2006年9月21日 (木)

◆名残惜しい日本



9月1日

最近、ネットショッピングにはまっている。
一応ネットショップを経営しているし、海外在住なので普段からオンラインで買い物をすることはあるけれど、赤ちゃんが産まれて、オンラインショップの便利さを心から実感している。

オムツや消耗品はイオンで。
日用品は無印で。
ちょっと美味しい食材は紀伊国屋で。
DVDレンタルはツタヤオンラインで。
書籍はアマゾンで。
下着や衣料はベルメゾンで。
赤ちゃん関連は赤すぐで。

と言う感じで毎日のように宅急便が届く。
これが中々楽しい。
家から一歩も出られないのはストレスだけれど、一歩も出なくてもこれだけ物が揃うというのも凄い。

ちなみに今日の服はベルメゾンから届いたベージュ無地。
フリフリお花柄も可愛いけれど、こんな超シンプルも可愛い。
夫には不評。



頭の下に敷いているのは、松屋に内祝いを見に行った際に買った羊さんの枕。
どこから見ても絵本に出てくる羊のデザインなのだけれど、夫は「何これ?ウサギ?牛?」
と言っていて、中々羊だと分からなかった。
・・・・そうか。子供の頃、こういうデザインの羊の絵本などを見ていないからイメージが無いんだ。




夕方、友達が訪ねてくれた。
夕食時だったので近所のおすし屋さんでテイクアウトしてきてもらい、つまみながら色々話す。
おすしを食べるのも、彼女とじっくり話すのもしばらくお預け。

「遅くなったけれどお祝い」
と言ってプレゼントしてくれたのは、赤ちゃんが幼児になったら使えそうなピンクパールのネックレス。
とっても可愛い。
こんなアクセサリーが似合う様な可愛くて品の良い子に育ってくれるといいなあ。

「それから、これも」
と言って出してくれたのは、なんとハンドメイドのリバティのワンピース。
私が子供の頃に、母がリバティでワンピースを作ってくれた。
と言う話を覚えていてくれて、忙しいのに自分で作ってくれた。

早速着せてみる。
もうお人形さんのようによく似合って可愛い。

成長が早いからあっという間に着れなくなりそうだけれど、沢山着せて写真を撮って、着れなくなっても大事にさせてもらうね。



9月2日

明日出発。今日は日本滞在最後の日。
今までだったら昼間は買い物、夜は人に会って、夜中に慌しくパッキングと言う一日だったけれど、赤ちゃん連れの今回は父に銀座まで来て貰い、ゆっくり過ごす。
父に赤ちゃんを抱っこしてもらっておき、パッキングの続きをしながら色々話す。



名残惜しそうな父。
今度会うときはハイハイかな、それとも歩いているかな。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2006年9月20日 (水)

◆一ヶ月検診

8月29日

ちょっと早いけれど、今日は一ヶ月検診。
先日助産師さんの訪問時に特に問題なさそうですねと言われているし、すくすく育っている感じなので特に何も心配していなかった。

夫は「何も問題がないのにどうしてクリニックに連れて行くの?」と不思議な顔。

体重は4550グラム、身長56センチ。
着々と大きくなっている。
生まれたばかりの赤ちゃんは、かなり動物に近いというか、この世とあの世の中間に居るような雰囲気があるけれど、大分人間らしくなってきた。

すべて順調。
他にも一ヶ月検診の子が何人か居たけれど、うちの子はかなりたくましい感じ。

午後、赤ちゃんを連れてチラッとプランタンの様子を見に行く。
本人は迷惑だろうけれど、もうすぐモロッコに帰ることだし、外出にもだんだん慣らしておきたい。

帰宅してからは興奮したのか中々落ち着かない。
ずっとおっぱいを飲んで、ベッドに寝かそうとするとぐずるの繰り返し。
しまいには飲みすぎで吐いてしまった。


今日、夫婦でちょっとした口論になり、「どうせお前は仕事をしていなくて暇なんだから」と夫が言った。
言った本人は分かっていないと思うけれど、ものすごく傷ついた。
この人は、もし私が専業主婦だったり、専業主婦になったら、こういうことを毎日言うのだろうか?
子育ては楽しいし、刻々と変化する赤ちゃんとは一分でも離れていたくない、ずっと一緒にいたいと思うけれど、この言葉を聴いた瞬間、一刻も早く仕事に復帰しなくては。と思った。

