2006年7月13日 (木)

◆36週 臨月

36週/臨月

33週で日本に帰国、仕事の打ち合わせなどでばたばたしているうちに、あっという間に臨月に入ってしまいました。

36週の赤ちゃんの推定体重は2500グラム。

もう、いつ産まれても安心ですと言われましたが、中々ぴんと来ません。

この、お腹の中でもにょもにょ動いている物体が出てきて「赤ちゃん」になり幼児になり、子供になり、大人に育っていくなんて、本当に不思議な気持ちです。

出産経験のある友人からは、「もう重くて早く産まれて欲しいでしょ?」

などと言われます。

確かに腰も足の付け根も痛いし、手足などの末端が痺れてキーボードがうまく打てないし、寝返りを打つのも一苦労ですが、後数週間でお別れかと思うと、このお腹の中に赤ちゃんが居る感覚をもうしばらく楽しみたい様な気がします。

赤ちゃんは臨月になっても盛んに動いていて、特によく動くのが、お寿司のトロを食べたとき(白身魚では動きません。)、モーツアルトのピアノ曲を聴いたとき、サッカーを見ていてゴールが決まったとき。

お風呂で温まってリラックスしたとき、手足のマッサージをしているときなどなど。

要するに母体が快感を感じたときによく動く様ですが、どういう仕組みなのでしょう。

臍の緒や羊水を通じて何か感じているのでしょうか。

先日、幼馴染が1歳4ヶ月の赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。

今まで小さい子を見ても「可愛いなあ」程度のことしか感じませんでしたが、今回は「うわー、もう走れるんだ」「意思がはっきりしているなあ・・・」

と興味津々。

1歳4カ月であんなにしっかりしているのか・・・と驚き、私がイメージしている「頼りない赤ちゃん」の時期などあっという間に過ぎ去ってしまうのだなあ。

と今から寂しい気持ちになりました。

新生児から三ヶ月位までの育児は一番大変だと聞きます。

でも、あっという間に過ぎてしまう赤ちゃんの時期を楽しめたら良いなあと思います。

腹囲は100センチ近くあり、はたから見るとはち切れそうに大きいのですが、慣れとは恐ろしいもの。

不便があるとすれば信号が変わりそうなときに無理できないこと、普段だったらすり抜けられそうなところでお腹がつっかえること、飲食店などの座敷やカウンターで座れないこと位。

今回帰国してから色々なところで知らない方に声を掛けていただきました。

「赤ちゃんもうすぐですか?」

「楽しみですね。」

「暑いので大変ですね。」

などのなんでもない一言なのですが、普段都心を歩いていて知らない方から声を掛けられることなどありません。

赤ちゃんと言うのは、私たち夫婦だけのものではなくて、みんなの宝物なのだなあ・・・と実感して、なんだかとてもほんわかした優しい気持ちになります。

地下鉄や電車にも何度か乗りましたが、必ず誰かが席を譲って下さいました。

もちろん通勤ラッシュなどの込み合っている時間帯は避けているのですが、親切な方が多いなあ・・・と毎日実感しています。

ディアモロッコ/宮本 薫

http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (7)

2006年7月 6日 (木)

◆33週 日本帰国

33週日本帰国

六月初旬、33週目でマラケシュからパリ、パリから成田に帰国しました。
今回は初産なので、出産は日本で。と考えていましたが、日に日に大きくなってくるお腹を見ると、長距離を一人で移動することが面倒な気持ちになってきます。

日本は故郷と言っても、実母は二年半前に他界していますし、父は長期の旅行中。今はイタリアに居ます。
出産に合わせて夫も父も日本に帰ってきてくれる予定ですが、なんだか大事だなあ・・・と思います。

・・・今までずっと順調だったし、モロッコで産むのも悪くないかも。
とぎりぎりまで迷いましたが、夫の「モロッコで産むと、出産後のお祝いの受付なども大変だから。」と言う一言で日本に帰国することにしました。

このブログをごらんの方の中で妊娠後期になってから、日本に帰国する方もいらっしゃるかもしれません。
実用的な情報を中心に書いておきます。

エールフランス/
毎回エールフランスで行き来しているので、今回もエールフランスを使いました。
妊婦の搭乗に関する規則は航空会社によって異なります。
日本語のWEBサイト宛にメールで問い合わせたところ、「日本語サイトでは、日本発のエールフランス便に関することしかお答えできません。」
と言う事務的なお返事。
じゃあ、どこに問い合わせ窓口がありますよ。と言う案内も無く、かなり不親切な印象を受けましたが、気を取り直して、モロッコのエールフランスオフィスと旅行会社に電話で問い合わせ。
どちらの回答も、「八ヶ月(日本で言う九ヶ月)」までであれば問題なく搭乗できます。」それ以降の場合は医師の診断書を事前に提出、エールフランス側の許可を得て搭乗していただきます。お断りする場合もあります。
と言うお返事でした。
念のため、エールフランス英語版(日本語版よりも情報が多い)を確認しても同じことが書かれています。
と言うことで、33週目(日本の9ヶ月目)に帰国することにしました。


