2007年9月26日 (水)

北部の旅 36_子連れ旅行について

今回、私達は一歳になったばかりの娘、三歳になったばかりの姪の長女、7歳の姪の長男と一緒に旅をしました。
子供三人連れのたびは大変かなと思い、普段から娘の世話をお願いしているサイーダに、一緒に旅してもらったのでとても楽でした。
「ベビーシッターつきツアー」なんて聞いた事がありませんが、お母さんと子供10組に有資格者のベビーシッター3名などと言うツアーがあったらとても良いと思うのですが。(お母さん達が観光に出ている間、ホテルで見ていてくれる。)勿論赤ちゃんと一緒に楽しめる事も沢山ありますが、全部大人の都合に付き合わせていては疲れてしまいます。



持ち物:
オムツ(パンパース)いつも使っている銘柄のものが手に入らないと困ると思い、旅行期間中十分な量のオムツを持って行きました。
モロッコでも最近は紙おむつを使う人が増えているので、メーカーに拘らなければ、よほどの小さな村で無い限り手に入ると思います。
今回も、庶民的な商店街などでもチェックしましたが、ハギースなどのメーカー品を良く見かけました。
また、ばら売りでも販売されていました。(一枚1.5DH程度)



ベビー用シャンプー:持って行きましたが、ジョンソンアンドジョンソンなどのベビーシャンプーがどこでも手に入ります。
ベビー用日焼け止め:海辺の町に行く前に、高速道路沿いの休憩所で買いました。なんと140DHもしました。(ニベアの子供用日焼け止め)
爪切り、綿棒などのケア用品:いつも使っているものを持って行きました。赤ちゃんは爪が伸びるのが早いので、一週間の滞在でも切らないと伸びてしまいます。
着替え:七組持参し、レンタハウスだったので行く先々で洗濯していました。夏のモロッコではあっという間に洗濯物が乾きます。意外と夜寒かったので、長袖もあれば良かったかなと思いました。
ベビーカー:ブガブーは嵩張るので、マクラーレンを持って行きました。行く先々坂が多かったり、砂浜だったりで、あまり使いませんでした。
幸い抱っこの人手が沢山居たので問題ありませんでした。
スリング:勿論持って行きました。これが無くては始まりません。
おもちゃ:普段から好んでいる音が出るおもちゃを幾つか持参しました。おもちゃが無くても、色々なものを勝手におもちゃ代わりにして遊んでいました。

タオル:レンタハウスの旅だったので、タオルは多めに持って行きました。ホテル宿泊であっても、ホテルのタオルはあまり質が良くないことがあるので、赤ちゃん用のものは持参した方が良いと思います。バスタオル一つで、タオルとして使う他、上掛けにしたり敷物にしたり、色々使えます。
シーツ:モロッコの国内旅行の場合、チェーンの五つ星ホテルを除いては、寝具にがっかりさせられる事も多いので、肌が弱い赤ちゃんの場合はシーツを持参すると安心です。
おまる:嵩張るからと、持参しなかったのですが、大人用のトイレでは難しかったので途中で購入しました。町のスークで10DHで売られていました。

その他、普段のお出かけで持参するような小さなタオルなど。

一歳になったばかりの娘を旅に連れて行くことについて、娘にとってはどう言う経験になるのかと考えましたが、帰ってきて振り返ってみると、「沢山の人々と朝から夜まで大家族のように過ごす。」「普段は仕事で家を空けることが多いパパやママと一日中過ごす」ことを楽しんでいたように見えました。
元々好奇心が旺盛な子なので、大きなカフェに入って周りの人々を指差しながら喜んだり、私にしがみ付きながら波の感触を確かめたり。
様々な「初めて」を経験しました。
お手伝いのサイーダのことを、はっきりと「サイーダ」と呼び、返事されるという関係が分かるようになりました。
旅行の最初は嫌がっていた甥や姪にも懐くようになりました。
姪の子供達が近づくと満面の笑顔で喜んでいました。


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2007年9月25日 (火)

北部の旅 35_旅の終わり



旅の最後の日の、最後の夕陽が沈みます。



今日も1日運転してきて疲れた夫が「ちょっと休憩して食事をしよう」と言い出し、美味しそうな煙が漂うお肉屋さんの前で車を止めました。
また、ワンパターンなひき肉のハンバーグとケバブと言うメニューになるのでしょうが、これを食べると、「モロッコの旅行中」と言う感じがして、悪くありません。



ここで食事をしました。



最近、「食べさせて貰った後は、食べさせてあげる」のがブームの娘。
夫はメロメロです。
娘の本日のディナーは、パンとトマトとケフタ(ひき肉のハンバーグ)とダノン少々。
最近は、娘のために作った離乳食には見向きもしません。
ケフタは大好物でほうって置くと幾らでも食べてしまいます。



もう直ぐマラケシュ。
10日弱の旅が終わります。
旅に出ると家が懐かしくなり、家に居ると旅に出たくなる。
今度のモロッコ国内旅行は、12月の予定です。


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2007年9月24日 (月)

