ちゃんは、ファアイーンなの。」と言う感じで遊んでいます。

言葉がどんどん増えてくれば増えるほど、色々難しいなあと思うこともあります。
先日、夫婦+娘で食事をしていたときに、娘が機嫌よく話していた日本語を何の気なしに一々訳していたところ、夫が一言。
「娘と話すのに一々訳が必要になるのか。」
と言いました。

私の言葉は日本語。
夫の言葉はアラビア語。
私たち夫婦の言葉は英語。
モロッコで教育を受ける場合の言葉はフランス語です。

モロッコでも日本でもOKなように、英語で教育を受けさせ、それぞれの母国語は家庭できちんと教えると言う手もありますが、
今後子供が増えると、インターの学費×2人分。
モロッコのインターも日本並みの授業料です。
例えばモロッコでフランス語の教育をスタートしてから、日本で日本語の学校に入れることも、英語の教育をスタートしてからフランス語の教育に戻すことも難しいので、
一度決めたら、そのままです。
難しいところです。

「歌」
が大好きで、機嫌がよいときはよく歌っています。
今のお気に入りは

どんぐりころころ。(最後まで歌詞を覚えています。でも音で覚えている様で、意味はちゃんと分かっていないのかもしれません。)
ぐーちょきぱー(振り付きで踊っています。)
げんこつ山のたぬきさん(振りつき)
むすんでひらいて(振りつき)
あんぱんまん(振りつき)
など。
振りがあるものが楽しいらしく、一緒に手遊びをしながら歌ってやると物凄く喜びます。
子供の歌は、私たちが子供の頃から殆ど変わりません。変化の早い日本の社会の中で、ここだけ止まってしまっている様で、不思議だなあと思います。
海外での子育ての難しさと言うのは、こういうところにもあるなあ・・・・と思います。
日本人学校などに行かせる場合は別ですが、まだまだ母親にべったり甘えて色々なことを報告したい時期に、幼稚園などで習ってきたことを母親に報告しても、
異文化で育った母親にはさっぱり何のことか分からないと言うのは、小さな事ですが、辛いなあと思います。

「託児所での親子面談」

がありました。
園での様子、好きな遊び、仲良しの子のことなど色々お伺いした後に、
「**チャンは、この月例にしては言葉もしっかりして、お歌も上手で、とっても活発です。
ただ、一つ気になる点を上げるとすると、まだ二歳なので特に問題と言うことではないのですが、興味があることには全力で取り組まれるのですが、興味がない時は、輪の中に入られないことがありますね~。全くわが道を行くと言う感じで、マイペースですね~」と言われました。
・・・・これはどう考えても国民性ですね。
モロッコ人の2歳児が、場の雰囲気を読んで皆できちんと輪になってお遊戯とかするのでしょうか・・・・
何となくバラバラっとしてそうな気がします。

私は日本人なので、ちょっと気になって夫に報告したところ、「そんなの当たり前だろう。踊りたくないのに踊るなんて、ロボットじゃ無いんだから。まだ二歳とかそういう問題じゃなく、強制的に遊ぶなんて変じゃないか?」と言っていました。
ずれているのか、本質を突いているのか分かりませんが。

「彼女は本当にわがままだけれど、もうちょっと矯正したほうが良いんじゃないかしら?」
「二歳だからしょうがないじゃないか。三歳になるとガラッと変わるから、二歳のうちは好きなようにさせたほうが良い。」

ちなみに夫が幼児の頃は、田舎の幼児は皆コーラン学校と言うイスラム教の幼稚園に行き、コーランを少しずつ暗誦できるように教育を受けていたそうです。
コーラン学校は非常に厳しく、間違えると棒で足の裏を叩かれたのだそうです。
夫のコーラン学校の先生は、まだご存命で、田舎に帰って宗教行事をするときはその先生に来てもらい、コーランを読んでもらうのだそうです。
長期にわたる家族ぐるみのお付き合いって素敵だなあと思いますが、足の裏を叩かれるのは痛そうです。

ちなみに、現代のマラケシュでは、ちょっと裕福なお家では、フランス語の幼稚園に行かせることが主流のため、昔とはかなり異なるようです。
また、私が見学に行った限りでは、フランス語の幼稚園は結構厳しく、お遊戯や遊びの時間は少なく、三歳児でもきちんと椅子に座ってお勉強する時間が長い様でした。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年12月13日 (土)