◆マラケシュ~パリ
毎年三往復している乗りなれた路線。
約3時間の短いフライトです。
チェックインカウンターで、早速妊娠週数を確認され、「機内で万が一のことがあっても、航空会社の責任は問いません」
と言う内容の書類にサインして、コピーを持たされました。

たったの三時間とはいえ、妊娠中は血栓が出来やすいらしいので、水分をしっかり取り、出来るだけ体を動かすように努めました。
隣に座っていた一人旅の男性がとても親切な方で、荷物の上げ下ろしなど、すべて手伝っていただきました。

このフライト、手荷物さえ少なければ一人でもほぼ問題は無いのですが、飛行機が小型のため、マラケシュで搭乗する際は手荷物を抱えてタラップを登らなくてはなりません。
オルリー到着時は空港と直通でタラップはありませんでした。


◆フランス入国
先進国では、出産間近の妊婦が入国拒否されることがある、と聞いていたのでパリ到着時は心配しましたが、特に問題ありませんでした。

入国後、まっすぐ泊まり慣れたホテルへ。
万が一のときのために、夜間でもきちんとドクターを手配してくれそうな五つ星に宿泊。

二泊したので、中一日はホテル近所(オペラ界隈)のデパートめぐりをしました。
今回見たのはもちろんベビー服。
モロッコから日本まで一気に移動するのは疲れるから、と言う理由でステイしたパリですが、やっぱり買い物三昧になってしまいました。
ヨーロッパのお店は閉店時間が早いので、夜は反省してゆっくりお部屋でルームサービス&読書。
こういうゆったりとした時間は赤ちゃんが産まれたら持てなくなるのだなあと思うと、一人の時間が愛おしくなります。

◆パリ~成田
今回の旅の最難関。
妊娠後期に一人で12時間のフライトはちょっと心配でしたが、乗ってしまえば同じです。
早めにシャルルドゴールに向かい、パリ~成田間のフライトのみ、マイレージでアップグレード。ビジネスで帰国することにしました。妊娠中は時々横になりたくなるので、さすがにエールフランスのエコノミーでは辛いものがあります。

出国手続きも早めに済ませ、ビジネスクラス用のラウンジへ。
目当てはシャワー。
空港内とは思えない、かなり水圧の高いシャワーでさっぱり汗を流します。
手ぶらで入れるように、シャワー内にはホテルのバスルーム並みのアメニティが揃っていました。
ゆったりとした服に着替えてラウンジでのんびり過ごします。
あっという間に搭乗時間になりました。

離陸後は、係りのフライトアテンダントの方が何かと気を使って下さいました。
一度は、チーフパーサーの方も、「何か困ったことはありませんか?」と様子を見に来て下さいました。
機内に妊娠後期の妊婦が居るということはリスクのひとつですから、当然業務の一環として様子を見に来てくださったのだと思いますが、付かず離れずと言う感じでとても安心感がありました。

特に問題なく成田に到着。
離着陸時に胎動が激しくなりました。赤ちゃんも急激な気圧の変化などを感じているのでしょうか?
また、普段は飛行機に乗ってもあまりむくまない方なのですが、今回はパンパンになり、サンダルが入らなくなりました。

今回の妊娠中、初期にモロッコ~日本を往復、中期にマラケシュ~ロンドン往復、後期にモロッコ~日本を往復と三往復飛行機を使いました。
日本の友人に話をすると「大丈夫なの?」と心配されることが多かったのですが、モロッコの私の周りでは、妊娠中でもフランスとモロッコを行き来している人などが多く、順調な妊婦さんは普通に海外旅行をしていました。(ヨーロッパとモロッコの各都市は片道3時間程度。車で国内旅行をするよりは負担が少ない様です。)

私が気をつけていたことは、常に自分の状態(週数、血液型、検査結果など)をフランス語と英語で記載した紙を持ち歩くこと、出来る限り英語が通じるところ意外は行かないこと、宿泊施設などを選ぶ際は、緊急時にきちんと手配が出来そうなところを選ぶこと、荷物を増やさないことなど。
やはり、妊娠初期のつわりがある時期や、後期のお腹が大きくなってからの旅行は少し大変で、安定期が一番楽でした。

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (0)

2006年5月25日 (木)

◆31週 果物熱再び

どうも私達の赤ちゃんはへそ曲がりらしく、横向きが好きな様子。
たまに普通の逆子らしく頭が上になっているけれど、大抵は横向きになっている。
最近は、外から触っても頭の位置がはっきりと分かる。
横向きのときはお腹の中で一杯一杯と言う感じで、赤ちゃんも苦しくないのかな。
私はちょっと苦しいのだけれど・・・
素直に頭を下にしてくれると多分一番居心地が良いだろうに・・・

胎動は一段と激しくなってきた。
いろんな動きがある。
ムムムという感じで大きく動く動き
ポコポコと優しく蹴られる動き
激しくボコ!!と痛いくらいの動き
ウネウネと波打つ動き。

ロマンチストの夫は「動いている動いている。」と嬉しそうだけれど、内側からいきなり動かれる私にとってはエイリアンの世界。
寝ころんでお腹の辺りを見つめていると、ウネウネと波打っているのが分かるし、頭の所だけボコッと出ている事もある。