北部の旅 34_水を汲む人々

水を汲む人々



シャウエンからの帰路、可愛い風景が目に付いたので車を止めてもらいました。
写真はタジン鍋屋さん。既にこの旅行中に二個も買ったので、ここでは買いませんでした。タジンの鍋も地方によって少しずつ形が違ったりして面白いのです。



この店にも大量の玉ねぎと果物が売られていました。





道の反対側を見ると、人が集まっています。
水が湧き出る場所があり、皆そこで水を汲んでいる様子です。



よく考えてみたら、私は旅行中の町中の風景よりも、道中のだだっ広くて何も無い風景とか、ちょっとしたお店の光景の方が好きな様です。
いつも、モロッコは広いなあ・・・・と胸が一杯になります。
でも、写真を撮らせて貰うだけでは申し訳ないので、何か買い物をするのですが、もう車の中には大量の玉ねぎとにんにくとタジン鍋があります。
仕方が無いので、帽子の飾りと果物を買いました。これならこのままマラケシュに到着してもOKです。



万屋さんで、良い子にしていた子供達にヨーグルト(ダノン)を買い、また出発です。
今日のうちにマラケシュにたどり着けるのでしょうか。


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2007年9月23日 (日)

北部の旅 33_ラス・エル・マ



息を切らし切らしやってきたのは、「ラスエルマ」(水の頭)と言う名前の場所でした。
シャウエンの水が湧き出ている場所です。
まずは、緑を見下ろせる素晴らしいカフェで冷たいものを頂きます。



冷たいものを頂き、はーっと一息。
「あちらを見てご覧」と言われて目を向けると、子供達がプールで遊んでいました。



「あ、素敵なプールね」
と言うと、笑いながら、「あれはプールじゃなくて洗濯をしているんだよ。」
と訂正されてしまいました。



これを見て、なんだか分かりますか?
日本人なら「足湯?」とか言ってしまいそうですが、これは洗濯スペースです。
こちら側には水が入っていないので分かりにくいのですが、真ん中には水が流れ、それぞれの囲いの中が水で満たされるようになっています。
そして手前は洗濯板です。



手洗いのお洗濯は大変な重労働です。
でも、どうしてもしなくてはならないのであれば、家の中で1人しゃがんで黙々と行うよりも、こんな所で皆でお洗濯をした方が楽しそうです。
お母さんに連れられてきたのか、子供達も沢山居ました。
男の子はパンツ一枚で飛び回り、女の子はお母さんのお手伝いをしていました。



少し前まで、このコーナーにはおじさんが2人座っていました。
イチジクの大木の下、泉のマイナスイオンをたっぷり浴びながらのんびりカフェタイム。
良いですね。

それにしても、モロッコではどこでもそうですが、シフシャウエンでも働いているのは女ばかり。
男は寛いでばかりです。


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2007年9月22日 (土)

北部の旅 32_シャウエンの泉



シフシャウエンは、水が美味しいことで有名です。
町の至る所に泉が設けられ、自由に水を汲んだり飲んだりできる様になって居ます。



歩きつかれたので私達も小休憩。



以前、この町のレストラン・カフェで何時ものように「シディアリ」と言うミネラルウォーターを注文した所、ウェイターに「シディアリなんてどうして飲むんだ、シャウエンの水はシディアリよりもずっと美味しいから騙されたと思って飲んでみて欲しい。」と言われて普通のお水に挑戦してみたところ、確かに非常に美味しかった思い出が在ります。

考えてみれば、「シディアリ」もこのあたりで採れるお水で、ボトリングされて保存されているものよりも、湧きたてのシャウエンの水の方が美味しいというのは筋が通った話です。
今日も、泉の水を口に含んでみました。
口当たりがとても柔らかく、ほんのり甘みがある美味しいお水でした。

*私はモロッコで暮らしているのでモロッコの生水は平気ですが、旅行者の場合は止めておいたほうが良いかもしれません。


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2007年9月21日 (金)

北部の旅 31_シフシャウエンの緑



今回初めて夏のシフシャウエンに来ました。
青と白の幻想的な壁の色以上に心を惹かれたのが、町の至る所で見かけたブドウの葉っぱの棚やイチジクの木、その他名前は分からないけれど美しい葉を持つ植物が心地良い木陰を作っていました。



ずっと昔、やはり8月に訪れたギリシャのサントリーニ島を思い出しました。
冬になると、木々は葉を落とし、白と水色だけのもっとシンプルな世界になります。
どちらも素敵ですが、今回、思いかけず緑に溢れたシフシャウエンを歩くことが出来てとても幸せな気持ちになりました。



同じ町も、季節によって随分印象が異なるものですね。


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2007年9月20日 (木)

北部の旅 30_青の世界

30 シフシャウエン/青の世界















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2007年9月19日 (水)

北部の旅 29_シャウエンの坂

29 シャウエンの坂を上る



ハマン広場から少し上がった所にあるマーケット。
午後は細々と言う感じでしたが、午前中は色々なお野菜や果物が並んでいたはずです。

このマーケットのお隣あたりには、ハンマムが二軒ありました。
ハンマム(共同浴場)に入るとぐったりと疲れてしまうので、止めましたが、綺麗な水で有名な町です。
ハンマムもいいお湯なのではないかと思いました。



