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2009年6月30日 (火)

ママ・トイレ

◆「ママ、トイレ」

6月*日

モロッコで暮らしていると、現在妊娠中と言う事もあり、娘と二人きりで出かけると言う機会がとても少ない。

大抵、夫やベビーシッターのHさん、お手伝いさんのマリカなど、誰か一緒だ。

日本では、二人きりで行動する事も多いのだが、もうすぐ三歳の娘と二人で出掛ける際の、私の最大の関心事は、「どこにトイレがあるか」だ。

と言うのは、トイレトレーニングが終わったばかり、進行中の親なら心当たりがあると思うのだが、娘と外出中、何時何どき緊迫した表情で、「ママ、トイレ」と言われるかわからない。

せっかく事前申告で来ているのに、間に合わなかったという事態を避けるために、爆弾の様なこの言葉が発せられたら何が何でも、一刻も早くトイレに向かわなければならない。

もう少し大きくなると、ある程度ためられるようになり、それほど緊迫した状況では無くなるのかもしれないけれど、まだ二歳代の娘の場合、親の私も娘自身も、どの位我慢できるのかさっぱり分からない。

だから、なんとなくもじもじし出したり、「ママ、トイレ」と言われた時に間に合うように、何時もどこにトイレがあるか気になって仕方が無い。

日本に帰ってきて一週間。

今までは、馴染みのある場所にしか行って居ないけれど、これからどこか新しい知らない所に娘と二人で出かけようと思ったら、事前にトイレのチェックは欠かせない感じ。

子供が赤ちゃんの時は、「ベビーカーが通れるか?」とか「おむつが替えられるか」「授乳が出来るか」が気になった。今はとりあえずトイレ。

自分一人の時は気が付かない、色々な視点があるなあと思う。

◆妊婦生活 Tokyo

6月*日

一人目妊娠時にどんなふうに感じていたか、すっかり忘れてしまったが、今回大きなお腹で帰国して感じる事は、東京の人と言うのは妊婦に物凄く優しいと言う事だ。

うーん、おかしい。

日本人は妊娠中の女性や小さな子供連れに冷たいとか、配慮が足りないとかそういう評判だったはずなのだけれど、もう毎日、どこに行っても暖かい言葉や視線、配慮を頂いて、くすぐったい位だ。

一人目の時もこんなだったかなあ。

もしかすると二人目でお腹がとても大きいからかもしれないけれど。

朝、家を出る。

マンションの前で出会ったお掃除のおばさんに挨拶をすると、「もうすぐですね~」と満面の笑みで挨拶され、「8月なんです。」とかそういう会話を交わす。

タクシーを捕まえようと、歩道で立っていると、知らないおじさんが「お先にどうぞ」と自分が捕まえたタクシーを譲って下さる。

運転手さんは、安全運転で、「元気なお子さんを産んで下さい。」と言われる。

到着し、ちょっと歩いて疲れたのでカフェに入ると、一番座り心地のよさそうな椅子に案内され、「お一つで大丈夫ですか?」と言いながらクッションを持ってきて下さり、ささっと椅子を引いて下さる。

実は、一日一杯位ならカフェイン入りのコーヒーを飲みたいところなのだけれど、せっかく親切にして頂いているので、「デカフェ」しかお願いできない。

カフェを出てエレベーターに乗ろうとすると、まだちょっと遠くに居るのに、スーツのおじさんが、「開く」を押しながら笑顔で待っていて下さったりする。

で、エレベーターを降りると、小さな子連れの女性に「もうすぐですか?」と話しかけられ、まだ予定日まで二カ月近くあると言う話をして「まあ、それは赤ちゃん大きくなりそうですね。」と言われる。

と、一時間くらいでこんな調子。

私個人ではなく、「妊婦」と言う記号になってしまった様で、不思議な感じだし、お腹が大きくても病気ではないので、結構普通に過ごせるものなのだけれど、妊娠中の女性に対して優しい世の中と言うのは素敵なので、話しかけられたら、にこにこ愛想よくしているけれど、実は頭の中は仕事の事で一杯だったり。

◆乗り物運・・・・

6月*日

今朝、マンションの前から流しのタクシーに乗った。

良く話す運転手さんで、子育てについて話っぱなし。

「子供のころからの英語教育なんてねえ~そんなの意味無いんだよ!」

とかそういう話を延々とされる。

なんとなく相槌を打ちながら目的地に到着。

あれ、いつもは1000円でお釣りがくる距離のところなのに、1400円?

「あの、割増料金になって居ませんか?いつもは980円位なんですけれど・・・・」

と言うと、「あれ~まちがっちゃったね~ごめんよ~1000円で良いから~」と言われる。

・・・・

で、5,000円出しておつりを待っていると、「どうもありがとうね~」と言われる。

ええと。。。

「済みません、5000円札なのですが」と言うと、

「あれ~ごめんね~」

と言われる。

ここはモロッコでしょうか。

それとも本当に運転手さんがぼーっとしていただけ?