出産前は、産んだらさっさとモロッコに帰って、モロッコ人の子守に赤ちゃんの世話をお願いして、私は今までどおり仕事をしよう。と思っていたけれど、産んでみると色々と気持ちの変化があって難しい。

本能に従えば、ずっと一緒にいたい。
だけれど、赤ちゃんと一緒に居ることと仕事と言うのは、まったく時間の流れ方や頭の使い方が異なるから両立することは非常に難しい。

仕事に集中したら赤ちゃんのことなど忘れてしまいそうだし、赤ちゃんとほんわりしたいい時間をすごしている時に、売り上げの計算など出来ない。

でも、きっとどこかに良い形というものがあるはず。
せっかく自分の会社を経営しているのだから、これから少しずつ考えてみたいなあと思う。




8月31日

今日は幼馴染のAちゃんが1歳半の娘さんを連れて銀座まで来てくれた。
彼女とは幼児期をずっと一緒に過ごした思い出がある。
大人になってからはしばらく疎遠になっていたのだけれど、HPを見てもらったことがきっかけで再会。
自分たちの子供時代のことや子育てのことを話していると話題は尽きない。

うちの赤ちゃんも一年半もすると、彼女の子の様にしっかり意思表示をしたり立って歩いたりするのか・・・
と思うと今から楽しみな様な寂しい様な複雑な気持ち。
赤ちゃんらしい時期ってあっという間に終わってしまうのだろうなあ。


ディアモロッコ/宮本 薫
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◆寝不足



8月25日

昨夜は22時から翌朝9時までほとんど眠ってくれなくて、おっぱい上げて、オムツ替えて、ベッドに寝かせると泣いて、抱っこして、おっぱい上げて・・・の繰り返しが一晩続いて本当大変だった。
泣きすぎのためか赤ちゃんの体温も少し熱め(計ってみたら平熱だったけれど)で、病気かと思った。
寝かしつけて、自分もベッドに戻って五分もしないうちに泣き始め・・・というのの繰り返しで本当に参った。
特に理由はないのかも知れないけれど、昨日はお客さんが多くてずっと抱っこされていたりして疲れたのかもしれない。
内弁慶なのか、知らない人が居たり、知らないところに連れて行ったりすると、ずっと寝ている。
本当に熟睡しているわけではなくて、ちら、ちらっと薄目を開けて様子を伺いつつ、寝たふりをしているように見える。

今日は午前中はゆっくり寝て、午後からパスポートの受け取りに行ってきた。
久しぶりのお出かけ、楽しみにしていたのだけれど実際は眠くて眠くて結構辛かった。

受け取りはすぐに終わり、交通会館となりの無印で食事&買い物をして帰宅。
ここのデリは、お子様連れ専用かと思うくらい子連れが多い。
スリングやベビーカーだらけ。

食後、ベビー用シーツなどを購入して帰宅。
赤ちゃんが産まれてから、ほとんど外では買い物をしていないけれど、いまどきはネットでほとんどの買い物が出来るから本当に便利。
今までにない勢いでネットショッピングをしているけれど、ネットショップオーナーとしては色々と参考になることが一杯。
結構大きなところなのに、配送日がぎりぎりまで分からない&配送が遅かったり、小さなショップだけれどとても対応が丁寧だったり、
使ってみないと分からない細かな違いが一杯だ。










8月28日

朝、宅急便が二箇所から届く。
ひとつはイオン。オムツとミネラルウォータ他。
もうひとつはベルメゾン。ベビービョルンのベビーシッター123&日用品。

オムツ今あるものが無くなり次第、新生児用からSサイズへ。
ベビーシッター、早速開封して乗せてみる。
なんだかきょとんとした顔。
毎日乗せて慣らせてみよう。

昨日は、お昼頃、聖路加の助産師さんが訪問してくださった。
体重は4500グラム。
一日40グラム程度増えているらしく、非常に順調。
このままがんばって母乳育児して下さいと言われた。
色々とお聞きしたいことがあったのだけれど、順調ですね~健やかですね~有難う御座います・・・
という会話をしているうちに訪問は終了。