妊娠と言うのは本当に不思議な体験だ。
自分の体と言うものは、100%自分のコントロールが利くもの、誰にも邪魔されないものだと思っていたけれど、どうも違うらしい。
赤ちゃんは、私に相談も無くいきなり「果物を食べろ」「横になれ」と指令を出してくる。
言う事を聞かないとお腹が張ってくるので、ワガママに答えるしかない。

朝、ベッドの中でまどろんでいる時、ランチの後で寛いでいるとき、夜仕事から帰ってきて話をしながら。
一日に何度も夫がお腹に手や耳を当てて楽しんでいる。
お腹に耳を当てると、水が流れるような音がするらしい。
ボコッと動くと大喜び。
妻が妊娠中の夫婦なら誰でもすることだろうけれど、何だかとても幸せだ。
もう直ぐ私だけ日本に帰国し、夫は出産予定少し前に来るので、この楽しみを味わえるのも後少し。
でも、赤ちゃんが産まれたら産まれたでもちろん色々大変だろうけれど、今まで経験した事がない楽しみも沢山生まれそうだ。


30週くらいまで元気一杯で「本当に妊婦なの?」
と言う感じだったけれど、ここしばらく急激にお腹が存在を主張するようになってきた。
いつもの椅子に座ってパソコンに向かっていてもお腹がつかえる感じだし、お腹が空くと気持ち悪い。
特に朝。つわりの再来?と思ったら、後期になるとそういう症状が出ることもあるらしい。
ちょっと疲れたなと思ったら15分くらい横になる様にしているのだけれど、横になった途端にボコボコ激しく動き出す。
きっと、机に向かっているときは狭くて動きにくいのだろう。
産まれるまで後二ヶ月位。
赤ちゃんはこれからますます大きくなって、体重は二倍くらいになって産まれてくるはず。
一体どういうことになるのかさっぱり想像が付かない。


果物>
最近また、突然特定の食べ物が食べたくなる。初期に戻ったかのようだ。
昨夜も夜11時頃、どうしてもジューシーな果物が食べたくなって、冷蔵庫をみたのだけれど、入っていたのはスイカだけ。
スイカは嫌と言うほど食べているから他のものが良い。
と言う事で、車で果物を探しに出かけた。
マラケシュの夜は早く、11時になると殆どのお店は閉まっている。
でも、サフィ通りにある果物屋さんが一軒だけ開いている。

白熱球にボーっと照らされたシンプルな屋台風の果物屋さんには、カラフルな果物が沢山並んでいる。
大喜びで、プラム、洋ナシ、サクランボ、桃、メロン、バナナを買う。
果物が美味しい季節で良かった。

私達の他にもお客さんが一人。
ちょっとくたびれた感じのおじさんが一人。
こんな時間に・・・
もしかしたらやっぱり奥さんが妊娠中で、どうしてもメロンが食べたいとワガママを言われたのだろうか。
それとも突然の来客の御もてなし?

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (0)

2006年5月19日 (金)

◆30週/逆子

30週

はっと気がついたら今日で30週目に入っていました。
後二ヶ月ちょっとで赤ちゃんと対面できる予定です。
忙しく過ごしている内に時間は着々と過ぎて行き、お腹もどんどん大きくなっています。
今回はじめての子供なので、マタニティになるのも初めてなのですが、赤ちゃんの成長と言うのは本当に凄いですね。
私の食欲があろうと、無かろうと、ゆっくりしていようと、忙しくしていようと、毎日着々と大きくなっている様子です。

◆マタニティ

マラケシュはかなり暑くなってきました。
昼間の気温は40度程度。
これくらいのサイズなら臨月まで入るかなと思っていたワンピースもマタニティジーンズもかなりきつくなって来たので、着るものがありません。
町で見かける外国人の妊婦は、ぴちぴちのマタニティスカート&タンクトップと言う感じの、かなり涼しげでお腹が目立つ格好をしていますが、私の夫はモロッコ人。
「あんな格好は絶対にするな」
と口うるさく言います。

普通のモロッコ人妊婦はどんな格好でいるかと言うと、この暑いのに化繊のジュラバ。
確かにお腹が目立たない格好ですが、あんな格好でこの猛暑の中を歩いたら倒れてしまいそう。

◆お腹

25週辺りから、かなり妊婦らしくお腹が出てきました。
モロッコでは、母性はとても大事にされるので、空港で立ちっぱなしで人を待っていたら警察官が椅子を持ってきてくれたり、タクシーが捕まりにくい時間帯でも簡単に止まってくれたり、レストランで知らないウェイトレスからお祝いを言われたり、色々良い事があります。
妊娠前は一人で町を歩いていると、色々と失礼な声を掛けてくる人が多かったのですが、最近はそれも殆ど無くなりました。

それでも、「今何週目?」「30週。」「えーお腹が小さい、赤ちゃんはちゃんと育っているの?」と言う会話を毎日の様に交わしています。

◆逆子

と、ここまで書いたところで30週の検診に行ってきました。
血圧、体重などは順調。
エコーを見始めて、ドクターが一言、「頭が上にあるね」
あらら。。。
前回(三週間前)は問題なかったのにいきなり逆子になってしまった様です。
何となく最近お腹の出方が変だなあとは思っていたのですがショック。
モロッコではとにかく帝王切開が多いので、ドクターも夫も「治らなければ切れば良い」
と言う感じで余裕の表情。
私が一人慌てています。
ネットで色々調べてみても、30週位で赤ちゃんの位置は確定してしまう事が多いとのこと・・・・
まだ良く動いているので、気まぐれに頭を下にして落ち着いてくれると良いのですが。