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2009年6月29日 (月)

帰国直前の日曜日は、やっぱりウーリカ



帰国直前の日曜日

もうウーリカの写真は良いから、どこかほかに行く場所は無いの?
と言われてしまいそうですが、夏のマラケシュ+子連れ+妊婦連れとなると、日曜日に出かけたいと思う場所は限られてきます。
と言うことで、またウーリカに行ってきました。



今日はサラダも自分たちで作りました。
良く熟れたトマト。



トマト、きゅうり、玉ねぎ、イタリアンパセリなどのお野菜を細かくカットして、オリーブオイル、塩、レモンで味付けしただけのシンプルサラダですが、
素材が良いのか、頂く場所が良いのか、かなりの美味しさです。



お肉をたっぷり頂いた後のデザートは、川で冷たく冷やしておいたスイカ。
モロッコのスイカ、大きいですね。
最近は日本の様な丸くて小さなスイカも見かけるようになりましたが、やっぱりこれじゃないと気分が出ません。



男たちは、食後はカードゲーム。



子供たちは石を拾ってみたり、お手伝いしている気分になって見たり。自然を楽しみます。



赤ちゃんの面倒を見てあげているつもりの娘。
この子は毎週のように会う、友人の息子さんですが、次回会う時は随分大きくなっているのだろうなあと思います。


ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月27日 (土)

帰国しました

帰国しました

6月一週目に帰国しました。
今回の旅は、妊娠30週目の私、二歳十カ月の娘、そして在マラケシュスタッフの米川の三人の旅でした。
娘のパスポートを確認したところ、2006年に産まれてから飛行機に乗るのは今回が10回目。(一回の旅行で、モロッコ→パリ/パリ→成田と移動するので、厳密に言うと20回目。)
私も娘も慣れたもの、のはずでしたが結構ドタバタで、二人きりだったら随分大変だったなあと思いました。

◆モロッコ国籍の子供の出国に伴う父親の同意書

パスポートコントロールで、「モロッコ人の子供の出国に伴う父親の同意書」を求められました。
書類が必要な国があると言う話は聞いて居ましたが、今まで不要だったので用意していませんでした。
カサブランカの空港まで送ってもらったので、携帯で連絡を取り、出国審査の所まで夫に来てもらい、本人から話してもらうことで事なきを得ましたが、夫がカサブランカに居なかったら、予定のフライトには乗れなかったと思います。
どのような書類が必要なのか、書式があるのかなどの細かいことは分かりませんが、外国籍の親+二重国籍の子供だけで出国する場合は注意が必要です。

◆妊娠中のフライトについて

娘の出国許可書騒ぎでバタバタしていて、私自身忘れていたのですが、普通、妊娠八カ月ともなるとお腹が目立つので、「妊娠中のフライトについて、何かあった場合航空会社の責任を問いません。」と言うような内容の書類にサインさせられます。
念のため、モロッコのかかりつけ医からの診断書も持参して居たのですが、妊娠について聞かれること無く、成田に到着してしまいました。(お腹は十分目立って居ますし、妊婦だと言う事が分かりやすい服装でもあったのですがなぜでしょう。)

機内では、子連れ妊婦のフライト利用と言うことで、周りに迷惑が掛からないか心配して居ましたが、何だかよく分かりませんが、搭乗時から周りのお客さんに娘がモテモテで、手を振ってもらったり、ウィンクされたり、「なんて可愛いのかしら!」と言われたり、割と良い雰囲気でした。
機内持ち込み荷物は少なかったのですが、それも周りの男性客がササッと手伝って下さり、スムーズでした。

娘も以前のフライトの事を覚えているらしく、リラックスした感じで、「**、オレンジのピカピカが付いたら、お座りしてベルトしようね」と確認すると、「ママ、オレンジのピカピカが付いたら、良い子でお座りして、シートベルトパッチンして、オレンジのピカピカが無くなったら、シートベルトはずしていいんだよね?」
と復唱したりして、物心付くと色々楽だわ~と思って居ました、が・・・・

◆パニック!!

カサブランカからパリまでの、約三時間のフライトが無事終わろうかと言う着陸寸前、シートベルト着用サインが付きました。離陸の時は上手にできたので、「さあ、オレンジのピカピカが付いたから、ちゃんとお座りしようか?」と娘に言うと、何だかもぞもぞして居ます。
んん?何か変。
「ママ、トイレ。うんち出る。」
と娘。
さあ困りました・・・・
「**ごめんね。今、オレンジのピカピカ付いているから、皆お座りして居なくてはならないの。トイレもダメなのよ。パンパースにしちゃって良いから、あとで綺麗にしてあげる。」
と言ったのですが、最近はトイレを失敗する事が無くなってきている娘からすると、自分からパンパースにするなどあり得ない話。

しばらくすると出てしまったらしく、気持ちが悪くて座って居られません。
大暴れでシートベルトから抜け出してしまいました。
飛行機は既に着陸態勢に入って居ます。
私たちの席は、一番前のフライトアテンダントの真ん前。
「マダム!きちんと座らせて下さい。危険です!」と大きな声が飛んできます。
危険なのは良く分かっているのですが、もうすぐ三歳の大柄な娘が本気でベルトから抜け出そうと暴れていると、かなりの力です。
お腹が大きい私は、つい自分をかばってしまうので抑えきれません。
結局、柔道の何とかがためみたいな姿勢で何とか座席に押さえつけたまま着陸しましたが、娘はショックでおお泣きするし、周りのお客さんに申し訳ないし、最悪でした。
こういう時は一体どうしたらいいのでしょう。
航空会社は、普通のシートベルトだけでは無く、遊園地などで使う様な五点式ベルトなどを用意してほしいです・・・本気で嫌がると危ないですから。