大相撲九州場所

大相撲九州場所

今回の日本滞在中、物凄く久しぶりに相撲を見た。

たいした問題ではなかったのだが、モロッコ人の夫が来日早々、千葉県にある病院に9日間入院した。

毎日3時に仕事を切り上げ、一時間半ほどかけてお見舞いに行き、個室に備え付けられていたテレビで幕下の取り組みから観戦。

大相撲などこの10年くらいは見ていなかったので、知っているのは朝青龍くらいなのに、休場しているから誰が誰だか分からない。

それでも、毎日見ていると、「どっちが勝つと思う?」「黒い方!」(まわしの色)「あ、彼は外国から来ているんだよ。」「どこから?」「えーと、あ、彼もモンゴルだって」

とかそういうたわいも無い会話をしながら、六時前の横綱まで。

ちょうど病院の夕食時なので、途中で買ってきたお弁当を開き一緒に食事をする。

朝は早起きして娘を託児所に預けに行き、大急ぎで仕事をし、千葉の病院まで行き、6時過ぎには一時間半かけて戻り、8時の閉園ギリギリに娘を迎えに行き、帰宅してから家事をして食事をさせて、また仕事をして・・・・と大変な毎日だったけれど、モロッコ人の夫と二人で大相撲を見ながらゆっくりご飯を食べたりのんびりしたのはとても楽しかった。

そういえば、無目的に二人でのんびり過ごす時間と言うのはほとんど無い。

日曜日は家族で過ごすけれど、それも「娘を喜ばせること」が目的の三人の時間だから、ちょっと違う。

たいした問題ではなかったから、こんな事を言っていられるのだけれど、二人暮らしの老夫婦になったような感じで、良い時間だった。

ディアモロッコ/宮本 薫

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2008年12月12日 (金)

日本の犠牲祭

月曜日、仕事が終わった後、年上の友達のSさんと麻布十番の沖縄料理店、「ターチ」へ。

Sさんは非常に忙しいので、帰国前に会うことを楽しみにしていた。

仕事のこと、夫のこと、子育てのことなど尽きない話をして沢山笑って楽しい気分で時計を見ると、もう9時前。

でも、今日は大丈夫。

前々からの約束で、夫が託児所のお迎えに行ってくれることになっている。

そろそろコーヒーを飲んで帰ろうかな、SOSの電話掛かってこないから順調なのかな。

と思っていたら夫から電話が掛かってきた。

「もしもし、今日はありがとう。*ちゃんは大丈夫?」

と言うと、「全然大丈夫。実は今、友達のIの家に呼ばれて皆で羊を食べているところだからお前も来たら?」と言う。

「え~行って良いの?」「良いよ。皆奥さん子供連れで来ていて**もとても楽しんでいるよ。すぐに出ておいでよ。」「分かった」

実はこの日は、イスラム教の祭り「犠牲祭」の日。

日本では特にイベントをしないと言うことで、昼間はモロッコ人の友達たちと過ごして、娘の迎えは行ってあげるよ。という話になっていたのに、予定が変わったらしい。

と言うことでタクシーに乗って都心のIさんの家にお邪魔すると、そこはモロッコだった。

テラスで焼くケバブの香りは100%モロッコ風。

聞こえてくるのはアラビア語。

皆に挨拶をした後、うちの娘はどこかしら・・・と思ってきょろきょろすると、すっかり馴染んで楽しそうにしている娘の姿が。

その家に来ていたモロッコ人の子供たちは、まだ日本に来て数ヶ月なので片言の日本語しか話せないのだけれど、二歳の娘とはジェスチャーや簡単な言葉で楽しく遊んでいる。

久しぶりに「あら~アラビア語はなせるの!上手ね~」と言われたり、キッチンでモロッコ人の奥さんと洗い物の取り合いをしたり、三ヶ月の赤ちゃんのほっぺたを触らせてもらったり。何だか楽しい夜だった。

夫も日本に居ながらも、犠牲祭の雰囲気を味わえて大満足だった様子。

Iさんご夫婦、ありがとうございました。

ディアモロッコ/宮本 薫

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2008年12月10日 (水)