15時頃、夫が帰宅。
「すし三昧」のお好み持ち帰りの袋持参。
夫が赤ちゃんをあやしているうちに10分位でペロッと食べてしまう。
築地で暮らしている醍醐味は、この持ち帰り寿司。
安くてとてもおいしい。
ご機嫌だったので、そのまま見てもらい私は近所のコンビニまで買い物に行く。

帰宅。
相変わらずご機嫌。
いつもこうだと本当に助かるのだけれど。

夕方、ベビーシッター役をお願いしていた叔母が来てくれたので、早速たっぷり授乳してから着替えて出かける。
ずっと家に居ると外を歩くことすら新鮮なので、徒歩でプランタンへ。
とても綺麗な色のニットのワンピース&シンプルな黒のパンツを見つけ、大急ぎで購入。
五階のサロンドブランタンへ。
さすがに土曜日ということでお客さんが結構入っている。
本日の売り上げをざっと計算、スタッフの瀬木と打ち合わせをしていたら、夫に呼ばれる。
私が非常にお世話になっている方の紹介のお客様がいらしていた。
15分ほどモロッコの話をする。
こうしてまったく初対面の方とワクワクと話をすることも久しぶりだし、沢山いらしているお客様とももっとお話したい。仕事に復帰したい!!!という気持ちを抱えて会場を後にする。
そろそろ赤ちゃんがお腹を空かせて目覚める頃。
一階のアンジェリーナでモンブランを購入。
母乳なのでケーキはずっと食べていないけれど、どうしても食べたい。

プランタン前でタクシーをつかまえ、まっすぐ帰宅。
車内で携帯が鳴る。
「お目覚めですよ~」との叔母の声のバックグラウンドには赤ちゃんの泣き声。
玄関を開けるとまだ泣いている。
泣きつかれてぐったりした顔。
急いで手を洗い、授乳すると必死な顔で食らいついてくる。
私のことが恋しいのではなくて、おっぱいが恋しいのかな?

夜、夫から「今日はちょっと遅くなるから」と携帯に連絡が入る。
(・・・・良いなあ。私も同じこと言いたいなあ。)
とチラッと思ってしまった。

この時間帯はおとなしく寝ている。
大体、毎日午後6時頃から明け方4時頃までは授乳時以外はずっと寝ている。
彼女の中での「夜」なのだろう。
明け方から朝10時頃まで何故かいつも機嫌が悪い。

23時頃夫が帰宅。
赤ちゃんの元に飛んでいく。
あんまりここでハイになられても寝付けなくなりそうだなあ・・・
と思ったけれど、楽しそうなので言えない。


24時就寝。
2時 授乳
4時 授乳
5時 目がパッチリ覚めてしまい、ぐずりだす。
結局 9時まで泣きっぱなし。かなり疲れた。

産む前から「三時間おきの授乳は辛いらしい。」
という話は聞いていたけれど、実際は「三時間おき」よりもさらに大変。
母乳なので三時間ではなくて、一時間半から二時間おき。
夜中は一時間寝て、赤ちゃんが起きた気配で目が覚めて、30分掛けて授乳してげっぷさせて、オムツを替えて、また寝かしつけて一時間寝て・・・と言う流れを繰り返す。
赤ちゃんの機嫌が悪い場合は、授乳→げっぷ(させようとしても出ない)→おむつ交換→げっぷが出なかったのでお腹が痛い→泣く→泣いてお腹がすいたのでまた授乳→という無限ループにはまる日も。

こんなこと、本当に可愛いわが子のためでなければ絶対にやっていられない。

翌朝9時。
私も夫も朝からクタクタ。
赤ちゃんは今更ご機嫌。

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2006年9月19日 (火)

◆新しいこと/毎日の変化2



20日

抱っこしているときに手で服をぎゅっと掴むようになった。

ここ数日よだれが良く出る。
おっぱいを吸いたいときにこちらの準備が遅れて少し待たせたりすると、自分のこぶしをしゃぶってよだれでべとべとにしている。
中々可愛いので、そのまましばらく見ていると、だんだん動物的になってくる。



上下分かれた服を初めて着せてみた。
とにかく体が大きいので、早め早めに着せないとあっという間に着れなくなってしまいそう。







22日
プランタン初日。
昼間一度夫に預けて、夕方叔母に預けてお店の様子を見に行く。
ディスプレイはとても素敵に出来ていたし、お客様も沢山いらしてくださり盛況だった。
とても仕事が恋しい。