今回米川は離れた座席に居たのですが、やはり幼児のうちは、子供一人に付き大人が二人いると良いのかもしれません。

パリの空港のトイレで綺麗にしてやると、「ママ、ママ、うんちが出ちゃったの。いやだったの。」と必死で言いわけしていました。トイレトレが済んだばかりの娘としては、トイレに行きたくなったら周りの大人に申告する。周りの大人は最優先でトイレに連れて行ってやる。と言うのが正しい行動です。
おかしなトラウマにならなければ良いのですが。

パリからのフライトに乗りたくない!と言い出したらどうしようかと心配しましたが、今までの記憶で、「シャルルドゴールはまだお家では無い。もう一度飛行機の乗ってお家に着く」と言う事を覚えていたらしく、空港でしばらく過ごしていると、「ママ、早く飛行機のろう。」と言い出しました。

次のフライトでも、ベルトを嫌がって泣き叫んだりすると困ったことになるなあ・・・・
と思って居ましたが、自分から、「オレンジのピカピカが付いたからパッチンするの。**ちゃん、とっても良い子だから分かっているの。ママもちゃんとしてね。」と言いながらベルトを締め、離陸とともに眠り、着陸三時間前まで熟睡して居ました。
ホッとしたのもつかの間、着陸シートベルトサインが付くと、「ママのお膝でベルトする。」と言い出しまたひと騒動。確かに前回のフライトまでは、小さかったので赤ちゃん用の補助ベルトをして、私が抱っこして離着陸していましたが、今回はもう大きいので、一人で座席に座ってベルトを締めて着陸しなくてはなりません。
離陸は問題無いのですが、着陸の感じが怖いらしく、どうしても一人で座って居られません。
見かねた日本人アテンダントの方が、「これが填まらなかったら、何とか座らせて下さい。」と言いながら、赤ちゃん用のオレンジの補助ベルトを持ってきて下さいました。
嵌めてみると、ギリギリ何とか止まったので、抱っこした体制のまま着陸。
赤ちゃんが可愛そうなので、あまり抱っこしない様にしていますが、そんなことを言って居られる状況ではありません。

今回は何とか成田にたどり着きましたが、次回からどうしましょう。
何だか私の方がトラウマになりそうです。

成田到着時はフラフラのクタクタ。
ああ、これでやっと家に帰れる。
と思ったのもつかの間、目の前には列が出来ています。
そう言えば、インフルエンザの検疫があるのでした・・・
機内で配られた調査票を回収し、疑わしい人には質問するだけなのですが、それなりに遅れが出ます。

税関では、かなりの大荷物だったのですが、幼児連れの妊婦だったからか、ノーチェックでスムーズでした。
成田でお鮨を頂き、タクシーで青山まで帰りました。
さすがに疲れました。

ディアモロッコ/宮本 薫

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2009年6月26日 (金)

2010春夏サンプル製作



帰国直前まで取り組んでいた2010春夏サンプル制作。
ギリギリになってサンプルが続々と上がってきます。
仕事部屋一杯に広げて眺めて、一点一点眺めてみたり、組み合わせを考えたり、色々検討します。
非常に楽しい時間です。



こんな風に並べたら、お花畑みたいだなあ、とか。



色鉛筆の基本色みたいに揃えてみても良いなあとか。



こちらは、秋冬用の子供用ワンピース。
コーデュロイ/ウールのちょっと珍しいリバティプリントで作りました。



マルシェバッグリバティM/S。
中々素敵に仕上がりました。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月24日 (水)

甥と娘



前の記事にも書きましたが、夫の兄の息子(4歳/I君)が我が家に滞在中です。
昨年、一昨年の夏も一緒に過ごした甥と娘ですが、もうすぐ三歳の娘は、「子供同士で過ごす」と言う事が楽しい時期らしく、甥の滞在が嬉しくて仕方がない様子。
「お家にね、私のお友達が来ているの。今日も明日もずっと居るの。一緒の遊ぶの。」と目を輝かせて喜んでいます。
朝の七時から、キャー!!!!!!ウワー!!!!!
と物凄い声。
走り回る子供たちの声で目覚めます。

ん・・・・お腹の中の赤ちゃんが産まれて、兄弟が出来ると毎日こんなに騒がしくなるのかしら?
それとも、今はお互いが珍しいから?