年上のイトコ

久しぶりにイトコの家に行きました。
私よりちょうど10歳年上のイトコは結婚して四人の子供たちと横浜のマンションに住んでいます。
10歳も離れて居るので、私が10歳の時には既に20歳。
イトコはアメリカで育った帰国子女で、時々会う度に、物凄い色のマニュキュアやピアスで私を驚かせてくれました。

平凡な日本の小学生の私にはイトコの個性がまぶしくも、怖くもあったのですが、時々気が向くともう一人のイトコと遊園地などに連れて行ってくれるのが楽しみでした。

私がまだ中学生だったある日、何故かイトコが私の家に泊まることになり、子供部屋のベッドの横に布団を敷いて二人で寝ました。
適当な雑談の中、ふと、「カオリ、カオリと私はね、10歳違うのよね。10年あったら何だって出来るのよ。
スポーツのプロになる事だって、ピアニストになる事だって、何かを学びなおすことも。何でも。」

大人の入り口の中途半端な年頃の私には、10年後の自分など全くイメージできませんでした。
イトコがどうしてそんな話をしたのかは分かりません。気まぐれに大人らしい事を言ってみたかっただけなのか。
立派な大人の女性に見えたイトコが言った一言はとても印象に残りました。
(今考えてみると、イトコもまだ24か25で若かったのですが。)

そんなイトコの長男は、今年で10歳。その下に8歳の双子と5歳の末娘が居ます。
そして、この12月で私の一人目の子供のような存在である「ディアモロッコ」は9歳を迎えました。

14か15の頃の私が、実際に10年努力したとしてもピアニストになることは無かったと思いますが、当時漠然とインテリアに関わる仕事がしたいなあ・・・
と思っていましたので、それなりに近い仕事に就いています。
10年目が見えてきた「ディアモロッコ」も、紆余曲折はありますが、少しずつ成長してきました。

****

久しぶりに会ったイトコは相変わらず元気一杯で、四人の子供を育てながら、語学を生かして大学の留学生のアドバイザーをしています。
相変わらず私のことは子ども扱いで「うわーカオリがお母さんやっているわ~。凄いね~」などと言われます。

普段は、少ないながらも社員を抱える会社の経営者であり、母親であり、モロッコ人の妻であると言う顔をして過ごしていますが、
たまにこんな風に子ども扱いされると、何だかのんびりした末っ子的な気持ちになります。

四人の子供たち+うちの娘+途中で遊びに来た近所のお友達、と言うにぎやかな雰囲気の中、最年少の娘はみんなのペット状態で可愛がってもらい、
帰りにはたっぷりお下がりとお土産と、「レンジでチンして食べなさい。」とお夕飯まで頂いて、暖かい気持ちで帰宅しました。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年12月 8日 (月)

大涌谷&ロープウェイ



翌日は八時頃仲居さんがいらっしゃるまで熟睡していました。
朝食前に一風呂浴びに行き、旅館の美味しい朝食を頂くとあっという間にチェックアウトの時間です。
日本に帰ってくると毎回温泉に行くことにしていますが、いつも一泊しか出来ません。
旅館のチェックアウトタイムは大体10時。
せめてホテル並みに12時チェックアウトだと、のんびりできるのになあ・・・と思いますが、大体温泉に来て一泊しかしないほうが間違っているのかもしれません。
次回は少しゆっくり、せめて二泊は出来ると良いなあと思います。

光の美しい大正ロマン風のラウンジでコーヒーを頂き宿を後にします。
特に予定を決めないで来たのですが、あんまり良いお天気だったので、芦ノ湖の海賊船に乗ることにしました。
娘に「今からお船に乗るのよ」と言うと、お船が何か分かっているのかどうか怪しいのですが、「皆でお船乗るの~」と喜んでいます。
チケット売り場に行くと、「今日は風が強いので、お帰りの船が欠航になる可能性があります。その場合はロープウェイがございますが、強風の場合はそちらも止まる可能性がございます。」と言われましたが、最悪の場合はバスなりタクシーなりで帰って来れば良いので、チケットを買いました。
こういうフェリー型の船に乗るのは久しぶり、昔よく利用した、スペインのアルヘシラスからモロッコのタンジェまでの三時間の船旅を思い出します。