露地をどんどん歩き、



時々おみやげ物やさんを冷やかしたりしながら



石段を上がります。
赤ちゃんや幼児を連れている私達にはかなり厳しい道です。



どこまで行くのかな・・・



どんどん道が細くなり、白と青だけの世界になって行きます。


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2007年9月18日 (火)

北部の旅 28_シャウエン・ハマン広場



今回の旅行の目的地としてとても楽しみにしていた町、シフシャウエンに到着しました。
この町に来るのは3回目。
1回目は98年冬。はじめて来たモロッコではじめて見る青と白の世界に完全にノックアウトされました。
この町で、のんびりしたおみやげ物やさんのおじさんに、初めてのアラビア語を教えて貰いました。その言葉は「シュイヤシュイヤ」(少し・少し/少しずつ)
「こんにちは。」でも「有難う」でもなくて、「シュイヤシュイヤ」。シフシャウエンらしいなあと、今でも懐かしく思い出します。

2回目は3年前の秋。
フェズまで来たついでに車で立ち寄りました。
丁度新オリーブが出回る時期で、シャウエンのカフェレストランでも美味しいオリーブが印象的でしたが、やはり90年代に比べると随分おみやげ物屋さんが増えて、ちょっと雰囲気が変わった様な気がしました。

そして今回です。シフシャウエンの町はどんな顔を見せてくれるのでしょう。


近くの駐車場に車を止めて、ハマン広場を目指します。
シフシャウエンのメイン広場で、居心地のよい木陰、沢山のカフェレストランがあります。
カフェの目の前には大きなモスクがあり、モスクに出入りするおじいさん達がずらりと座っています。



変わらない光景です。
そう言えば、過去二回とも、この町を訪れたのは寒い時期、とんがり帽子のようなジュラバを重ね着しているおじいさん達がずらりと並んでいました。

夏のカフタン(手前のおじいさんが着ている民族衣装)も素敵です。



広場の近くの果物屋さん。
モロッコ中どこでも見かけるようなお店ですが、天井と壁の青色がシフシャウエンらしい店です。
手前の黄色い果物はメロンです。
野菜のようなさっぱりとした味わいのメロンで、モロッコの夏の食後には欠かせません。
そう言えば、この黄色いメロンには、必ず写真のように赤い模様が書かれているのですが、これは何なのでしょう?



山盛りのスイカに意味もなく掛けられた古いキリム。



シフシャウエンやフェズ、タンジェなどの細い坂道が多いメディナでは、今でもロバが大活躍。
こんなに載せて・・・と思う位大量の荷物を運搬させられています。



ランチは、広場の近くのレストランで取る事になりました。
どこの町にも居る夫の知り合いの紹介で、ここにいくように薦められました。
シフシャウエンらしい内装が中々素敵なお店でした。



お味はまあまあ。
この店だけでは無いのですが、シフシャウエンのレストランで美味しいと思うのは生水とオリーブだけ。
この町独特の味付けなのか、スパイスやジュベン(山羊のチーズ)の使い方がちょっと馴染めない感じがしました。



店の外の植木鉢もアイアンのキャンドルシェードもシャウエン色。


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2007年9月17日 (月)

北部の旅 27_オニオンストリート

27 オニオンストリート



今日は、マルティールからシフシャウエンに行きます。ティトワンを経由して一時間半位のドライブ、リフ山脈のなだらかな山道です。
美しい山道を走っているとこんな簡単なお店が現れます。



この道中では、どこに行っても売られているのは玉ねぎとにんにくばかり。
「玉ねぎとにんにく?車が臭くなるじゃないか!」と言う夫の心配をよそに、姪っ子とお手伝いのサイーダは「このあたりの玉ねぎは美味しい」と言って譲りません。
「こんなに大量にどうするんだ?」と言う声には、「もう直ぐラマダンだし、玉ねぎなんて干しておけばずっと持つんだから大丈夫。」と姪。
「うちとサイーダの家と姪の家と実家で分けたらたいした量じゃないんじゃない?」と私。

結局玉ねぎを一連とにんにくを一連買いました。



これで50DH。(700円位)
さすがに産地は安いですね。
結局、この玉ねぎとにんにく、姪とお手伝いさんに上げてしまい、我が家には回ってきませんでした。
ラマダン中のお料理で、きっとあっという間に無くなってしまうのでしょう。食べる人が沢山居るというのは良い事です。


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2007年9月15日 (土)

北部の旅 25_ティトワン

25 ティトワン

マルティールはティトワンの隣町です。
今日は、ティトワンにお茶を飲みに行って来ました。



車を降りると肌寒かったので、商店街で娘の服を買いました。







王様がこのあたりに滞在中なので、町は赤と緑のモロッコ国旗だらけです。



あまりにも人が多かったので、メディナも歩かずカフェにも入らず、何故か娘の防寒着だけ購入してマルティールに帰りました。

ティトワンの旧市街は、世界遺産にも登録されている観光地なのですが、個人的にあまり良い印象がありません。
10年ほど前に、初めてモロッコを訪れたとき、スペインからセウタまで船で渡りました。
船を下りたところで親切そうなモロッコ人に「どこに行くの?」と声を掛けられ、「シャウエン」と答えると、「セウタからシャウエンまで直接行く事は出来ない。ティトワンで乗換えが必要。たまたま僕もティトワンにいく用事があるから、一緒にタクシーに乗ってあげるよ。」と言われて、(あまり疑って掛かるのも失礼かな・・・)と素直に思った私達は彼に連れられて、モロッコ1日目にティトワンに来てしまったのでした。