ベビーシッターのHさんによれば、こんな風に静かに座って居られるのは、私か夫が在宅時だけで、出かけると途端に煩くなるそう。
まあ、二歳児と四歳児では、仕方がないことなのでしょう。

毎日一緒に過ごすようになり、数日経つと、お互い遠慮が無くなってきて、力関係がはっきりしてきました。
どう見ても、二歳の娘が、四歳の甥にわがままを言いまくり、甥はぐっと我慢している様子。
何をして遊ぶか、などの主導権は常に娘が握って居ます。
そう言えば、この甥も2~3歳のころは癇癪が凄くて、我儘で物凄かったのですが、四歳になって随分聞きわけが良くなったように見えます。
今はわがまま放題の娘も、下の子が産まれたら嫌でも我慢する事を学ぶことになるでしょうが、子供の世界にも色々あるなあと思いました。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月23日 (火)

オクラのタジン



ランチ。
サラダ:生野菜のサラダ&ザールーク
メイン:牛とオクラのタジン
デザート:スイカ



夏のモロッコ料理と言えば、オクラのタジン。
私の大好物。
オクラと牛肉の塊を圧力なべで煮込んだ料理です。
モロッコ料理は、イメージと異なりそれほどスパイシーでは無いものが美味しいのですが、これはちょっとスパイス大目に作った方が美味しいです。
とろとろに煮込まれたオクラとホロホロの牛肉が混ざりあって、絶妙の味。
アフリカっぽいお料理ですね。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月21日 (日)

南モロッコの夏野菜



南モロッコの味覚。
季節ごとのお野菜が美味しいモロッコですが、夏のお野菜は何と言っても南部です。
お姉さんがお土産に持ってきて下さったお野菜の一部。



どれも美味しいのですが、楽しみなのがオクラ。
オクラはもう少しするとマラケシュでも出回りますが、もっと小さくて棘が多くて、全然違います。
南部のオクラは柔らかくて棘が少なくて。タジンにしても美味しいのですが、和食にしても。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月20日 (土)

ホブスタジン(今日の朝ごはん)

5月*日

今日の朝ごはん。


昨日、夫のお姉さん&お兄さんの息子(4歳・I君)が我が家にやってきました。
もともと、私が日本滞在中は夫が一人では寂しいので、実家から誰かが出て来てくれるのですが、私&娘が中々実家に行けないので、ちょっと早めに会いに来てくれました。

お姉さん滞在中のお楽しみは・・・・
何といっても食事です。
我が家にはもともと、マリカと言う料理上手のお手伝いさんが居るのですが、彼女の料理とはまた一味違った、南部のスパイシーなお料理が得意です。
今日は、朝目覚めると何やら良い香りがしてきました・・・・
お客さんとして滞在中の義理姉よりも遅く目覚める弟の嫁と言うのもどうしようもないのですが、キッチンを覗くと、
美味しそうな具入りパンを焼いている姉を娘と甥が取り囲んで居ました。
素敵な光景です。



焼き上がった「ホブズ タジン」
カリッとした薄めのパン生地の中にお肉や玉ねぎ、スパイスが入って居ます。



美味しそうでしょう。
かなり美味しくて、朝から一枚半も頂いてしまいました。



こういうパンに合うのは、やっぱりミントティ。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月18日 (木)

トイレトレーニング

トイレトレーニング

今年の二月、日本の保育園の最終日に、「**ちゃんのおむつ、どうされますか?」と聞かれました。
保育園では、おむつを預かって下さるので、その余りをどうするかと言う事です。
「お帰りになられる頃には、**ちゃん、もうおむつ外れているでしょうし。」

確かに娘はこの夏で3歳になりますから、そろそろおむつを外すタイミングです。
娘がまだ1歳のころから、我が家には可愛いおまるがあり、なんとなく気が向くとおまるでしていた事や、大人のお手洗いに付いて行きたがって、トイレに興味を持っていた事から、
適当にタイミングが来ればトイレでしたがるんじゃないかと暢気に考えていましたが、多少の後押しは必要かなと思い、モロッコでの2月から6月までの間に外れるようにトイレトレなるものを
はじめてみました。

◆初めは・・・

二月、ベビーシッターのHさんがいらしている時だけ。
「今日はパンツにする?」とHさんが聞いてみて、娘がその気になった時だけ、普通の布のパンツを履かせて見ました。
日本だと、トレーニングパンツとか色々ある様ですが、モロッコではそのようなものは見かけません。
最初は自分からは申告できないので、30分おきにトイレに連れて行ってもらいます。
この頃は、トイレ&パンツ=Hさんと刷り込まれていた様で、私が「今日はパンパースじゃなくてパンツにしようか?」と誘ってみても、
「パンツはHさんと。ママはパンパース」と言うので、本人の好きにさせていました。

◆外出

1か月ほど、暢気にこんな感じで進めて来ました。
ある日、Hさんがいらしたときに、思いつきで「今日は、パンツで外出してみて下さい。」とお願いしてみました。
私が帰宅すると、「今日は近所のスーパーまでパンツで行った」と自慢げに報告してくれました。

◆しばらくすると

最初の頃は、自分で申告できなかったので、30分おきにひたすら誘いかけると言う感じでしたが、しばらくすると、自分から「トイレ」と言えるようになってきました。
パンパースを付けていても、トイレでした方が心地良いと言う事が分かってきたらしく、事前に報告出来るようになってきました。
でも、失敗すると大変なので、外出時や就寝時は常にパンパース、家ではHさんがいらしている時はほぼパンツ、私が見ている時は、本人の気分次第。「今日はパンツにする?それともパンパースが良い?」と聞いて、好きにさせていました。