娘は船の具体的なイメージがよく分かっていなかったらしく、船内で「ママ、お船はまだ?」と聞いてきたので、寒いデッキに出て湖面を見せてやります。
「うわ~ママ、おっきなお風呂。」
と言われて笑っていると、美しい富士山が見えました。
傍らの夫に、「あの山は富士山と言うのよ。「サン」は山と言う意味で・・・」と説明すると、「じゃあ、お父さんはおとう+マウンテン?」
と。
全く娘も夫もかなりずれていて面白いです。
ちなみに最近の夫は少し日本語が分かるのですが、レベルは二歳三ヶ月の娘の方がちょっと上で、娘に「パパ、違うよ。これは***と言うんだよ。」と訂正されています。

「桃源台」まで25分の短い船旅であっという間に到着しました。
目的地は、この近くにある富士山が見える露天風呂があるホテル。










夫も娘もロープウェイに乗るのは初めて。
全然大丈夫そうな顔をしていますが、内心は大興奮。

目的地は姥子。
ロープウェイを降りるときに、「何も無いですよ。本当にここで降りるんですか?」
と言われるような山の中です。
駅前には何もありません。
赤ちゃんと幼児連れなのですが・・・とホテルに連絡を入れると、ミニバスで迎えに来て下さいました。
ホテル自体は、モロッコの田舎にもありそうな中規模のホテルで、ランチのバイキングは、・・・・この値段ならこんなものかなと言うレベルのものでしたが、私たちの目的は日帰り温泉。
子連れなので大人だけ交互に入るつもりで、さっと食事を済ませます。
娘を主人に託して温泉へ・・・・
のはずが、ちょうどお昼寝タイムに掛かったためか、「ママ、一緒に行く。」と言って泣きそうな顔です。
ごまかしごまかしさっとレストランを出たものの、ホテル中に響き渡るような叫び声が聞こえてきました・・・
せっかくの絶景の露天風呂を一人で楽しめないのは残念でしたが、一緒に入ることにしました。
「**ちゃん、一緒にお風呂入る?」と聞くと、ころっと機嫌が直りました。

露天風呂は岩を組み合わせて作られており、湯煙で素敵な雰囲気です。
娘はこういうムードの場所に来るのは初めて。
「**ちゃん、素敵なお風呂だね。入ってみようか?」
と言うと、岩に足を付けるのが怖いらしく、恐る恐る足を踏み入れます。
滑らないかドキドキするようで、一番浅いところで中腰になっています。
「座ってご覧」と言うと、「危ないから座らない。」と言い張るので、時々お湯をかけてやりながらお風呂を楽しみました。
こういう姿を見ると、モロッコでも日本でも、アスファルトに囲まれた生活で、自然に触れることが少なすぎるのかなと反省します。

このお風呂は本当に素晴らしい絶景で、一人であれば出たり入ったり30分くらいのんびり楽しみたかったのですが、二歳の子連れです。
10分ほどのからすの行水でレストランに戻りました。
お風呂の中では殆ど無言だった娘は出ると興奮気味。
「ママ、**ちゃん上手にお風呂は行ったでしょ~?大きなお風呂楽しいね~お外のお風呂大好き。」

皆お風呂を楽しんだところでホテルを出発します。帰りも駅まで送っていただき、またロープウェイに乗り込みます。
次の目的地は「大涌谷」



物凄い絶景です。
こんなロープウェイがモロッコにあったら、マラケシュからワルザザート間の道もあっという間だね~
この風景はチシカ谷にも勝るね~。モロッコにロープウェイがあったら、きちんとメンテナンスするかしら・・・
などとモロッコの話をしていると、大涌谷が見えてきました。



凄い湯煙。
この近くまで行ってみよう、と言う話をしていたのですが、物凄い寒さです。
0歳児と2歳児連れでは難しいと言うことで写真だけ撮って帰ってきました。
硫黄の強いにおいがします。
この匂いはモロッコの温泉、「ムーレイヤコブ」と同じです。



私も箱根には何度か来た事がありますが、いつも温泉旅館でのんびりして帰るだけでした。
この風景を見るのは初めてです。
・・・モロッコでも色々な風景を見ましたが、ここも凄いです。
モロッコ人の主人もかなり楽しんでいました。
娘は、今一この場所の意味が分からない様子。



娘が反応したのはこちら。
日本の自宅は東京のど真ん中にあり、近所に綺麗なイルミネーションやディスプレイが沢山ありますが、二歳の娘にはこちらのほうが良かった様です。
サンタさんの服を着て、ツリーのお隣で写真を撮ってご機嫌でした。