「シャウエン行きのバスはここから出るよ」と案内して貰ったのが、メディナの横にある物凄く古くておどろおどろしい雰囲気の民営バスステーション。
古い石造りのその建物の中には殆ど日が差さず、外国人観光客である私達が入っていくと、右から左から、様々な声がかかり手が伸ばされ、恐ろしい雰囲気です。
ここから出たい!と思ったときに「シャウエン行きのバスは未だ三時間ほど無いみたいだから、その間ティトワンのメディナを案内してあげる」
と言う声に、ついていってしまった私達。
良くある話ですが、大きな絨毯屋に連れて行かれ、その後メディナを歩いていると、違法ガイドであるモロッコ人と、参考人である私達は補導され、メディナ奥深くの警察署に連れて行かれました。
結局、なんだかんだ言ってシャウエンにはたどり着けたのですが、初めてのモロッコの初日はティトワンで散々な目に遭いました。

今回、久しぶりにティトワンの町に行きました。
「あの民営バスターミナルも、いい加減場所が変更になっているかな。」と想像して居ましたが、全く同じ場所に、同じ雰囲気でありました。


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2007年9月14日 (金)

北部の旅 24_ごみ収集事業

24 ゴミ収集事業



今回モロッコを旅していて、一番印象的だったことは、シャウエンの白と青の風景でもなければ、お魚の美味しさでもありません。
モロッコ中からゴミが減って、道がとても綺麗になっていることです。
マラケシュでも気がついていたのですが、私が日本に帰っている間に、新しいシステムのごみ収集事業が始まっていて、上手く稼動している様子です。
マラケシュでも、以前はどこから来たのかわからないようなロバ車やおんぼろトラックが来てごみ収集していたのが、最近はきちんとしたロゴマーク入りのごみ収集車が来て、きちんと回収していくようになりました。
また、町の至る所に濃い緑色のゴミ箱が置かれるようになり、ポイ捨てする人が減ったのではないかと思います。
何よりも、上記の写真のような制服を着たごみ収集の人々が至る所でお掃除をして居ます。
本当に数多く見かけるので、新たな雇用の創出になっているのではないかとも思います。

このごみ収集事業、なんとフランスの会社が民間事業として行っているのだそうです。
そう言えば、マラケシュの町中を走るバスはスペインの会社が運営して居ますし、カサブランカの電気水道事業もヨーロッパの会社の運営だと聞いたことがあります。
国の重要な事業を外国の民間会社に委託することに関する問題について、以前NHKのクローズアップ現代で取り上げられていたので、「どう思うの?」とモロッコ人に聞いてみたところ、「色々問題は考えられるにしても、モロッコの公共事業として運営していたときは、使途不明金が多かったり、色々と問題が多かった。これだけきちんと運営できるのであれば文句は無い。」と言う話でした。
確かに、最近のモロッコの町は本当に綺麗になりました。


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2007年9月13日 (木)

北部の旅 23_マルティールの市場

北部の旅 23 マルティールの市場



私達が借りた家から100メートルほどの所で、毎日市が開かれて居ました。
観光客など殆ど来ないであろう、小さなマーケットの中でカメラを取り出す勇気は無かったので、入り口だけ少し撮って来ました。
近隣の農家から運ばれてきたお野菜、果物、どこかのお家で焼かれたばかりのパンや素朴な菓子パン、港から運ばれてきたばかりのキラキラ輝いている新鮮なお魚。勿論マーケットには欠かせない羊肉に牛肉に、生きたままの鶏も居ます。



色とりどりの日傘の下には、麦わら帽子に白いブラウス、赤い縞々の腰巻姿のおばさんたち。



お野菜と果物が続々と到着します。
この町が好きになった理由は、シンプルに「程よく近くにある、程よい規模の市場に毎日お買い物に行く事」が楽しかったからと言う理由も大きいのかもしれません。
マラケシュでは、車に乗って郊外の大型スーパーに行っても、こんな活きの良いお魚は手に入りませんからね。
今回は、三泊しか出来ませんでしたが、いつかこの町に二週間くらい、暮らしてみたいものだなあと思います。


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2007年9月12日 (水)

北部の旅 22_夜の移動遊園地



今日は、海辺の移動遊園地に行きました。
夫と甥と、6歳と3歳の子供と私。
眠ってしまった娘と、サイーダ、姪はお留守番です。
もう8時過ぎだと言うのに不思議な空の色です。