大きい方は何故かパンツやパンパースの中にしてしまう事が多かったのですが、しばらくすると自分で「カッカ」と事前に申告出来るようになりました。

◆ある日

朝、幼稚園(兼保育園)に行くために、着替えさせて居たところ、何時も使って居るパンツ型のパンパースを切らせている事に気が付きました。
あれ、困った。
シールタイプのものはあったのですが、もう2歳も後半の娘には可哀そうな感じ。
本人ももぞもぞするのか、嫌がって居ます。
「今日はパンツで行ってみようか?ピンクの可愛いのはく?」と聞いてみると、少し考えて、「パンツで行く」
と言うので、着替えを何枚か持たせてパンツで初登園。
失敗して着替えて帰ってくるだろうと思って居ましたが、そのままの格好で帰ってきました。
ちゃんと、先生がケアして下さって、失敗しなかったそうです。

あら、良かった。
翌日からは、何事も無かったかのようにパンツで登園していますが、一度も失敗して居ない様子。

◆最近は

「ムアリッマ、ピピ トワレット アーファック」
とトイレを申告するのだと教えてくれました。
ちゃんと、アラビア語でお手洗いに行きたい事を事前に伝えられるようになってきた様子。

家でも、お手伝いさんのマリカには「ピピ」又は「カカ」と言って、Hさんや私相手には「トイレ」と言ってちゃんと事前に言えるようになり、ほとんど失敗しなくなりました。
あとは夜寝るときだけ。
・・・・大変そうだから、もうちょっと先でも良いかなあと思いますが。

◆旅行中

三泊四日の旅行に行きました。
初日、マラケシュからアガディールまでの5時間の長い移動時間中、娘が慣れている様な綺麗なトイレが無い事が予想されたので、パンパースを履かせましたが、
おむつであってもそのまましてしまう事に抵抗があったらしく、「ママ、トイレ」と自分から申告してきました。
が、トイレに連れて行くと、「ママ、このトイレ汚いから綺麗に流して?」とか、「ママ、こことっても臭い。」とか言って嫌がるので、「じゃあ、パンパースにして良いよ。」
と言うと、「ありがとうママ。」と言っておむつに排泄して居ました。

アガディールに着いてからは、きちんと申告で来て、一度も失敗しませんでした。
きちんと出来る事が自分でも嬉しいらしく、「パパ、**トワレットミュジエーン!グル ブラボー」(パパ、**はトイレが上手にできたから、ブラボーと言って褒めて!)
と夫にまで自慢して居ました。

もうすぐ日本帰国です。
目標通り、日本の託児所には、おむつ無しで行けそうです。
お手伝いさんのマリカや、ベビーシッターのHさんのおかげですが、娘のトイレトレーニングは、トレーニングと言うほどのプレッシャーも無く、出来るようになりました。
タイミングが良かったのかなあと思いますが、娘の場合、性格的にとにかく「出来たら大げさに褒めまくる」と言うのが良かったみたいです。

後は夜寝るときだけ。
思い切ってはずしてみるしかないのでしょうが、今のところキングサイズのベッドに川の字になって寝ているので中々勇気がわきません・・・

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月16日 (火)

一足早い夏休み~アガディール(4)



朝食の後は、プールサイドに移動。
丸一日、日が暮れるまでここで過ごします。



私は泳ぎませんでしたが、ゴロゴロ、うとうとしながら読書。
娘と夫はプールで水遊びです。



鳥の声。
プールで子供が遊ぶ声。
ヤシの葉が風にそよぐ音。
水の音。

時々美味しそうなコーヒーの香り。
青い空。



昨年夏に来た時も、心地良い時間を過ごしましたが、今回はちょっと大きくなった娘連れ。
娘が水に触れたり、ヤシの葉の影を追いかけたりして楽しんでいる様子が素敵でした。



マラケシュでは、お手伝いさんのマリカやベビーシッターのHさんをはじめ、会社のスタッフや私たち夫婦の知人友人家族など、沢山の人が我が家を出入りします。
賑やかな暮らしは、娘にとって良い刺激になっている様ですが、今回のお休み中、何度も「**ちゃんは、楽しいの。ママとパパと**ちゃんの三つだけ。」と言って居ました。
私も夫も仕事を離れ、ゆっくりした雰囲気の中、水入らずで過ごすことが楽しくて仕方がない様子でした。



来年は、ここに親子四人で来るのかなあ。
と想像すると、とても不思議な気持ちになります。
私が娘の手を引いて、夫が赤ちゃんを抱っこしているのでしょうか。
ステイ中、子供が二人居るファミリーを見かけては、色々想像してしまいました。



滞在中に親しくなった3歳のお友達と遊ぶ娘。
この子の大きな写真が掲載できないのが残念ですが、大人顔負けのお洒落な可愛い子でした。
この日のファッションは、濃いピンクの水着の上に、黄緑色のロングチュニックをはおり、頭はベージュのバブーシュカ。
本物のゴールドのネックレス&子供用バングルでした。
3歳児に本物のアクセサリーなんて日本ではびっくりしますが、モロッコでは結構こういう子供を見かけます。
(24金のピアスやお守りのネックレスをしている女の子は珍しくありません。)