箱根の純和風の宿+湖に富士山+ロープウェイ+大涌谷+日帰り温泉の旅は、モロッコ人の主人に大好評で、早速同国出身の友人にお勧めしていました。
外国人に分かりやすい和風情緒に大自然。
お勧めです。

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◆モロッコの温泉

モロッコにも温泉があります。
有名なのは「シディハラズム」と「ムーレイヤコブ」
私が行ったことがあるのは「ムーレイヤコブ」の個室温泉です。
日本の温泉とは異なり、お風呂自体の風情はありませんが、源泉をかなり贅沢に使っている掛け流しで、効能はありそうなお湯です。

モロッコの温泉、「ムーレイヤコブ」の体験談はこちら。
http://dearmorocco.cocolog-nifty.com/marrakech/2005/11/post_e3f9.html

ディアモロッコ/宮本 薫
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2008年12月 7日 (日)

箱根一泊

モロッコに帰る前に、家族で箱根に行ってきました。
ギリギリに旅程を決めたので、お部屋が取れて、お湯が良さそうで、子連れでも居心地が良さそうで、予算以内で、箱根湯本からあまり遠くないところと言う条件で、小涌谷の「三河屋」と言う宿を予約しました。

金曜日にお休みを取り、東京を出発したのがお昼頃。
我が家のマンションを出ると、強風が吹いており、落ち葉がミニ竜巻になっていました。
娘は「うわ~ママ見てみて!葉っぱが踊っている!」
と大はしゃぎでしたが、ちょっと悪い予感。
都内でこの気候では、山の中はどうなってしまうのでしょう?

ロマンスカーの中で他の家族と待ち合わせをし、箱根湯本に到着する頃には雨が降ってきました。
・・・・・モロッコに帰る前のせっかくのお休みなのにあいにくのお天気だわ。
と思いつつ、箱根登山電車に乗り換え、ホテルを目指していると雹が降ってきました。

今日は、私たち家族三人+他の家族三人。二歳の子供と9ヶ月の赤ちゃん連れです。
雹が振り出す前までは、「雨の箱根も温泉も、風情があって良いかも。」と思っていましたが、ここまでお天気が崩れるとブルーです。

雨の中、宿に到着しました。
明治15年に建てられたと言う宿の風情を楽しむよりも何よりも、まずはお湯に入って暖まりたいと言う感じです。
子供を交互に見ながら、大人たちは温泉へ。
夫婦と娘だけの旅も良いのですが、小さい子供が居るときは、大人数の方が便利です。

二ヶ月ほど前に、湯河原にも行ったのですが、二歳の娘の温泉デビューは湯河原でした。
温泉地で育った子供は赤ちゃんのときから入ると聞きますが、赤ちゃんだと肌が負けてしまいそう、トイレのコントロールがある程度できるようになってからが良いかな・・・
と言うことで二歳まで待ちました。
(まだオムツは取れていませんが、きちんと申告するようになっているので大丈夫だと判断。)

湯河原の温泉では、はじめてみる「おおきなおふろ」におっかなびっくりでしたが、ちょうどお客さんの数も少なかったので露天に連れて行くと
「ママ、お外のお風呂楽しいねえ」と静かに楽しんでいました。
肌が荒れたり体調を崩すことも無く、夜はぐっすり眠ってくれたので、今回は事前に「明日はね、皆でお外のお風呂にお泊りに行くのよ。」
と言っておいたところ、「ママ、お外のお風呂大好き。早く行こう。」と、とても楽しみにしていました。

宿に到着するやいなや、「ママ、お外のお風呂どこ?早く行きたい。」
とせっつかれましたが、まずはゆっくり入りたいので一人で入ります。
古い旅館なので、派手さはありませんでしたが、体が芯からほぐされる感じで、リラックスできました。
こんな温泉評も無いと思いますが、ここのお風呂はとにかくお腹が空くお風呂でした。(笑)
(もしかしたらダイエット効果もあるのかも。)

お部屋に帰ってくると、ご機嫌の娘が一言「ママ、おっきなお風呂行ってきたの?**ちゃんは?ワタシもお風呂行く。」
しっかり入浴してきて疲れていたので、「**チャンはお部屋のお風呂に入る?」「ヤダ」「お外のお風呂は、ご飯を食べてからにする?」「ヤダ」
娘も随分露天風呂に入ることを楽しみにしてきたようなので、フラフラになりそうだと思いながら、10分ほど休んでまたお風呂へ。