ディアモロッコ/宮本 薫
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2006年9月18日 (月)

◆新しいこと/毎日の変化



18日

新しいこと:
昨日くらいから、好きな方向に首を動かせるようになった様子。体も顔つきもどんどんしっかりしてきている。

手の甲をしゃぶるようになった。

病院では全然泣かない子だったのに、数日前からよく泣くようになった。
赤ちゃんだから泣くのは当たり前だけれど、抱っこをねだられて、泣き止まないと数時間何も出来ない。
そろそろ仕事の再開を考えなくてはならないけれど、どうしよう。

出産前は、モロッコに帰国したら子守に預けて今まで通り働こうと思っていたけれど、いざ出産してみると預けっぱなしは心配。
せっかくの可愛い時期、離れているのも勿体無い。

妊娠中は、(赤ちゃんが産まれてきて、可愛いと思えなかったらどうしよう。)と心の中で思っていたのだけれど、産んでみたらものすごく可愛くて親ばかまっしぐら。
24時間体勢の育児は想像していたよりも大変で、可愛いと思えなかったら出来ない。












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◆初めてのお出かけ



14日

今日は退院以来の家族でのお出かけ。
まだ生後二週間だから外出には早いのだけれど、パスポートの申請に行かなくてはならない。
赤ちゃんだけじゃなくて、私も超久しぶりの外出。
ただ、有楽町の交通会館までタクシーで行って帰ってくるだけの予定なのに、外に出ることが嬉しくて、「何を着せようかしら・・・私は何を着ようかしら。やっぱり生まれる直前に買ったMAX&COのワンピース?スリング、それともビョルン?ベビーカーはさすがにまだ早いし・・・。そうそう、そういえばオムツ一式も用意して行かなくては。」

なんだか浮かれている私の姿に夫はあきれ気味。
まあ、二週間こもりっぱなしだった訳だから、多めに見て欲しい。
結局代官山のピースリングで買ったスリングに入れて行く。

タクシーに乗って交通会館へ。
パスポート受付はものすごい人で、浮かれ気分が一気に萎む。
咳やクシャミしている人が居るとどきどきしてしまう。



せっかく苦労して撮ったデジカメ写真だけれど、残念ながら「暗すぎますね」の一言で却下されてしまい、写真屋さんで撮りなおすことに。
BEBEはいつも知らない人が沢山いると寝てしまうのだけれど、ここでも眠ってしまい写真が撮れない。
夫、私、写真屋さんのスタッフが必死で起こそうとするのだけれど、目を開けてくれない。

何とか撮れた一枚は、・・・これで良いの?と言う仕上がりだったけれど、一応規定は満たしていると言うことで受理された。
出来上がりは一週間後。

パスポートの受付で「お母さんは・・・」と言われて、一瞬誰のことか分からなかった。
私は赤ちゃんのお母さんなんだ・・・そうか。
とちょっとしみじみ。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2006年9月17日 (日)

◆パスポート写真撮影



生後一ヶ月でモロッコに帰国する予定なので、パスポートを作らなくてはならない。
新生児だろうがなんだろうが規定サイズの写真が必要と言うことなので、目覚めているところを狙って写してみたけれど、中々難しい。
シーツの皺なんかは後で消せば良いけれど、肝心の顔が証明写真らしくない。






暗すぎるので明るくして撮りなおし。




ディアモロッコ/宮本 薫
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2006年9月16日 (土)

◆大変な一日

8月13日 大変な一日

今日はじめて朝から夜まで赤ちゃんと二人で過ごした。
夫が居ても、誰か来てくれていてもメインで世話をするのは私だから、二人きりと言ってもそれほど大変では無いだろう、と思っていた。

トイレに行こうと思うと泣かれる、シャワーに入っていても、外の物音が聞こえないから落ち着いて浴びられない、抱っこしながら火を使うわけには行かないので、料理も出来ない。
寝ている時間ももちろんあるけれど、タイミングが中々合わない。

・ ・・これは中々大変。

母乳は相変わらず良く出る。
ここ2,3日、飲む量が増えてきた気がする。
きちんと満足するまであげ続けると、げっぷも含めて一時間くらい掛かる。
新生児は3時間置きにミルクを飲むということは知っていたけれど、実際は、オムツが気持ち悪くて目覚め、綺麗にしてから一時間くらい掛けてミルクを飲み、またお腹が一杯になっておしっこをするのでオムツを取り替えて、一時間くらい眠ってくれて・・・というサイクル一回分が2~3時間くらい掛かっている。