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (2)

2006年3月31日 (金)

◆23週

最近セールやコンテナ出荷などが続いて忙しく、気がついたら今日で23週になっていました。
前回の検診から丁度4週経っていたので、クリニックへ。
全て順調。
体重は何と前回量ったときよりも2キロ減って居ます。
あれれ?
横で見ていた夫は何を思ったのか「彼女が余り太らない方が良いって言うので」
と必死でドクターに言い訳しています。

家で量っている時はプラマイゼロだから、前回のブーツとジャケット→今回の夏服+サンダルの違いもあると思うのですが、夫には妊婦は丸々と太るものと言うイメージがあるようです。
でも、お腹は着実に大きくなっています。
不思議。

この時期の赤ちゃんのサイズは体長30センチくらい、重さは600~700グラム位と何かに書いてありました。
これから四倍くらいになって産まれてくるということですが、想像もつきません。

◆山越え

来月家族がモロッコに来るので、一緒に夫の実家に旅行しようかなと思って居ました。
ドクターに相談してみると、
「もしそれが仕事でどうしても行かなくてはならないのなら仕方が無いけれど、医療事情が悪い田舎に行くのは避けた方が良い」
と言われてしまいました。
何となく、何でも「マケーンムシュケル」(ノープロブレム)と言われそうな気がしていたのでびっくり。
赤ちゃんが産まれたらしばらくは無理そうだから今のうちにと思っていましたが、ちょっと無謀だったようです。

◆メディナ

今日、久しぶりにラグの買い付けのためにメディナに行った所、いつもなら「ジャポン」とか「シノワ」とか「ガゼル」とか色々声がかかって煩いのに、気のせいか、今日は殆ど声がかかりません。
お腹が目立ってきたせいかもしれません。
モロッコではイスラム教の影響もあってか、とにかく「母」は偉いのです。

◆夢

「赤ちゃんが出てくる夢を見た。」

「え、私もまだ見ていないのに。どんな夢?」

「彼女は15歳くらいになっていて、実家で父と三人で話をしていて、お前は女たちと台所に居る夢」

・・・・・・

ディアモロッコ 宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月21日 (火)

◆20週 in LONDON



ロンドン滞在中に20週目になりました。
20週と言うと丁度折り返し地点です。
あっという間に半分まで来てしまいました。

最近はお腹の中でかなり激しく動いてくれます。
この子は食いしん坊なのか、お腹の赤ちゃんは皆そういうものなのか分かりませんが、料理をしているとき、甘いものを食べたとき、美味しそうなお料理のことを考えたり写真を見たりすると良く動く気がします。
たまにチョコレートを食べたりするとボコボコ激しく動きます。
(元々甘いものは殆ど食べなかったのに、最近こってり甘いものがほしくなるようになりました。)

それから、音楽を聴いたり、横になってリラックスしたとき。
朝方目が覚めたばかりのときはゆったりと動き、夕方の方が激しく動く気がします。

ロンドンでは仕事の合間にベビー服とマタニティとして使えそうなゆったり目のワンピースを探す予定です。
お腹はどんどん大きくなってきて、夫と私の間では、「凄いね~」と成長振りに感心しているのですが、モロッコでもロンドンでも「20週!?本当に?お腹小さいね~」
と言われ続けています。
「アジア人は骨格が違うのよ。」
などと適当に返事していますが、確かにこちらの妊婦さんは皆ものすごいお腹です。
ロンドンでは何件かデパートのベビー用品コーナーに行きましたが、妊婦さんで一杯。
皆特にお腹を隠すような格好ではなく、ぽーんと突き出ています。
マタニティ売り場も見に行きましたが、余りにも巨大なので、パス。
普通の春夏物のちょっと40サイズを何枚か購入しました。

◆ロンドンのベビー服

この間日本&パリに居たころはまだ10週で、ベビー服よりもマタニティの方が興味を惹かれましたが、胎動をしっかり感じるようになった今では断然ベビー服に興味があります。お約束のプチバトーで何枚か購入後はデパートのベビーコーナーで可愛い小花模様のセットやチュニック、涎掛けなどに散財。
お陰で夫へのお土産を買うための予算が大幅に減ってしまいました。

白地にピンクのお花模様などのいかにものベビーカラー。
元々殆ど興味が無い色あわせだったのに、妊娠してから急に可愛いと思うようになりました。
反対に、濃いボルドーや濃い紫などの元々大好きな色合いが、ちょっと暑苦しく感じるようになりました。
季節的なものもありますが、好みと言うのは不思議なものです。

◆腰痛

ロンドン二日目までは、「こんなに体調が良いのなら、後二人くらい妊娠しても良いかも。」
などと幸せ一杯でしたが、三日目の朝起きると、立ち上がるのも辛いほどの腰痛。
あらら・・・・
どう考えても、普段の運動不足→毎日歩き回りすぎ。
ロンドンで調子に乗って食べ過ぎたことが原因です。反省。
明日は飛行機に乗らなくてはならないし、マラケシュに帰ったらセールの準備で毎日かなりの時間をパソコンの前ですごすことになります。
どうしよう・・・
今更慌てても仕方がありません。

モロッコ帰国後しばらく気をつけていたら治りましたが、やっぱりちゃんと気をつけなくてはならないと言うことですね。

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月15日 (水)

◆19週 男の子?女の子?