3DHの入場料を払って中に入ると、沢山の人でにぎわっていました。



早速見つけたのは綿飴。
「綿飴食べたい?」と聞くと、目をキラキラ輝かせてこくりとうなずく2人。



妹の方は、顔よりも大きな綿飴で顔中、髪の毛までベタベタにしながら最後まで食べました。



うわあ!と言う顔をしているので、普段泣き虫の三歳の妹の方は無理かな?と思いながら、「乗りたい?」と聞くと、また、こくりとうなずくので、2人分のチケットを買ってあげました。



うちの娘も、後二年もしたらこんな風に遊園地を楽しめるようになるのかなと思うと、信じられないような気がします。



お兄ちゃんと妹ってなんだか良いですね。
普段は直ぐに「ワーウワーオカアサン~」と泣いてばかりの妹の方も、お母さんが居ないとかえってしっかりするのか、とても楽しそうです。



家に帰ると美味しいタジンが出来上がっているはずだけれど、ちょっとお腹が空いたなあ・・・
と思っていると、ハリラ(モロッコ風スープ)やシシカバブの屋台を発見しました。



今度はメリーゴーランドを見つけました。
消防車、バス、自転車(!?)など色々な乗り物があったので、どれに乗りたい?と聞くと、「消防車!」
残念ながら出遅れて運転席は取れませんでしたが、後部座席でも満足そうな2人。

併設されたテントの中のお店で、お土産に子供服を幾つか買って、帰りました。

私が子供の頃、時々我が家に遊びに来ては、遊園地に連れて行ってくれたり、タカノのパフェを食べさせてくれたり、舶来物(と言う言葉がぴったりな)のおもちゃをお土産に持ってきてくれたりする素敵な独身の叔母が居たのですが、親戚の子供達を連れて遊園地に行くって楽しいですね。
自分の子供にはここまで甘やかす事は出来ませんが、親戚の子供であれば、(毎日毎日って言う訳ではないし、旅行中だし。)と色々な言い訳が立ちます。
綿菓子やメリーゴーランドでこんなに喜んでくれると、来年の夏はどこに連れて行ってあげようかな、と今からワクワクと考えてしまいます。


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2007年9月11日 (火)

北部の旅 21_海辺のカフェ



大好きで、四日間毎日通った海辺のカフェ。
このカフェは、海に面した道路沿いに在りました。
マラケシュではあまり見かけなくなった、元気なおじいさんが主役のカフェです。
モロッコ北部に来ると良く見かける大きなグラスに入ったミントティをゆっくりとすすりながら何を話しているのでしょうか。
常連さんらしきおじいさん達は、ゆっくりここでお茶を飲み、アザーン(祈りを呼びかける声)が聞こえてくると、カフェの直ぐ隣の空き地にぞろぞろと移動します。



足腰が弱って座れない人のために、カフェの椅子をガタガタと移動して、皆が海の方向を向いて並び、祈り始めます。
モロッコで暮らし始めてから色々な所でムスリムが祈る様子を見ましたが、ここで見た祈りの様子には非常に心を動かされました。
たまたまメッカが海の方向にある、だから海に向かって祈っているに過ぎないのですが、夕暮れ時の空の下で水平線に向かって祈る人々の姿は、“祈り”の原型の様に見えました。


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2007年9月10日 (月)

北部の旅 20_マルティールで家探し

大量のサボテンの実と共にティトワンのお隣の海の町、マルティール(Martil)に到着。
この町に来るのは初めてでしたが、真っ直ぐな水平線に面したメインストリートをブラブラ歩くだけで心地良い、程よい規模の町でした。
早速家探しを始めます。

適当に駐車係の人に聞くと、不動産の斡旋をしている人を紹介してくれましたので、彼の案内で色々と見に行きます。
一軒目は、海のまん前と言う絶好のロケーションだったのですが、

*温水シャワー無し
*キッチン無し(ガスボンベと洗い場はある。)
*寝具無し

と言う条件だったので断りました。

子供が一緒じゃなかったら、こういうところに泊まるのも非日常的で面白いかなと思えるような貸し部屋で、本当にビーチのまん前の建物なので、窓から見えるのは水平線だけ。
一階にはカフェ・レストランがあり、何でも持ってきてもらえるというのも面白ろかったのですが、子供達に風邪を引かせる訳には行かないし、全て買い揃えるのも大変なので断りました。

結局借りる事にしたのは下の写真の部屋。

海岸からは歩いて3分くらい。直ぐ隣に毎日野菜のスークが立つ、商店街の二階です。
普段の新市街の家とは全く違う雰囲気が面白かったので、ここにしました。
100平米程度の3LDKに寝具、フルキッチンで一泊1,000DH。
一週間以上の場合は一泊500DHでした。

この家、窓辺で座っているだけで、町中の喧騒が伝わってきてとても面白かったです。
ずっと暮らすにはうるさいかもしれませんが、旅行中はこういうのも良いものです。

マルティールの町:

とても気に入った割には写真が無いのですが、とても素敵な町でした。

*海に面したのんびりとしたカフェが沢山ある。
*観光ずれしていないので、人の雰囲気がゆったりしていて心地良い。
*徒歩でうろうろ出来る、丁度良い規模の町のサイズ。
*程よく活気があり、綺麗なビーチ。
*海に面した町の開放感。
*タンジェ、セウタ、ティトワン、シャウエンなどが近い。