これに付き合っていると、ほとんど眠る暇は無い。

夜、夫が帰宅。
ほっとするのもつかの間、赤ちゃんが寝てくれない。
結局、午前0時から朝7時頃までずっと寝かしつけていた。
夫婦でクタクタ。
朝、大規模な停電があったらしいけれど、そんなことには気づかず熟睡していた。

鈴の音

ベッドの柵に鳥の人形を取り付けている。
手が当たると鈴の音がするということが分かったのか、単に偶然なのか、手で触れて音を出して遊んでいる様に見える。

手の麻痺

妊娠後期から両手の神経がおかしくて、指先の感覚が無い。
むくみのせい、産んだら自然に治るのではないか?といわれていたけれど、まだ直らない。
というか酷くなっているかもしれない。
赤ちゃんを抱っこするときも感覚が無いから落としそうだし、ブラインドタッチがきちんとできなくてとても不便




授乳直後の「あ~満足」な顔。
なんか、まだ赤ちゃんなのにおばあさんみたいだよ。



ポリポリ。
そんなこと言われても。




ちょっと一泣きしようかどうか迷っているお顔。



こぶしを握り締めて頬にあてたお得意のポーズ。
知らない人に覗き込まれていたり、お風呂に入るときなど少し緊張しているときのポーズ。



そのままうっかり眠ってしまったところ。

ディアモロッコ/宮本 薫

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2006年9月15日 (金)

◆退院翌日

8月9日~10日


20:30 授乳/おしっこ/オムツ替え

22:21 20:30から断続的にずっと授乳。
途中珍しく機嫌が悪くなったと思ったら大量の下痢。
オムツを替えて着替えさせる。
着替えるとまた欲しがるので授乳。
夫が「あげすぎなんじゃないか?」
と意見をしてくるけれど、最初の一ヶ月は欲しいだけあげて下さいと病院では言われていたので欲しいだけ飲ませる。


1:30 おむつ、授乳

5:05 おむつ 授乳 寒いので長袖着させる・うんち

8:00 胸が痛くて私のほうが先に目覚める。出来るだけ刺激しないようにシャワーを浴びるけれど、パンパンで熱を持っていてかなり痛い。出ない人も大変みたいだけれど、張りすぎるのも大変。

妊娠出産に関わるからだの不調や不快に関しては、妊娠中のお腹が大きいことによる不便は想像しやすいけれど、妊娠経過がとても順調だった私としては、この胸の痛みの方が辛い。
妊娠期間中16キロも太ってしまったのだけれど、出産直後で7キロ、その後も既に3キロ落ちた。
母乳なのでお腹がすくのだけれど、食べると張って痛いので食べられない。
なんだかいつもお腹がすいているひもじい感じ。
気がついたら手足のむくみが大分ひいていた。
足首を見るのは久しぶり。

8:15 姫お目覚め。おっぱい、おむつ、オレンジ色の柔らかいうんち/オムツの中に何かありよく見ると臍の緒だった。
ずっと寝てくれないので、夫に少し相手をしていてもらい、一時間ほどうとうとする。

10:30 おっぱい・おむつ
ずっと寝ないけれど、落ち着いて横になっているので、私がシャワーを浴びに行くとほげ-と泣き出した。
いつも泣くまえに対処してあげているから、こんな風に泣くのは珍しい。
まあ、一日一回位はきちんと泣いて肺を強くして下さい。

急いでシャワーから上がり、抱っこすると泣き止む。その単純さがたまらなく可愛い。
11:30 授乳/オムツ まだ午前中なのに本日5回目の授乳。本当に良く飲んでくれる。強く丈夫な子に育って欲しいな。

13:30 まだ寝ているので、私は久しぶりにPCに向かう。、

15:00 夫が帰宅。モロッコ風オムレツを作ってくれたので美味しく頂く。
15:30 沐浴。退院前に一度教えて頂いただけで自分でするのは初めて。オムツ替え。
病院で練習したときは激泣きされたのに、夫と私の二人でトライしたところ、気持ちよさそうに落ち着いている。こういうこと一つ一つが嬉しい。