228日  190

今日4週間ぶりに病院に行って来ました。

この時期の検診が一ヶ月置きなのは日本もモロッコも同じ。

忙しい一ヶ月だったのであっという間でしたが、今回の検診で性別が分かるかもしれないと言われていたので待ち遠しい検診でした。

予約の五時に病院に到着。

待合室から溢れんばかりの凄い人。

奥さんの付き添いらしき旦那さんも5,6人。

夫も含め、みんな居心地悪そうな顔です。

久しぶりのエコーで見る赤ちゃん。

何だか大きくなっています。サイズは大体300グラム位。身長は25センチくらいだそうです。(後数ヶ月で体重は10倍近くになるなんて想像もつきません。)

全て順調だね。

と言われて肝心の性別は・・・

女の子でした。

「女の子だね。次回確定と言う感じだけれど、ほぼ間違えないと思う。」

と言う先生の顔が心なしか遠慮がちな雰囲気に見えました。

モロッコでは男の子が欲しい人が多いからでしょう。

でも、私は一人目の赤ちゃんは是非女の子が欲しいと思っていたので、心から嬉しいです。(もちろんどちらでも嬉しいのですが。)

反対に夫は、「どちらでも良い。神の思し召しだから。」と言いつつ、男の子が欲しかった様子。ちょっとがっかりしているような?気のせいかな。

女の子。

リバティプリントのワンピースを作ろう。

チュニックも可愛い。

パリのお店で見た可愛いワンピース、買っておけば良かったなあ。

ちょっと大きくなったら、夫がうるさくなって大変そう・・・・

帰りの車の中ではずっとそんなことを想像していました。(初めての赤ちゃんなので洋服やおもちゃの事くらいしか思い浮かびません。)

これからは太りやすい時期だから気をつけるようにと言われ、初めて体重を量りました。・・・・妊娠した頃の体重を病院では量っていないのですが良いのでしょうか。

妊娠期間中に増えて良い上限は12キロといわれました。

日本では最大8キロくらいと言われていますね。

パリに行った時点(10週ごろ)で美味しいものを食べすぎ&食べつわりで+4キロ。モロッコに帰国してから忙しくて少し減ったのですが、今の時点でプラスマイナス5キロ・・・

この時点としては増えすぎですね。妊娠前の体重がやせ気味だったので、まあ良いか。と勝手に思ってあまり気にしていませんが。

ダイエットも出来ないしどうすれば良いのでしょうか。

ロンドン出張もあるし、気をつけないと。

翌朝:

サバホルヘール(おはよう) ラッラ!(ラッラというのは「お姫様」みたいな印象の意味)

とお腹に話しかける夫。

でも、「やっぱり間違えでした。」と男の子が産まれてくる夢を見たのだそうです。(女の子と言われて男の子が産まれたという話はたまに聞くので、全くありえない話では無いようですね。)

33

ここ数日、よく動くようになりました。

手を当てなくても、仕事をしている最中でもモコっと動くのを感じます。

赤ちゃんが動くって当たり前のことですが、本当に不思議な神秘的な気持ちになります。

食事のとき、食事の後、楽しいときによく動く気がします。

その話を夫にしたら、「(私が)楽しんでいるのが分かるのかな?」

と言っていました。もしかしたら食べ物が通過する音がうるさいだけだったりして・・・

昨晩夫と話をしていて、「どちらが欲しかったと言うよりは、うちの家系は男ばかりだから、男の子が産まれるものとばかり思っていたから、最初はびっくりしたけれど、女の子が産まれたら・・・楽しみだね。20年位して結婚することになったら、きっと二人で『産まれたのが昨日のような気がするのに・・・』なんて話しながら感慨にふけるんだよ。きっと。」

「その前にBF連れてきたら大騒ぎするだろうね。」

「きちんと育てたら、そんなショックなことは起こらないよ。」と夫・・・

20年後はまだ19歳。結婚には早いだろうし、当然彼氏が出来るだろうけれど、夫はめちゃくちゃ怒って大変だろうなあ・・・)

「頭が下にあるんだ。可愛そうに。苦しくないのかなあ」

「赤ちゃんはそう言うものだから大丈夫よ。」

夫はこの間エコーを見て、女の子だと言われてからの方が、よりお腹の子に関心を持つようになった、身近に感じるようになった様です。

私に会うたびに赤ちゃんに話しかけています。

特に「話しかけてね」と言った訳でもないのに、やっぱり一緒にエコーを見に行くのは彼にとっても良いことみたいです。

散歩:

妊娠中は軽い運動をした方が良いということで、出来る限り歩くようにしているのですが、マラケシュではこれが中々難しいのです。

歩いて15分程度の所でも車で行く習慣が付いているので、意識しないと殆ど歩きません。

一人で歩いていると、「ハロー」とか、「サバー?」とか、「オハヨウ」とか知らない人から色々声がかかりうっとうしいことこの上ありません。

うちのアパルトマンは大通り沿いにあります。

歩いていると排気ガスが結構ひどく、だからと言って裏通りに入ると、ちょっと危ない雰囲気です。

・・・赤ちゃんのお散歩はどうすれば良いのかしら。

小さな子供が居る友人に聞くと、「あら、公園まで車で行って、そこで散歩すれば良いじゃない。」だそう。

たかがお散歩ですが、中々面倒です。

赤ちゃん用品

最近、予定日がほぼ同じフランス人と知り合いました。

今日彼女とお茶をしていたら、「ベビーベッドはどうするの?」

と言う話になりました。

そういえば、ベビー服とかおもちゃのことは想像しても、ベッドのことを全く考えていませんでした。

女の子だからフリフリのロマンチックな可愛いのが良いなあ・・・

パリ辺りで探したら可愛いのがありそうだけれど、まさかベッドは持って帰れません。

レースや真っ白のベビー用品に憧れますが、直ぐに汚くなってしまうかもしれません。

とにかく初めての赤ちゃんなので夢ばかり膨らんで、現実的なことを忘れているような気がします。

大体、今のアパルトマンは夫とひっそり二人で暮らすための2LDK

そろそろ家買いたいね。

と言う話はしていますが、赤ちゃんが産まれるまでに引越しできるとは思えません。一部屋はベッドルーム、もう一部屋は私の仕事部屋なのですが、ほとんどサロン(リビング)で仕事をしている事が多いので、この部屋を模様変えしてベビー部屋にしても良いかも知れません。

明日からロンドンに行くので、ロンドンの子供用品店のHPを覗いてみました。

予想通り、可愛いベビー家具が一杯。(でも結構高め)

デリバリーの所を見ると、皆「イギリス以外には発送しません」と書かれています。

残念なのかいい事なのか・・・

ディアモロッコ/ 宮本 薫

http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 8日 (水)

◆18週

2月21日(18週0日)

今日は夫が出張に行くので、一緒に早めに起きた。ムクムク動くかなあと思ってお腹に手を当ててみてもうんともすんとも言わない。
何だか心配になって静かにしてみたけれど無反応。
何だろう?
もう夫は出かけてしまったけれど、病院に行った方が良いのかな?
どうしたんだろう?
昨日までポコポコ言っていたのに全く動かないなんて事があるのだろうか?
一人で考えていると悪い方に悪い方に考えてしまう。
仕事に出かけて帰ってきて、ちょっとソファで寛いでているとポコ!と動いた。
はあ・・・
心配した。

夜、マッサージを受けていると、ポコポコ活発に動いている。特に腕や肩や足。
極楽~
と思っていると、ポコポコ動く。

何かの文献に、お腹の赤ちゃんは、母親が怒っている状態や興奮している状態を嫌がります。アドレナリンを感じるからです。でも、喜んだり気持ちいいと思っていることを感じられるかどうかの研究ではまだ結果が出ていません。

と書いてあった。
本当?
音楽聴いたり、リラックスして静かに過ごしたり、マッサージしたりお風呂に入ったりすると動く気がするけれど、これは私が静かにしているから?それとも赤ちゃんも気持ちいいから?
赤ちゃんも気持ち良いからだと思いたいものだけれど。

2月26日(18週5日)

ここ数日、お腹に手を当てなくても赤ちゃんが動いているのが分かる様になった。
結構激しくボコ!と言う感じで動くこともあれば、ムニュむにゅという感じのときもある。
PCに向かって集中しているときなどにいきなりポコっと動くとおおっ!と思う。
夫も触って分かると言っていた。

世の中の子供を産んだことがある女性は、皆この感動的な感覚を味わったことがあるのだなあとしみじみしてしまう。

パソコンを前に海外のお客様相手に仕事をしたり、飛行機に乗って飛び回ったり、20階以上の高層ホテルに泊まったりしていても、赤ちゃんが女性のお腹の中で育つと言うことは大昔から変わらないことなのだと思うと、それを自分も経験していることが不思議な気がする。

お腹も結構大きくなってきた。でも、ちょっと調べてみたらまだ赤ちゃんの体重は500グラムも無いらしい。
3,000グラム位まで成長するという事は、今の6倍?一体どこに入るつもりなんだろう。

19週になったら検診に行く予定。
そろそろ男の子か女の子か分かるかな・・・

◆性別

モロッコでは、分かり次第普通に教えてくれます。国によっては教えない所もあるらしいです。

◆飛行機

再来週、ロンドンに出張に行く予定です。
日本の友達にその話をしたら、もっとゆっくりしていなくて良いの?と心配されました。
モロッコ在住のフランス人の友達に話した所、「私の友人の**(やっぱり妊娠中)なんて、フランスで産むつもりだからと言って検診も全部フランスに通っているわよ。」
だそうです。

◆名前

モロッコには変わった法律があり、赤ちゃんに付けて良い名前が決まっています。日本の様に好きな名前をつけることは出来ません。
付けて良い名前は、由緒正しいイスラム名のみ。
・・・なるほど。だから皆同じ名前ばかりなのか。
ふと思いついてWEBでイスラム名事典(意味の解説付き)を開いてみた所、こんなに沢山の名前があるの?と驚くほど色々載っていました。
女の子の名前はやっぱり、可愛いとか可憐とか、優美とかそういう意味が多く、男の子の名前は強いとかたくましいとか正しいと言う意味が多い様です。
女の子の名前は日本語にすると二文字、三文字位のものが多く、発音も違和感が無く可愛いものが多いのですが、男の子の名前は非常に長いものが多く、男の子だったら困るなあと思ってしまいました。

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年3月 1日 (水)

◆17週 ファーストキック??