露天に入れてやると寛ぎ喜んでいました。

今回の旅は、モロッコ人の夫も一緒でした。
今まで、色々なところに旅行に行きましたが、本人のリクエストを尊重して、ベッドがある宿ばかりでした。
が、最近は随分「日本風」にも慣れてきて、お刺身なども美味しい美味しいと言うようになり、焼き魚など私よりも綺麗に食べるようになったので、そろそろ大丈夫かな、と思い、事前に何も言わずに純和風の宿を選びました。



ロビーに到着すると、「ここは何だ?レストランか?」と一言。
靴を脱いで入るスタイルの食事どころには行ったことがありますが、こういう設えの旅館は初めてです。
お部屋は二間続きでバルコニーから山が見える素敵な和室でしたが、部屋に案内されてもさっぱり訳がわからない様子で、「ここは一体何をするためのところなの?
皆寛いでいるけれど、食事をして、ベッドルームに移動するの?」などと聞いています。

「ううん。違うの。これは純和風のスタイルで、このお部屋で食事もして、夜はお布団を敷いて寝るの」
と言うと????
と言う感じでしたが、浴衣を着てお風呂に入って食事をする間にすっかり気に入った様子で、一泊しか滞在できなかったことが残念だったようで、次回は一週間くらい来たいと言っていました。(現実的に一週間もお休みを取ることは難しいのですが・・・)

(和室について、そうよね~日本独特のスタイルだしね~などと一瞬思いましたが、そういえばモロッコのサロンだって似たようなつくりです。
サロンモロカンと言うコの字型の奥行きがたっぷりとあるソファを部屋中の壁に並べ、そこで食事をし、お客さんが来た時はクッションを外してベッドにします。
普段家族が過ごす部屋以外にお客さんを泊めるお部屋がある家でも、お客さん用のベッドがあることはまれで、このサロンモロカンがベッド代わりになります。)



古い宿なので、風情があります。
働いてる方も、割と年配の方が多く、こなれている感じで心地よい接客でした。


翌朝はお天気でした。
光の美しさがとても印象的でした。
いつも商品の写真を撮る際に、モロッコで撮ると光が良いので綺麗に撮りやすいのですが、東京の光は透明度が少なくあまり綺麗に撮れないなあ・・・
と悩んでいましたが、この宿に差し込む光は非常に透明度が高く、窓の桟の形なども綺麗で、ものが美しく見えそうな、人の肌も美人に見える光でした。
磨きぬかれた木の床の色も素敵だったので、(こんなところでバブーシュの写真を撮れたら素敵だろうなあ・・・)と思いました。





お部屋の窓から見える風景。
もう少し前だと、紅葉が凄かったのではないかと思います。
でも、私は紅葉のちょっと前のまだ緑が沢山残っているところに一本だけ真っ赤な木が見えるとか、殆ど終わりかけの寂しい風情の方が好きなので、大満足でした。






ラウンジのランプシェードもレトロで素敵です。





立派な門構え。
宿のパンフレットに寄ると、この宿の初代当主が小涌谷の温泉を開発した人で、孫文が愛した宿なのだそうです。
彼らの時代の箱根はもっともっと山深い場所で、大変な秘境だったのだろうなあ・・・
そう考えると、モロッコの温泉地も100年もすると一大スパが出来ているのかもしれないなあと思います。

ディアモロッコ/宮本 薫

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2008年12月 4日 (木)

モロッコに帰ったら・・・

後一週間ほどでモロッコに帰る。

「帰る」と言う言葉を無意識に使うと、いつも、「モロッコが帰る場所なんですね~」と感心されたりするが、日本もモロッコも私にとっては帰る場所だ。

モロッコに帰ってすぐにしたいこと。

1:新商品の開発。(笑)

日本に居る間に、こんなものを作りたいとか、この商品のここをどうにかして改善したいとか、色々なアイデアが出てくる。それを書き留めたメモがかなりの量になっているので、早く形にしたくてたまらない。

形にしてみて今一だったり、残念ながら商品化は難しい出来になってしまったりすることが7割くらいで、形になってオンライン上や卸のお客様の店頭に並ぶ頃には随分数が減ってしまうのだけれど、それでもイメージを形あるものにする作業と言うのはシンプルに楽しい。