お風呂のあとは授乳。
沢山飲んでぐったりと眠る。
いつもおっぱいを飲んだ後は、電池切れみたいな感じでくた~と寝てしまうのが可愛い。

17:00 授乳/オムツかえ(おしっこ)

18:00頃 友達が来てくれる。色々話をして楽しかったのだけれど、寝不足&貧血の私には2時間が限界。
ちょっと疲れてしまった。
我が家の赤ちゃんはいつもそうなのだけれど、お客さんが来ていると熟睡していて、帰ると目覚める。
ちょっと眠らせて欲しかったけれどはっきりと目覚めてしまう。
夜までの間に3回くらい授乳&オムツ替え。
このまま寝るかな・・・と思ってベッドに下ろすとはっきりと目を開けてこちらをじっと見る。

24:00 オムツ&授乳/約一時間

04:00 オムツ&授乳/約一時間

07:30 オムツ&授乳・・・中々寝てくれなくて結局10時頃まで抱っこ。






10:30 オムツ&授乳、赤ちゃんのお顔をぬれタオルで拭き、着替えさえる。
プチバトーの割と体にぴったりとしたボディを着せたら珍しく大泣き。
ほとんど泣かない子だけれど、嫌なものは嫌。という感じでとてもはっきりしている。
緩々の無印の肌着を着せたら泣きやむ。
とりあえず、落ち着くためのおっぱい。あげながら、夫が買ってきてくれたスタバのカフェラテ&キッシュの朝ごはん。


退院して二日目の一日が始まる。
赤ちゃんの手続き関連など色々と外に出なくてはならない用事があるのだけれど、今無理をして母乳に響いても困るので、今週一杯は仕事のことも忘れておうちで赤ちゃんとのんびり過ごしている。

「産まれた後が大変だよ」
と、子持ちの友人全員から言われて(どんなに大変なのだろう・・・)と思っていたけれど、赤ちゃんのことだけ考えていればよい毎日と言うのは想像以上の楽しさだ。

赤ちゃんの表情の一つ一つが新鮮だし、毎日少しずつ顔立ちが変化している気がする。
新生児の時期の赤ちゃんとは意思の疎通がまったく無いのかな?と思っていたけれど、もちろんそんなことは無く、オムツが汚い時は足をばたばたさせたり、おっぱいが欲しい時は口を動かしたり、眠くなるとあくびをしたり、ちゃんと分かりやすくアピールしてくる。

時々見せてくれる笑顔も、いわゆる「新生児微笑」というものらしいけれど、機嫌が悪いときは笑わないし、やっぱり気持ち良いから笑顔を見せてくれるのではないのかなあと思う。

ほとんど泣かないと言うのも、私がゆったりとした気持ちで居られる理由のひとつだろう。

今朝、体重を量ったら、また減っていた。
出産直後でマイナス7キロ、そこから更に3.5キロ減っていた。
浮腫んで足首が無くなっていたのもすっきりしている。




13:00 授乳・オムツ


15:00 授乳・オムツ
オムツを替えた直後にしゃーっとやられてお着替え


赤ちゃんは、4.1キロ(肌着込み)

今晩は、こんなに飲んで大丈夫?と言うくらい良く母乳を飲んだ。
三時間おきなんて冗談じゃないという感じで、ずっと抱っこ→授乳→おしっこ→おむつ交換→抱っこ・・・・
というのがずっと続く。

何か要求があると、泣きはしないけれど、体全体を使ってアピールする。
オムツが気持ち悪いときのアピールが一番激しくて、足をばたばたさせて上掛けを蹴り上げてしまう。

本当に産まれてから10日ほどの赤ちゃんとは思えない力強さだ。

相変わらず胸が張って痛い。
赤ちゃんの声を聞いたり、顔を見て可愛いなあ・・・としみじみ思っただけで張ってくる。

ディアモロッコ 宮本 薫
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2006年9月13日 (水)

◆退院

8月8日

退院。
産んでから一週間、病院でお世話になってきた。
赤ちゃんにとっては初めての外出。
今まで一週間、赤ちゃんの様子は常にチェックして頂いてきたし、何か変化があればすぐに相談できる環境だった。
一日中同室だったので、赤ちゃんと過ごすこと自体には問題は無いけれど、何かあったら・・・
と少し緊張してしまう。
病院が徒歩15分でよかった。
モロッコに帰ったら、早速良い小児科探しをしなくては。