ファーストキック
2月17日

昨夜、ベッドに入り読書をしていると、なんとなくお腹の辺りがむにゅむにゅと動いた感じがした。
ん?と思いお腹に手を当てて集中してみると、また、ポコっと動いた気がした。
・・・・手の脈を感じただけかな?
しばらく手を当ててみても静か。
声に反応するかな?
と思って声を出してみるとまたむにゅっと動いた気がした。
うーん、話しかけてみれば良いのかな?
でも、何を話しかければ良いのか分からない。
あーと声を出してみるとポコッと動いた様な気が・・・

ふと気配を感じて見ると、夫が「大丈夫か??」
と言う顔をしてドアの外からこちらを見ている。
お腹に手を当てて真剣にあーとかうーとか言っている私の姿はさぞ恐ろしかっただろう。

早く胎動感じないかな・・・
と期待しているから、何だか動いた気がしただけかもしれないし、本当に動いていたのかもしれないし分からないくらいのかすかな感じ。
かなり眠たかったから夢うつつだったし。
もうちょっとしたら、はっきり感じられるかな。

今17週目。
お腹はキューピーちゃん並みに出てきた。
ゆったりとしたワンピースなどの下におへその上まで隠れるスパッツを履いていることが多いから、余計お腹が膨れて見える。
コートを着ると全く分からないけれど、すっきりとしたシルエットのジャケットは前ボタンがはまらなくなってびっくり。スカート、パンツ類もほぼ全滅。
体重は日本滞在中(10週まで)に食べつわりで4キロ、パリで1キロ増えてしまい慌てたけれど、モロッコに帰国して普通に食べて普通に仕事をしていたら3キロ落ちてプラスマイナス2キロになった。
それからは全然増えていない。
順調順調。

最近の変化はお腹が出てきたことの他に、
昼寝が出来るようになった・・・今までは絶対に昼間は眠れなかったのに、昼食後一時間ほど気持ちよく眠れるようになった。
集中力が突然切れるようになった・・・今までは乗りの良い時は10時間くらいぶっとおしで集中して働くことが出来たけれど、途中でスタミナが切れるようになった。
夜の眠りが浅くなった・・・ちょっとした物音で目が覚めるようになった。夫の寝返りなど・・・
規則正しい生活をするようになった・・・特に意識しているわけではないけれど、朝は8時前に目が覚め、夜は日付が変わる前に眠るようになった。
創造的になった・・・やたら新しい商品のアイデアや開発の意欲が湧いてくる。元々そういうときもあったけれど、最近は常にそう言う感じ。
夫婦喧嘩をしなくなった・・・夫が優しくなったし、あまり細かいことに腹が立たなくなった。

と、こんな感じ。
全て妊娠効果なのかどうかは分からないけれど、女性の体は不思議だなあと思います。

2月18日
夜、静かにパソコンに向かって仕事をしていたら、ポコポコっと動いた気がした。
おお!と思ってソファに横になってかけていた音楽に合わせて低くハミングしてみるとはっきりとポコっムニュっと動いた。
うわー・・・声に反応している?振動が伝わっているのかな。
凄い。
気まぐれに動いているだけなのか、反応したのかは分からないけれど、初めての意思の疎通が出来たのかもしれない。

それにしても、赤ちゃんはお腹の中で一体何をしているんだろう?
どんな動きをしているのだろう。
何を考えているのだろう?考えることは出来るのだろうか?それとも感じるだけ?

夫が帰宅、夕食後リラックスしていた時に「今日ね、はっきり動いたよ。」
と話す。夫が何か言いながらお腹に手を当てると一瞬ポコッと動いた。
「本当だ。動いてる・・・・」
私は大はしゃぎ。
夫は真剣な顔。
「お前は嬉しいのは分かるけれどそんなに喜ぶな。」
「どうして?」
「邪視の目とか色々あるだろう。」
(・・・・)
邪視の目と言うのはイスラム圏だけでなく地中海一体で信じられているよこしまな目のこと。
恨みや妬みを持った目で見られると見られた人に悪いことが起こるかもしれないから、あまり喜びを表しすぎたり、自慢したりしてはならないと言う民間信仰。
特に妊婦や赤ちゃんがねたみの目で見られると危険だと思われている。
今でも結構信じられている。

「この部屋には誰も居ないから大丈夫だよ。」
「でも悪い霊が居たらどうするんだ・・・」
と心配性の夫の話はどんどんエスカレートするのでこの辺りで「分かった分かった。でも嬉しいでしょ?」
「うん。」

私は非科学的なものの存在を一切信じていない訳ではないし、妬みとかうらやましい気持ちにはネガティブなパワーがあるような気はするけれど、夫が真剣な顔なので何だか可笑しかった。

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月15日 (水)

◆十月十日/九ヶ月?