ちなみにお母さんは、真っ青なロングワンピースに大ぶりなセレブサングラス&髪はゆるゆるのアップと言う女優の様なバカンスウェアでしたが、良くお似合いで素敵、滞在中の男性客の注目を一身に集めていました。


ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月15日 (月)

一足早い夏休み~アガディール(3)



ホテルの朝ごはん

ホテルステイ中の朝一番のお楽しみは、やっぱり朝ごはん。
ずらっと並んだ焼きたてのパンや季節の果物、チーズにスモークサーモン。
見ているだけで豊かな気分になります。



一時間くらいかけて、ゆっくりのんびりと頂きます。



今日の朝ごはん。
美味しいパンに美味しいバターを塗って、七面鳥のハム、ゴーダチーズ、レタス、マスタードを挟んで頂きました。
美味しかった!家でもこんな朝食を出したいなあと思います。

娘は「食事を取りに行く」と言うスタイルが気に入り、いつもよりも沢山頂いていました。
気に入って居たのは、モロッコ風ソーセージ、スクランブルエッグ、ヨーグルト、カットフルーツ。
それから白ハリラ。(牛乳ベースに大麦が入ったシンプルなモロッコのスープ)

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月14日 (日)

一足早い夏休み~アガディール(2)



アガディールってなにも無いけれど、滞在中は何をするの?
と聞かれることがあります。
確かにこの町は、昔大きな地震があり、メディナが破壊された後計画的に作られた新しい町ですから、歴史的建造物とか、そう言う意味の見どころはほとんどありません。

でも、普段モロッコで暮らしている私たちにとって新鮮なのは、「非モロッコ的空間」です。
なので、海辺のホテルに到着すると、ずっとホテルの中で過ごします。
今回泊まったのは、昨年も娘を連れてきた「ソフィテル アガディール」。

海辺の広々とした敷地内には、素敵なプールとガゼボやハンモックがあります。
昨年宿泊した際、お部屋の場所が今一だったので、今回はテラスからプールサイドに出られる一階(モロッコでは0階)のお部屋をリクエストしました。

チェックインしてみると、娘用のエクストラベッドが入っているのでお部屋は狭いのですが、直接外に出られるテラスが素敵な部屋でした。
目の前は芝生とハンモック。



五時間運転した夫も、妊婦の私も、二歳の娘も疲れていたので、夜はお部屋で過ごしました。
夫は新聞、私は読書、娘はDVDを見てのんびりします。
それぞれ好きに過ごしているのですが、お客さんが多い我が家では、小さな部屋で全くの親子水入らずと言う事は中々無いので、何だか素敵な時間でした。
夕食は簡単にルームサービスのサンドイッチ。
夜は、結局いつものように川の字で寝たのですが、「パパとママと**ちゃんが一緒だね~赤ちゃんも居るね~」と娘は大興奮。
中々寝てくれませんでした。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月13日 (土)

一足早い夏休み~アガディール(1)



もうすぐ日本に帰ります。
帰国前に夫、娘と家族三人で、少し早い夏休みを過ごすためにアガディールに行ってきました。
最近は毎夏アガディールに通って居て、ワンパターンだなあと思いましたが、子連れ妊婦の私には、海辺のリゾートホテルでのんびり過ごすのが一番です。



マラケシュからアガディールまでの道中、シシャワで休憩しました。
前にもこのブログに書きましたが、シシャワには大きな休憩所が二つあります。

一つ目は、新しくて、割と小奇麗だけれど、食事が今一美味しくない所。ソプラゥルやCTMなどの長距離バスはこちらで休憩します。
もう一軒は、昔からあって、モロッコトイレしか無くて、物乞いも多くて、ちょっと・・・・なのですが食事が中々美味しいところ。グランタクシーやトラックが良く止まって居ます。

今日休憩したのは、「割と小奇麗」な方。
私は、「昔からある方」の方が好みなのですが、モロッコ式トイレしかないので、多分娘が駄目だろうと言うことで、こちらにしました。



様々な濃さのコーヒー、モロカンティー、ジュース、炭酸、水などの飲み物のほか、オムレツ、タジン、肉の炭火焼など色々あるのですが、
残念ながら、ここで出てくる料理は何時も今一。
食べるたびに、残念な気持ちになります。

限られた時間しかモロッコに滞在しない観光客が食べるのは、こういう休憩所の食べ物だったり、観光客向けレストランの食事だったりするはずです。
我が家には、毎日美味しいモロッコ料理を作ってくれるお手伝いさんが居るので、「モロッコ料理=美味しいもの」だと思って居ますが、こういうレストランばかりだったら、残念な感想を持つだろうなあと思います。
タジンに入っているお肉は、モロッコ人的には許せない様な骨と筋ばかりのお肉だし、作る人も、美味しいものを食べてほしいと言う気持ちでは無く「作業」として作っているのだろうなあと思います。