夫が来たので、赤ちゃんと待っていてもらい、会計をしに行く。
一泊入院日数が多かった上に、日本の保険に入っていない私は全額自費なので一体いくらになることかと心配だったけれど、大体想像通りの金額だった。
聖路加は高いことで有名だけれど、本当に良い出産、また産みたいと思える経験が出来たので、ここにして本当に良かった。

退院手続き、準備がすべて整ったところで授乳し、洋服に着替える。
退院用の服は普通のワンピースだったので、授乳が出来ない。
うちの赤ちゃんはものすごく頻繁に飲むので、早く帰宅しなくては。

赤ちゃんも着替えさせる。
やわらかい花柄のツーウェイドレスにおそろいのお帽子&スタイ。
病院の服以外を着させるのは初めて。
赤ちゃん自身は呆然としていて、なんだか着せ替え人形状態だけれど、親の私的にはむちゃくちゃ可愛い。

赤ちゃんを抱いてお世話になった助産師さん、看護師さんに挨拶に行く。
このシチュエーションでは、当然「うわー、可愛いですね~」と言われるのがお約束。
でも親ばかな私としては「可愛い」と言われると無性に嬉しい。
まあ、産んだばかりだし、しばらくしたら冷静になるのだろう。
可愛いと思えないよりは思い過ぎる位が良いのだろう。

私たちが今暮らしているレジデンスまでは徒歩15分ほどの距離なので、夫、叔母、私、赤ちゃんの四人でタクシーに乗り帰宅。
発車直後、恐ろしいことに赤ちゃんを抱いた私が乗っている側のドアがいきなりあいた。
「あれれ、ちゃんと閉まっていなかったね。」
と平気な顔の運転手さん。
凍りつく私。
まさか日本のタクシーでそんなことが起こるなんて想像もしていなかったけれど、赤ちゃんが振り落とされたりしなくて本当に良かった。

レジデンスに到着すると受付の方達が「おめでとう御座います!!!」と笑顔で迎えてくれた。

赤ちゃんは病院を出てから一度も泣かず、ご機嫌。
お部屋に戻ってからは、叔母にお掃除&お買い物をお願いして、私は赤ちゃんとお昼寝。



今日は少し肌寒かったので、お祝いに頂いた長袖を着せてみた。
授乳直後の満足そうなお顔。



そのままコテンと寝てしまった。

ディアモロッコ 宮本 薫
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2006年9月11日 (月)

◆生後四日目



8月6日

生後四日目。
赤ちゃんの寝顔を見て可愛いなあと思うと胸が張って痛くなってくる。
人間の体って不思議だなあと思う。

お腹がすいたときの顔、オムツが気持ち悪いときの顔、満足な顔がなんとなく見分けが付くようになってきた。
意思の疎通が出来ているような気がして嬉しい。

新生児って、意思の無い寝たきりの存在なのかと思っていた。
こんなに表情が豊かだとは。






















ディアモロッコ 宮本 薫
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◆生後二日目



生後二日目。
生まれたときはくしゃっとつぶした様に見えた顔もだいぶすっきりしてきた。
黒目がちのアーモンド型の瞳、長い指、まつげ、爪。一つ一つが本当に小さくて愛おしい。



気の強そうな顔。会う人会う人に「ご主人にそっくりですね~」と言われる。




新生児って、触れたら壊れてしまいそうな砂糖細工のようなイメージだったけれど、「繊細さ」よりも「逞しさ」を感じる。
まだこの世に生まれてきて二日目なのに。





赤ちゃんと同室にするかどうかは、自由に決められる。
私は一日目は授乳時だけ、二日目からは昼間のみ、三日目からは一日中同室にしてもらった。
あまり泣かないので時々不安になって呼吸を確かめてしまう。

ディアモロッコ/宮本 薫
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2006年9月10日 (日)

◆誕生の日

7月31日

出産予定日は7月25日だったのに、まだ産まれる気配がまったく無い。
毎日毎日いやというほど歩いているのに。
「産まれたらゆっくり食事も出来ないから」と言う名目の毎日の「食べ収め」で体重は増える一方。