先日、丁度15週目に入った日に検診に行ってきました。
こちらに居るときは、病院は必ず夫と一緒に行きます。
エコーを見るだけなので一人でも良いのですが、彼も見たいらしく、「通訳が必要だから。」などと言いつつ、付いてきてくれます。
前回13週で見たときは、はっきりと指しゃぶりをしている様子が見れて夫が大感動だったのですが、今回は眠っていたらしく、時々腕を動かす位で余り動いてくれませんでした。

帰り道、車の中で夫が盛んに「女は凄い」を繰り返しています。
「何が?」
「自分のお腹の中にもうひとつ心臓が動いていて赤ちゃんが育っているなんて想像するだけで凄い。もし自分だったら、歩くことすら怖くて一日中ベッドの中に居るだろう。」
だそうです。
私は割りとマッチョな見かけの夫が妊娠したところを想像してしまい笑ってしまいましたが、彼はシリアス。(と言うか最近お腹が出てきて私より出ているんじゃないかと思うのですが。)

まだ胎動を感じないので、エコーを見るたびに心臓が動いている。ああ、生きていて良かった・・・と言う気持ちと共に何だか大きな喜びのようなものが湧き出てきて、一日ハッピーな気持ちになります。
まだお腹に居る段階でこんなことを言うのは早いのですが、今までに経験した色々な喜びとか幸せとは種類の違う幸福な気分です。

既に二人の母であるこちらの友人にそのことを話したら、「あら、でも赤ちゃんのファーストキック(胎動)はまだでしょ?本当に神秘的よ。」
との事。楽しみです。

最近少しずつお腹が出てきたのですが、こちらの知人友人からは、「全く妊婦に見えないわ」と言われます。
私は日本で出産するつもりなので、日本の体重制限などを気にしていますが、モロッコでは体重のことは誰も気にしない様子で、三人出産経験がある友人は、一人目で30キロ(中毒症)、二人目で20キロ、三人目で15キロ太ったそうです。元々太めの上に体形が分かりにくい服を着ている人が多いので、妊婦さんなのか、ただ太っているだけなのか分からない人も沢山居ます。

◆十月十日/九ヶ月

妊娠期間を10ヶ月と数えるのは日本だけ、ということをご存知ですか?
欧米では9ヶ月までという事は常識として知っていたのですが、こちらに帰国したばかりの頃、「何ヶ月?」「4ヶ月。」「その割には全然目立たないわね。」
と言う会話を繰り返してしまいました。
モロッコでは医療関係は全てフランス式なので、フランスと同じ数え方をします。
だから日本の4ヶ月は、モロッコでは3ヶ月なのです。

◆マラケシュのプライベートクリニック

モロッコでは出生率が高いので、産婦人科も沢山あります。
モロッコの病院には公立と私立があります。
公立の病院はかなり安いのですが、待ち時間が異常に長かったり色々と問題が多いらしいので、私立のクリニックに通っています。
二軒ほど行って見たのですが、どちらも設備は同じ。
日本のクリニックと変わらないと思いました。
プライベートなクリニックは大体ビルの中にあり、100平米程度の広さ。
大抵、待合室と診察室と院長室(お話をする部屋)がバラバラになっていて、プライバシーは守られています。

モロッコでは全てが分業になっています。
薬局はもちろん、検査や処置、手術も分業。
薬は処方箋を持って薬局に行きます。
検査なども、検査専門機関がありそこで採血などをしてもらいます。
検査の結果も医療機関提出用と自己保管用の二通出してもらえます。
何らかの処置が必要な場合や出産も別のクリニックで行われ、医師が出張してきます。

クリニックで支払うのは診察料だけですが、場所によって200DH~400DH(2,700~5,400円)程度と開きがあり、特に規制されていない様です。
平均月収が2,000~3,000DH(27,000円~40,000円)程度ですから、庶民の感覚ではかなり高いと思います。
ただ、医療機器は海外から輸入しているものですし、開業医のクリニックの場合、それくらいとらなければ成り立たないのでは、と思います。
医師によっては、患者さんの懐事情によって少なめに請求したり大目に請求したりと言うことも行われているようです。

海外の国には、保険の関係でエコーは産まれるまで二回しかしないと言うところもあるようですが、モロッコでは診察のたびに気が済むまで見せてもらえます。
ただし、普通の2Dのもののみで、録画サービスなどもありません。

公立の病院は行ったことが無いので良く分かりませんが、初診料30DH程度とかなり安く、無料の診療所もあるそうです。
ただ、妊娠出産は病気ではないと言うことで、田舎に行くと出産まで一度も病院に掛からず、自宅で出産する人も未だに多いそうです。
何もトラブルが無ければ良いのですが、出産時に時間が掛かりすぎて亡くなる赤ちゃんやお母さんも居ると言うことなので、せめて助産婦さんが居るところで産むことがどこでも一般化すると良いなあと思います。

ディアモロッコ 宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

| | コメント (4) | トラックバック (0)