今回帰ったら、来春&来秋冬に大きく展開する商品のほか、20足とか50足とかの数量限定の面白いデザインも色々出してみようかなあと考えているのでお楽しみに。

2:ハンマム

モロッコと言えばハンマム。

熱々の石の上にタオルを敷いて横になり、体を芯から暖めて、垢すりをしてもらうと、驚くほど沢山垢が出る。もちろん毎日日本でもお風呂に入っているけれど、あのさっぱり感は一度はじめると病み付きになる。

モロッコに居るときは、週に一回は必ずハンマムに行き、垢すりの後、一時間くらいかけてマッサージをしてもらう。

日本では、中々そんな贅沢をする時間が無いのだけれど、この間久しぶりにマッサージに行ったところ、「ありえないくらい肩が凝っていますね~」と言われてしまった。(最近、娘が私の腕枕で眠りたがるので、そのせいかもしれない・・・)

3:マリカのクスクス

このフォトダイアリーにも何度も書いた、我が家のお手伝いさんのクスクスは絶品。

日本でも懐かしくなって何度か食べに行ったけれど、やっぱりかなり違う。

我が家では、毎週金曜日20人前~30人前くらいのクスクスを作る。

このお料理は、わーっと一気に作った出来立てを、熱い熱いと言いながら一気に食べるのが美味しい。

クスクスは、スプーンで食べても良いのだけれど、本当は右手で直接食べるとより美味しい。

右手の親指、人差し指、中指だけを使って、クスクスとスープと具を混ぜてお団子のようにしたものを、ひょいっと口に入れる。

ご飯でも、そのまま食べるのと、握ってあるものを食べるのとでは味わいが異なるけれど、クスクスも全然違う。

4:サイーダにお祝いを言うこと

5年ほど、我が家のお手伝いさん&ベビーシッターとして働いてくれた、お手伝いさんのサイーダが今度結婚することになった。早く会ってお祝いを言いたい。

彼女が幸せになることは心から嬉しいのだけれど、これからマラケシュの家に彼女が居ないのかと思うとかなり寂しい。もちろん、他の人に来てもらう予定だけれど、5年も居ると家族同然で、私も娘も新しい人に慣れられるかどうか心配だ。

5:マラケシュの郊外の広々とした風景を見ること

私が一番好きなモロッコの風景は、町の外の何も無いだだっ広い風景だ。

大きな青い空が広がっていて、時々羊の群れが通りかかるようなところ。

ちょっとしたカフェがあるとなお可。

6:みんなの顔を見ること

モロッコのスタッフたちの顔を見て、懐かしい気持ちになること。

日本でも、懐かしい人に会うのは良いものだけれど、モロッコ人は物凄く大げさに迎えてくれる。

「お帰り~~」と大声で叫びながら、駆け寄ってきて、ハグしてビズして!と言う感じ。

でもその直後から仕事のクレームや報告を受けなくてはならないのが辛いところだけれど。

7:フォトダイアリーの更新

それからもちろん、モロッコに帰ったら、このブログの更新も。沢山書きたいことがでてくる、アクティブな毎日になると良いなあと思う。

日本に居る間にしたいこと。

後一週間しかない上に、ギリギリまで仕事の予定が入っているので忙しいけれど、日本に居る間にしたいこと。

1:美味しい握りをもう一度。

日本食の中で一番好きなのは、やっぱりお鮨。モロッコで、どんなに美味しいといわれる料理を食べても、やっぱり日本のおすしの味にはかなわないと思う。

2:しっかりとした防寒着を持って帰ること

モロッコは暖かい国だと思われているけれど、冬は物凄く寒い。

特に今年の冬は世界的に寒いと言ううわさで、モロッコのスタッフに寄れば、毎朝霧が出るらしい。

夏仕様の建物が多いマラケシュで霧なんて、いかにも寒そう。

真冬のモロッコでは、厚手のウールの靴下やダウンが欠かせない。

日本でして帰りたいこと・・・ギリギリまで仕事の予定が沢山あるので、したいことよりも、して帰らなくてはならないことのほうが沢山あり、あまり思いつかない。また、モロッコに居る間に日本に帰ったらこれを食べて、これをして、ここに行って・・・と思いつくのだろう。

ディアモロッコ/宮本 薫

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