気に入った理由は色々ありますが、海辺のまちらしい開放感があるのに、リゾートにありがちな浮ついた感じが無い、品のいいところが魅力的な町でした。

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2007年9月 8日 (土)

北部の旅 19_サボテンの実を買う

タンジェの宿をチェックアウトした私達は、ティトワンから10キロほどの所にある、「マルティール」と言うビーチリゾート(?)を目指す事にしました。
一応、事前にマルティールの不動産屋さんに電話を入れて、あたりをつけてはいますが、「予約は受け付けられません。」と言われています。
今日の宿は大丈夫なのでしょうか・・・また夜中までうろうろさせられるのはこりごりです。



タンジェからティトワンまでの道中は、青い空がどこまでも続くなだらかな山道で中々素敵です。
この地方独特の民族衣装の女性達が何か売っているので車を止めて写真を撮らせて貰う事にしました。



写真ね、良いわよ撮っても。でも沢山買って行って頂戴よ!と断る暇もなくどんどん袋に詰め始めたのは、



サボテンの実。



うわー、そんなに入れられても食べきれないから。
と言う私達の声が聞こえているのか居ないのか、すっかり彼女達のペースで、サボテンの実をバケツニ杯分も袋に入れられてしまいました。



ちゃきちゃきの農家のおばあさん。







国王がティトワン近辺に滞在中なので、道中はモロッコの旗で一杯。


サボテンの実は、モロッコでは夏のおやつとしてよく道端で売られています。
普通は2個3個剥いてもらってその場で頂くもので、買って帰るのは初めて。
姪の子供達は喜んでパクパク食べていましたが、私は2個が精一杯。
あまらせても勿体無いので、マルティールの貸家のお隣さんにおすそ分けしました。


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北部の旅 18_タンジェの住宅建設ラッシュ

タンジェの住宅建設ラッシュ



マラケシュの町も建設ラッシュですが、タンジェの新市街でも沢山のマンションが建設されていました。



建築予定地の前に建築計画を張り出すのは日本もマラケシュもタンジェも同じですが、タンジェでは、建物の図面を広告として貼り付ける事が流行っているらしく、色々見かけました。



このマンションは、120平米程度でしょうか。
割とゆったりとした作りですね。



こちらのマンションはモロッコにしてはこじんまりした作り。核家族仕様ですね。
徒歩で図面を見ながら散歩したら楽しそうだなあと思いました。

必ず巨大な細長い部屋がありますが、これは「サロンモロカン」用のお部屋。壁一面、コの字型にソファをオーダーメイドします。
それから小さめのマンションでもお客様用トイレが別にあるのが普通。お客さんスペースと私的なスペースが何となく分かれています。
こうして図面を見るだけで、モロッコの家と言うのはお客様を迎えるための家である事が良く分かります。


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2007年9月 7日 (金)

北部の旅 17_タンジェメディナ

今日は皆でタンジェのメディナ散策に行きました。



タンジェの町には坂が多く、メディナの中もこんな急な坂道です。
滑って転んでしまいそうな道を、地元の人はスタスタと歩きます。
中にはベビーカーを押している人も居てびっくり。転んだりしたらどうするのでしょう。



メディナに来た目的は私は町の写真を撮る事、他の皆は本日の食料品を買う事です。
キッチンつきの家を借りて「暮らすように旅をする」と、メディナ散策もただの見物ではなくなり、必需品を買い物する場所になり面白さが増します。
普段からマラケシュで生活していても、“タンジェの市場のトマトはマラケシュのよりも安い”とか“果物の種類は少ないけれど季節のものが美味しい”とか、色々感じられます。
特に印象的だったのが、タンジェのメディナの小さな店一つ一つの雰囲気がマラケシュとは全く異なる事。
まず、壁の色が異なる事も大きいのでしょうが、マラケシュの店に比べて、タンジェの店は全体的に静かな印象を受けました。
決して、活気が無いと言うのではなく、よく売れていて人も多いのですが、物の並べ方、配色などの雰囲気が何となく異なり、マラケシュの店の雰囲気は「祭り」の雰囲気、シックな印象を受けました。





タンジェのスークで売られていた野菜は、マラケシュよりも新鮮で値段も安めでした。
この新鮮なトマトが、一キロ2.5DH。



ナスは棘や産毛が痛いくらい新鮮です。生で食べても美味しそうなくらい。



田舎から売りに来ているおばさんの足元にはたまねぎ、ハーブ、鶏など。
マラケシュの市場にも、こういう風に田舎から作物を売りに来る人たちが居ますが、殆ど男性です。
タンジェでは、圧倒的に女性が多かったです。



ミントティ用のお茶とお砂糖、ネスカフェ、洗剤などをここで買い足します。



コリアンダーやイタリアンパセリなどのハーブやさんの後ろには、麦藁帽子と白いブラウス、赤い縞々の布を腰に巻いた民族衣装姿の女性達。



このお店ではオリーブを少しとにんにく一塊と明日朝のオムレツ用の卵を買いました。
オリーブのシーズンは秋以降で、今はそれほど美味しい時期ではありませんが、こういう風に並んでいるとちょっと買いたくなってしまいます。