◆高速

アガディール~マラケシュ間は高速道路を建設中です。
シシャワ位までは出来ているかなあと期待して居ましたが、まだまだでした。
2010年中には完成予定だそうです。
山道が多く、橋を作ったりトンネルを作ったり、中々大変なのだそうですが、日本のODAも入っているとのこと。
完成が楽しみです。

ちなみに、行きは道が混んでおり、5時間もかかりました。(帰りはスムーズで3時間半でした。)

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月12日 (金)

インコが来ました



テーブルの上に土足で上がってお行儀悪い・・・・
のですが、何だか微笑ましい瞬間だったので注意をせずに写真を一枚。

少し前に、夫がインコを二羽買ってきました。
私は「籠に入った鳥」があまり好きではないので、内心(え~・・・・)と思いましたが、「***が毎回欲しい欲しいと言うから、つい買ってしまったよ。」と嬉しそうに言う姿を見て、何も言えませんでした。
誰が世話をするのかしら。
と思って居ましたが、意外にも、夫が娘と一緒にまめまめしく世話をして居ます。
普段は室内に置いて居る鳥籠を、直射日光の当たらない外に出してやったり、餌や水を取り換えてやったり。

今日も、大きな体を折り曲げて、鳥の餌を変えてやっているところです。
娘も興味津津。
最初は、「あまり綺麗な声でも無いし。」
と思って居ましたが、最近はなんとなく声も綺麗になってきた気がします。
もうちょっと大きくてお洒落な鳥籠に変えてあげようかなあ・・・と思います。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月 9日 (火)

フェルト事始め~みよしまさこさんとフェルト作り(4)



さてさて。
これは何でしょう。



こうやって、フェルト化していき、



もうお分かりでしょうか。
バブーシュです。





徐々に形になって行き、






靴型でトントンと成型すると、室内履きの出来上がりです。
と、こんな風に写真で見るとあっという間の作業のように見えますが、実は一足制作するのに丸一日程度もかかります。
これに革底を付けて出来上がり。
今は色々練習で作りつつ、色やウールを研究して居ます。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月 8日 (月)

フェルト・事始め みよしまさこさんと作るフェルト(3)



ある日、事務所に行きフェルト制作部屋を覗くと、黙々とウールの仕分け作業が行われていました。
マスクをしているのは、風邪やインフルエンザ予防では無く、埃が凄いからです。

普通、日本でフェルト用の原毛を買ってくると、綺麗なフワフワの毛が手に入りますが、
どんな羊の毛でも、もともとは結構汚いものなのだそうです。
そう言われてみると当たり前ですよね・・・
動物の毛ですから。

さてさて、かなり時間をかけてごわごわの、色々なものが混じっている毛を綺麗にし、ふわふわにした上でフェルト制作が始まります。
みよしさんに寄れば、モロッコで作られている普通のフェルト商品は、ほとんどここの作業が行われていないとのこと。
ウールは、石鹸水を駆けて圧迫するだけでフェルト化しますから、下準備を丁寧にしなくても、それらしい形にすることは可能なのだそうです。

ただしもちろん、仕上がりには差が出ます。
手触りがごわごわだったり、平面が滑らかでは無かったり、不潔だったり、色々なものがフェルトの中に混じっていたり・・・・

それはそうですよね。
モロッコのウールで作ると、質の悪いフェルトしか出来ないのでは無く、きちんと丁寧に仕事をすると、モロッコのウールでも綺麗にできる。
何だかとても嬉しくなります。
とにかく、最初は、質と丁寧さを重視。効率は二の次にして作業を進めてもらう事にしました。





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2009年6月 7日 (日)

フェルト・事初め みよしまさこさんとフェルト作り(2)

フェルト・事初め みよしまさこさんとフェルト作り(2)

さて、到着の翌日からフェルト作りが始まります。
みよしさんは、もちろんアラビア語が出来ません。
直接フェルトを教えて頂くモロッコ人女性スタッフ二人も、言葉は出来ません。
今週中は、私が。来週からは新人の日本人スタッフが通訳を務める予定ですが、先生も、生徒も作る人同士。

絵に描いたり、ジェスチャーを使ったり、非言語コミュニケーションでも沢山の事が通じるのではないかと思います。
「大丈夫ですよ!」
と申し上げて、少し通訳をした後、私は事務所でパソコンに向かいます。
しばらくして様子を見に行くと、早速初めてのフェルトが出来ていました。
簡単なコースター。
「これが基本です。平面さえ、綺麗に丁寧に作れれば、後は何でもできるようになりますよ。」
とみよしさん。
生徒の二人も、ウールが平面になると言う事に面白さを感じている様子です。



短い日程中に、何がどこまで形になるか分かりませんが、ここで余計な口を出しても仕方がありません。
バックアップ役に徹し、お任せするだけです。







それにしても、みよしさんは凄いなあと思いました。
初めてのアフリカの国で言葉が通じない生徒二人相手に、あり合わせの環境で、ちゃんと物が出来あがって行きます。
これが無い、あれが無いとネガティブにおっしゃることは全く無く、
「解決策としてこんなことを生徒の**から提案されて素敵でした~」
と、あくまでもポジティブに。
周りを巻き込んで楽しい気持ちにさせて、そして結果を出される、仕事(ものづくり)に対する姿勢、見習わせていただきたいと思いました。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月 6日 (土)

