北部の旅 12_カサブランカ生地問屋街
カサブランカ生地問屋街

アルジャディーダの滞在を終え、北上します。
途中、カサブランカの生地問屋街へ。
この町には様々なものの問屋が集まる「ダルブオマール」と言う一角があり、生地以外にも、プラスチック製品、衣類、キッチン用品、レストラン用品などありとあらゆる問屋が揃います。あまり治安が良くないといわれている地域なので、外国人のみでの散策はお勧め出来ませんが、非常に面白い地域です。
さて、そのダルブオマールに到着した私達は、まずこの一角に住む夫の友人宅にお邪魔します。
生地を見ている間、娘や子供達、姪、お手伝いのサイーダを休憩させて貰うためです。
どこに行ってもお友達ネットワークがあるのがモロッコの凄い所です。
新しい家具を入れたばかりの新築マンションのお宅で、鳥の丸焼きやプルーンのタジンをご馳走になります。
昼食後、お店が開く時間まで一時間ほどあったので、男性陣はタバコを吸いに出掛けました。
残された私達、「女子供」。
甥が、好きな音楽のCDを見つけて、音楽をチェンジすると、姪とサイーダがいきなり踊りだしました・・・・
「自宅のように寛いでいて」
と言われましたが・・・・いきなり踊りだすとは。さすがモロッコ人女性。
何故かハイテンションで踊る二人と、それを見て大喜びの子供達。娘も手を叩いて喜んでいます。
中途半端な年齢の甥は、1人ハラハラした顔で窓を閉めたりカーテンを閉めたり鍵を掛けたりして居ます。(外から見られると困るため。)
一時間ほどして一服した夫達が帰ってくると、2人とも何事も無かったかのようにスカーフを被っておしとやかに子供達の相手をし始めました。
モロッコの男達が外で難しい顔をして、男同士肩肘張っている間に、女達はこんな楽しいことをしているのかと思うと、なんだか可笑しくて笑ってしまいそうでした。
さて、4時近くになって、そろそろお店も開く時間なので問屋街へ出掛けました。
この地域に来るのは久しぶりなのですが、やっぱり良い感じの生地が沢山ありました。
一緒に行ったディアモロッコのデザインを担当して貰っている外部スタッフも、ワクワクした顔で生地を見ています。
私とスタッフがじっくりと生地を見ている様子を見て、疲れたらしい夫とそのお友達達は、あるお店で私達を待っていることになりました。
「早くしろ」だの「こっちの方が良い」だの言われると集中して見られないので、スタッフと2人のほうが良いわと思って歩き出すと、素敵なお店が目に入りました。
探していた雰囲気にぴったりの青系の花柄の生地を購入する事にしました。
いつも、マラケシュでものを仕入れる時はサンプルだけ自分で買って、その後の発注はスタッフ任せなので、20メートルのインテリア生地がどのくらいの分量で、どのくらいの重さなのかと言うイメージもなく、(20mだと、バックが60個くらいだから・・・)と考えて「20mお願いします。」
と言ってしまいました。
そうすると、どんどんどんどんロールから引き出していって、はさみを持ったおじさんの足元には結構な生地の山が出来ています。
出来上がったパケットは、直径50センチほどもある大きなロールでした。
「1人でさっと運んだ方が早いから持ちます!」
とスタッフがさっさと持ち上げてしまい、通りを歩き始めました。
店の前には荷物を運ぶための手押し車を引く人々も居たのですが、彼女の勢いの良さに声も掛かりません。
100メートルほど歩いた所で、私達を案内してくれていたおじさんが走ってきてくれ、交代してくれました。
こんな感じで、生地を2種類20mずつ買いました。
中々素敵なお買い物が出来ました。この生地を商品化するのは、今年の秋以降になりそうですが、どんなものが出来上がるのか今から楽しみです。
写真は、問屋街の中にある房飾り専門店。
好きな色を指定して、好きなデザインで作ってくれます。
元々は、サロンモロカンやカーテンの端に使うものですが、今度出す、ディアモロッコの新作アラビアンバッグに少し使っているので、見に行きました。
やはりマラケシュよりもカサブランカの方が種類が豊富で面白かったです。
今日はこれからアシラに行く事になっていて、あまりゆっくり見られませんでしたが、またモロッコに帰国した時にゆっくり見に行こうと思います。
「ディアモロッコのもの作り」
http://dearmorocco.cocolog-nifty.com/mono/
ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/









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