タンジェのメディナのお店は、マラケシュと比べると商品の並べ方が整然としていて、何か静かな印象を受けます。
コーヒー屋さんが素敵だったので、「買わないのだけれど写真を撮っても良い?」と聞くと、「良いよ」と言われたので一枚パチリ。



昔懐かしい雰囲気の「テレブティック」電話やさんです。
携帯電話の普及で無くなって行くのかなと思いきや、携帯電話は受信専用、掛けるのは電話やさんからという人が多いらしく、今でも沢山見かけます。




娘のお腹が空いた様子なので、果物屋さんでバナナを買って食べさせます。



途中で娘の“おまる”を発見。嵩張るから持ってこなかったのですが、大人用のトイレでするのは怖いらしく嫌がります。10DHだったので買いました。



物凄い荷物を抱えた民族衣装のおばさん。
一商売終えて、これから田舎に帰るのでしょう。


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2007年9月 6日 (木)

北部の旅 16_アシラ日帰り撮影

アシラ日帰り

新しいリネンのワンピースは、アシラかシフシャウエンで撮影しようと思っていたので、早起きをしてアシラに戻りました。



朝の海の色。



ぽつんと置かれた小船。



アシラは壁画で有名な町。白い壁と青いドアと壁画。



この町にしかない不思議な雰囲気の中、住人は普通に生活を営んでいます。



特に意識して、少しずつ色合いを変えたのではなくて、たまたまその時々の青いペンキで塗ったらこんな組み合わせになったのでしょう。
閉まっている時のほうが素敵なおみやげ物やさんのドア。



こんな一角に三日間でも良いから暮らせたら素敵ですね。



ありあわせの缶に植えられたサボテンや花達。
このセンスに脱帽です。





すっかり夏のアシラです。昼間は観光客で一杯になるメディナですが、10時前に来たのでまだまだ静か。



娘と夫はカフェで一休み。



私は緑色の素敵な門を見つけたので、何枚か写真を撮りました。
大きなドアのノブの所に手を掛けて貰い撮影していたら、通りかかりの観光客のグループが、次々と同じポーズで写真を撮っていました。


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2007年9月 5日 (水)

北部の旅 15_タンジェ郊外のホテルイビス

道中、「HOTEL」と言う看板は殆ど見当たりません。
・・・このままタンジェに到着してしまうのかしら。
と疲れた気持ちで居ると、遠くに赤く輝く「HOTEL IBIS」の看板が!
普段は「せっかくのモロッコでイビスなんて面白みが無い。」
などと思っていたのですが、今晩のこの状況では、イビスの看板が光り輝いて見えます。

「オレは疲れたから、お前が聞いて来い。」
と言われてフロントに尋ねると、「丁度ちょっと前にキャンセルが出たばかりで空き室あります。」と言う素晴らしい答え。
他のお客さんが到着する前に3部屋押さえて貰い急いでチェックインしました。

姪一家は一部屋、夫と甥が一部屋、私とサイーダが一部屋です。
ダブルしか空いていなかったので、結構狭いベッドでサイーダと娘と三人で寝る事になりました。

勢いの良いシャワーを浴び、ベッドに潜り込みます。もう午前三時。娘もぐっすり眠っています。



翌朝、朝食を取るためにプールサイドに出ると既に甥がプールで泳いで居ました。
どこからそのエネルギーが出てくるのでしょう・・・



このイビス、町の中心からは遠く不便ですが、車で日帰りでアシラに行ったり、タンジェのメディナを見に行ったりする予定の私達には特に問題ないと言うことで、結局二泊しました。
ロビーの写真は素敵ですが、部屋はどうと言う事の無いビジネスホテルです。シャワーの勢いがよく、疲れた体には気持ちが良かったです。


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2007年9月 4日 (火)

北部の旅 14_午前二時のホテル探し

カサブランカで随分時間を使ってしまい、出発したのが午後7時過ぎでした。
今日の宿泊予定は立っていません。

「今日はアシラまで行くんでしょ?今から予約しなくて大丈夫?」
「運転に疲れたら途中で泊まりたいから、予約はしなくて良いよ。贅沢言わなければどこか見つかるから大丈夫。」
と夫。

まあ、仕事で移動しているのではないのだし、モロッコ人の夫と一緒ですから、何とかどこか見つかるでしょうと楽観的な気分で居ました。
アシラに到着したのは午後11時過ぎ。
この町に来るのは二回目です。
前回来たのは季節はずれのシーズンオフ。
閑散とした海の町という印象でしたが、今回はシーズン真っ盛り。
もう夜中だと言うのに、音楽をガンガン鳴らしたオープンカーが行きかい、ビキニ姿で歩いている女の子達も居ます。
町外れにあるこの町で一番大きなホテルを見つけ、夫がフロントに様子を聞きに行きました。
(今日はここに泊まるのか・・・ちょっとメディナから遠いから不便だわ・・・)
と暢気なことを考えていましたが、車に戻ってきた夫の返事は「満室」。
あらま、確かこのホテルはアシラで一番室数が多い所のはず。
大丈夫かなあ・・・ちょっと心配になります。