フェルト・事初め みよしまさこさんとフェルト作り(1)



↑みよしまさこさんの「初めてのアフリカの生徒たち」が作った初めてのフェルト。

フェルト・事初め みよしまさこさんとフェルト作り(1)

昨年の12月。
日本滞在中。
ディアモロッコの商品を出品させていただいていた、フェアを見るために銀座の松屋に行きました。
可愛く並べて頂いている商品を見て、ついでに同じフロアの可愛い雑貨を見て買い物して帰る事にしました。
丁度妊娠が分かった直後だったので、気になるのは暖かい小物。
「湯たんぽにしようかな・・・・それとも、レンジでチン出来るのが良いかなあ・・・」
と迷いながら歩いていた時に、ふと目にとまったのが、「フェルト店」と言う看板と、シンプルでカラフルな小物が整然と並べられたスペースでした。
引き寄せられるようにお店に入って見ると、暖かそうなフェルトのバブーシュがありました。それも紫!

あ、欲しい。足元暖かそう。

実は少し前から「フェルト」と言う素材が気になって居ました。ディアモロッコでは、羊の革を使ってバブーシュを作って居ますが、フェルトは、同じ羊の「毛」を使って作られています。
マラケシュで、フェルト職人さんの工房を見に行ったり、バッグを買ってみたりしたことがあるのですが、今一素材感が雑な感じでしっくりきません。

そんなことを考えていたときに出会ったフェルトの「紫のバブーシュ」。
お店の方にお願いして手に取らせていただくと、モロッコのものとは全く異なる、ふわふわの柔かい触り心地にうっとりしてしまいました。
バブーシュと、丸くて柔かい鍋敷を頂くことにして、店頭に立っていた方と一言二言お話ししてみたところ、
何と作家のみよしまさこさんご本人でした。

お名刺を頂くと、あれ、どこかで見た住所。お住まいは私の実家のすぐ近く。その上月に一回お教室をされているNHK文化センターは、ディアモロッコのオフィスの目の前です。

なんとなくご縁を感じて、何よりも彼女の作品の持つ雰囲気に魅かれて、また近い将来お会いしたいですね・・・・
と言ってお別れしました。


実は、(近い将来と言っても、すぐにモロッコだし、またいつかお会いできると良いなあ。・・・)
位のイメージだったのですが、12月はじめにモロッコに帰国する予定が延び、年明けまで日本に居る事になりました。
これは何かのご縁かもしれません。
「実は・・・」
と連絡を差し上げたところ、「是非アトリエにいらして下さい。」
と暖かいお返事を頂き、モロッコから取り寄せたばかりの原毛をお土産に、お伺いしました。
お会いするのが二回目とは思えないほど、話が弾み、「モロッコで、フェルトを作りませんか?」
と言う話になりました。

それから、青山のオフィスに来て頂いたり、モロッコから原毛をお送りしたりして、打ち合わせを重ね、五ヶ月後、みよしさんはカサブランカの空港に到着されました。

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2009年6月 4日 (木)

サイーダの結婚式



サイーダの結婚式

先日、婚約式の様子をお知らせした、サイーダの結婚式に招待されました。
何だか最近カメラの調子が悪く、あまり綺麗に写真が撮れませんでしたが・・・・

モロッコの結婚式他、お呼ばれごとと言うのは、招待を受けた本人以外が出席しても良いものなので、
今日は、私たち夫婦、娘、スタッフの米川、新しい日本人スタッフ、フェルト作家のみよしさん、娘のシッターをして下さっているHさんの総勢7人で!
お邪魔しました。






今日の式は、ご主人のお宅で行われたのですが、何とダブルヘッダー。
親族のカップルと二組同時で行われました。
そのためか何だかわかりませんが、ちょっと温かみに欠ける様な気がして、婚約式の方が素敵だったなあと思ってしまいました。



モロッコの結婚式と言えばこれ。お神輿です。



ディアモロッコ/宮本 薫
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2009年6月 2日 (火)

バブーシュ色合わせ2010春夏



バブーシュ色合わせ

恒例の、バブーシュ新色色合わせです。
今作っているのは2010年春夏もの。
こうやって、革に色々載せてみて、実際に成型したサンプルを作って見て、その中からシーズン展開色を選びます。
素材も、職人さんも目の前に居るので、「こんな感じのこういうもの」と言う頭の中のイメージが、あっという間に形になります。



こんな感じの色展開にしようかなあ・・・・
と並べてみたところ。
ちょっと多すぎるのでここから幾つか削ります。



チップで指定した色が、革サンプルになったところです。どれも素敵で削りがたいのですが、



こうして色を載せてみると、自然としぼられてきます。
チップを並べて作った組み合わせは、約一年後に店頭に並びます。
例えば2009年5月現在、店頭に並べて頂いているのは2009年春夏商品で、発注を頂き作り始めているのは2009年秋冬商品で、
サンプル制作をしているのは2010年春夏ものであると言う時間の流れを説明すると、何時もモロッコ人には呆れられます。

ディアモロッコ/宮本 薫
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