子供時代の宝物
我が家には、いくつかの宝物があります。
「育児絵日記」
一歳から二歳頃、ほぼ毎日色鉛筆や水彩で、育児絵日記を付けてくれていました。
「今日はかおりの我侭でママはクタクタです。」とか、「今日、初めて自分でベランダに降りられるようになりました。」とか、毎日の様子が挿絵入りで綴られています。
母は五年前に亡くなっており、私は娘の育児について相談することは出来ないのですが、時々、母が残してくれた育児絵日記を開きます。
そうすると、忙しい育児の合間を縫って、丁寧に日記を書いてくれていたことや母も今の私と同じ苦労と喜びがあったのだなあ・・・と言うことを感じ、しみじみとした気持ちになり、
それだけで母が近くに居てくれるような気持ちになります。
「かおりの絵」4歳、5歳、6歳。
母が趣味で絵を描いていたせいか、私も絵を描くことが大好きでした。
一年間書き溜めた絵を取っておいて、セレクトしたものを丁寧に製本し、母が私の絵を模写した素敵な表紙まで付けられています。
「リバティプリントのお洋服を着た手作りのお人形」
これも母の手作りです。
赤毛の毛糸の頭のシンプルなお人形です。
私の子供時代が終わってからは、ダンボールに入れられて倉庫にしまわれていた時期もあったので、コットンのお顔にはシミが出来、お口がほつれていますが、これも私の宝物。
娘がもう少し物を大切にするようになったら、遊ばせようと思っていますが、今は手の届かないところに飾ってあります。
手作りと言えば我が家には良く近所の子供たちが遊びに来ていたのですが、子供たちが集まると、シーツでテントを作って子供たちの隠れ家を作ったり、椅子を倒して汽車に見立てて遊ばせてくれたり、大きな模造紙を食卓のテーブルに張って大きな絵を描かせてくれたりしました。
色々思い出すと、母は本当に子供と居る時間を大切にして、一緒に楽しんでくれたなあと思います。
それから、ピエロのオルゴール
これは私がまだ三歳くらいの頃に、母の姉がプレゼントしてくれたもの。
ほぼ30年前のものですが、今でもねじを巻くと綺麗な音色を奏でてくれるので、時々娘に聞かせてやります。
今残っているのは記憶と、少しの「もの」ですが、お人形や日記を見ると、子供時代の思い出が蘇り、とても満たされた幸せな気持ちになります。
大人になると、物を持つことが当たり前になってしまったり、物が沢山ありすぎて、一つ一つに対する思いが薄れてしまったりしますが、
小さな子供は、一つ一つのものに愛着を持ち、とても大切にしますね。
私の小さなバッグ。
私の小さな靴。
私のお気に入りのお人形。
私のキラキラのピンクのバブーシュ。
今年は、お子様用の商品を色々と計画していますが、一つ一つのものにこだわる小さなときだからこそ、使い捨てのものではなく、思い出になるような素敵なものを使って頂きたいなあと思います。
ディアモロッコ/宮本 薫
http://www.dearmorocco.com/






















