町の中心部まで来た頃にはもう12時を回っていましたが、まだまだ人が一杯居ます。
車を止め、夫がカフェの人や駐車係に貸し部屋情報を聞きに行きました。

30分もして戻ってくると、げっそりと疲れた顔で、「今日はお祭り前でどこも一杯。貸し部屋は汚すぎてお前達には無理。」
・・・・いつも私のことを贅沢だと非難する夫が「汚い」というからにはよっぽど酷い部屋しかないのでしょう。
困りました。
私達2人だけであれば夜が明けるまで車の中で寝ると言う選択肢もありますが、子連れでそうは行きません。
(だから予約しておいた方が良かったのに!)と言いたいのを、言っても仕方が無いので我慢しつつ、アシラが一杯なら、タンジェに移動してしまおうかと、覚えのあるタンジェのホテルに電話をしてみてもどこも一杯です。

イビス=満室です。
コンチネンタル=電話に出ません。
モーベンピック=満室です。
ミンザ=部屋はありますが、エキストラベッドは人手が無いので入れられません。一部屋3000DH。私達は3部屋必要なのでどう考えても午前2時から泊まるのは勿体無いので×。

どこにでもあるはずのお友達&親戚網にも時間が遅すぎて電話できません。
とりあえず、行って見る?と言うことで、道中ホテルが見つかる事を期待しつつ、アシラを後にしたのは午前2時過ぎ。
全員ぐったりです。


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2007年9月 3日 (月)

北部の旅 13_旅の途中・お肉を食べる

旅の途中・お肉を食べる



カサブランカからアシラに移動する道中。
お腹が空いたので途中の町に立ち寄りました。
ずらりとお肉屋さんが並び、その隣には簡単なレストランがあり、店先ではもうもうと煙が上がっています。
こういう店、特に夜はなんだかよくわからなくて外国人には敬遠されがちですが、移動中のモロッコ人には人気で、夜中でも大賑わいです。
主な幹線道路沿いには必ずあり、グランタクシーCTMバスで移動すると、こういうところで休憩する事も多いと思います。
同じバスに乗り合わせたモロッコ人が美味しそうなお肉を食べているのを横目に、飲み物だけと言う観光客も多いですが、とても美味しいので是非トライしてみて下さい。

この簡易レストランのメニューは、たいていが炭焼き各種と圧力鍋で煮込んだ煮物、サラダ、フライドポテト、オリーブ、ハリラなど簡単なものです。
お勧めは炭火焼各種。
お隣のお肉屋さんに行き、好きな部位を指定してカットしてもらいます。
シシカバブにしても良いし、ケフタと言うハンバーグにしても美味しいです。

モロッコではハンバーグ状の料理を「ケフタ」と言いますが、お肉やさんに「ケフタ*グラム」と指定すると、
「脂身を入れるか、ハーブを入れるか、スパイスを入れるか」など細かく聞いてくれますので、全部入れてもらって、自分でひき肉を炭火焼の所に持っていくと、今度は「たまねぎとトマトを載せるか?」と聞かれるので、これも載せて貰い、焼いて貰います。




焼きあがるとこんな感じ。
奥が「ケフタ」手前が「カバブ」。

シンプルなお料理ですが、非常に美味しくてお勧めです。
目の前でカットしてもらい轢いて貰うので、鮮度の問題も在りません。

こういうお店の人は、勿論英語を話しませんが、身振り手振りでも何とか通じると思います。

夕方移動する場合のお勧めはハリラ。
お野菜、豆、穀物がバランスよく入ったスープです。
これだけ飲んでいれば栄養のバランスが取れると言っても過言ではない、美味しいスープです。
地方によって味付けや入る素材が少しずつ異なりますが、しっかり火が通っているので、旅行者でも安心ですし、旅行中不足しがちな栄養素が一杯です。



お肉屋さんの様子。
日本のパックのお肉を見慣れているとちょっと引いてしまいますが、モロッコの感覚では、こういう風に大きな塊のお肉からカットしてもらう方が鮮度がわかり安心なのです。





お肉屋さんのお隣は果物屋さん。
適当にデザートを選び、レストランに持ち込んでもかまいません。
お願いすればカットしてお皿に持ってきてくれますが、旅行者の場合は、お皿だけ借りて自分でカットして食べた方が安心かもしれません。

*サラダも在りますが、旅行者の場合はお腹が慣れていないので生野菜は避けたほうが良いです。
お肉と一緒にトマトやたまねぎを焼いて貰ったり、果物をたっぷり取るとバランスが取れますね。

*こういうお店では、食べ終わった頃を見計らって物乞いの人が食べ物を貰いに来ることがあります。
もし、食べられそうなお肉などが残っていれば、パンに挟んで上げると喜ばれます。

*お肉は部位によりますが、1キロ70~100DH位。お肉代はお肉屋さんに支払い、レストランでは、飲み物代やパン代、焼き賃、場所代などを支払います。


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