明日の検診までに兆候が無かった場合は、促進剤の使用も考えましょうと言われている。
なので、今日はひたすら歩いて買い物をしまくることにする。

赤ちゃん用品などの必需品と思われるもののお買い物は一通り済んでいるのだけれど、そういえば産後に私が着るものが無い。
モロッコから持ってきているのはマタニティばかり。
という事で松屋&三越に洋服を見に行く。

数ヶ月の間、マタニティばかりだったので、普通の服と言うだけで楽しい。
色や柄がキラキラして見える。
産後、どのくらい体型が戻るのか分からないので、とりあえず9号サイズを買っておく。

はち切れそうなお腹を抱えて歩いていると、色々な方に声を掛けられる。
「お腹、だいぶ下がっていますね。そろそろですか?」
と聞かれ、予定日超過だと言うと「デパートで買い物すると産まれるって言いますよ」と店員さん。
そうなると良いのだけれど。
私も夫もその他の家族もちょっと待ち疲れている。

気合を入れて七時間も歩いたお陰か、夜中にお腹がしくしく痛くなり始め、破水かおしるしか分からないものがあった。
病院に連絡すると、一応見せに来る様にとのこと。

午前四時。
熟睡中の夫を起こしタクシーで病院へ。
破水はしていないけれど、陣痛らしきものが来ているので一応入院することになった。
出産ラッシュらしく、個室が開いていないのでいきなりLDRに入る。

聖路加のLDRは有名なのでどんなお部屋かなと楽しみにしていた。
広々として、窓からは緑が見える病院らしからぬ雰囲気の良い部屋。

入院してもとりあえず元気だしすることが無い。
退屈なので夫とうろうろ散歩する。

「どう過ごせば良いですか?」
と見回りに来た助産師さんに聞くと、「好きにしていて良いですよ。体力を温存するためにお休みになっていても結構ですし、眠れない場合はお散歩をされていても陣痛が進みます。シャワーを浴びても宜しいですよ。」

お腹がすいていたので、出された朝食も昼食も完食。
モニターに拠れば陣痛は来ているはずなのだけれど、大して痛みが無いし、「何しに来ているのだろうね。」と夫と顔を見合わせる位元気。

午後、またうろうろと散歩。
新生児室の赤ちゃんを見に行く。
皆ものすごく可愛いけれど、あんなサイズの赤ちゃんが出てくるのかと思うと恐怖。

午後六時。
少し前から急に痛みがそれらしくなってきた。
助産師さんが「食べられそうなものがあれば少しでも食べておいた方が体力付くから。」
と夕食を持ってきてくださる。
痛みと痛みの間に8割位頂く。

このあたりまでは(陣痛ってこんなものなのかしら。出産なんて余裕かも)
と大きな勘違いをしていたけれど、夕食後から急に痛みが強くなってきた。

(どうして無痛分娩にしなかったのだろう。今からリクエストしても無駄かしら・・・)

夫は一応そばにいてくれたけれど、緊張と寝不足でイライラしているのが分かる。
まったく役に立たない。
夕方頃からずっと助産師さんが付きっ切りで居てくれるので、非常に有難かった。
彼女たちだけが支えと言う感じ。

八時頃担当ドクターの診察。
「良い感じで進んでいますね。明日の朝頃産まれると思いますよ。」

とのお見立て。
「はい。」
と素直に返事をしながら内心、(明日の朝なんて、これ以上無理。)
と思っていた。

その後、これは拷問かと思えるくらい痛みが強くなり、助産師さんのリードが無かったらおかしくなってしまいそうなほど。
どうして赤ちゃんを産もうなどと思ったのだろう。
とずっと後悔、もうこれ以上は頑張れないと思った頃にするっと産まれた。

3740グラム、53センチの大きな赤ちゃん。

生まれたばかりの赤ちゃんに初めての授乳をする。
この世に出てきたばかりなのにちゃんと吸い付こうとする。
産まれたばかりなのに、ちゃんと人間の形をしている。ミニミニサイズの手にはちゃんと爪が生えている。
当たり前のことなのだけれど、この子が少し前まで私のお腹の中にいたなんて信じられない。

出産は想像していた以上に大変だったし、もう二度とごめんだと思ったけれど、赤ちゃんと対面した瞬間に痛みの記憶が無くなった。
今までに経験したことの無いような喜びと幸せに圧倒される感じ。

産まれる直前にLDRを出て行ってしまった夫も戻ってきて、嬉しそうに赤ちゃんを抱いている。

ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/

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